1.熊野三山へ
2月、県選抜チームの指導もあるので、日程を前倒しして2週間ほど早く自分の誕生日小旅行へと出かけることにした。
かつて部活動の大会で何度か対戦したことのある三重県のO先生(和歌山県との県境にお住まい)のご教示もあって、和歌山県の那智勝浦町へ投宿して、以前から一度は訪れたいと思っていた熊野三山の聖地を巡ることにしたのである。
浜松からは、東名〜伊勢湾岸道〜東名阪道〜伊勢道〜紀勢道〜大泊バイパスを経て那智勝浦町まで、約300キロのドライブ。件のO先生が「久しぶりにお会いしたい」とのことだったので、熊野尾鷲道路を出てから鬼ヶ城を過ぎてしばらく行ったところの海岸端にて待ち合わせることにした。再会するのは10年ぶり。一緒に七里御浜の海岸に降りて、今回の旅行についてあれこれご教示していただいたお礼を述べ、その日に向かう予定の那智の滝や、那智大社の駐車場のこと、那智勝浦町や熊野本宮近くの温泉などについても、詳しいことを教えていただいた。
O先生と別れ、一路那智勝浦町へ。とりあえず、お昼を港近くの小料理店にて「まぐろ定食」をいただいた。家内ともども、生まぐろのあまりの柔らかさに感動した。お昼を済ませて、まずは那智の滝と那智大社へ。那智の滝近くの駐車場に車を停め、参道の石段を降りて滝の近くまで行ってみたが、その落差には圧倒された。
そこからさらに那智大社へ。社殿に拝礼してから、隣の青岸渡寺にも参拝。那智の滝の遠景と、青岸渡寺の三重塔が見事にマッチした絶景を見ることができた。
翌日は、補陀洛山寺へ立ち寄ってから熊野本宮大社へ。158段の石段を登って、立ち並ぶ社殿に拝礼した。そこから、田んぼの中を歩いて、かつて熊野川の中洲にあった本宮大社の社殿の跡地である大斎原へ。聳え立つ見事な大鳥居を潜ると、跡地には二基の石祠が建てられていたが、何か独特の霊感が感じられるような気がした。
湯の峰温泉にて公衆浴場に入浴後、熊野速玉大社へ。件の速玉大社は、たくさんの神々が祀られているらしく、全部で6箇所に参拝。これで今回の旅の目的である熊野三山をすべて参拝することができた。
2.コロナに罹患
3月中旬、家内がコロナに罹患したことが判明。同時期、自分も咳がひどく、夕方になると熱っぽい感じがしただけでなく、味覚に変調を来したことから、医者にはかからなかったのだが、確実にコロナに罹患していたのではと思われる。
その頃から、本を読んでもすぐに眠くなり、そのうちに本を読もうという気力もほとんどなくなってしまった。1週間ほどで味覚もほぼ正常に戻り、コロナもようやく癒えたと思われたが、それからしばらくはあまり食欲がない状態が続いた。
3.「第36回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会」
3月の終わり、今年も静岡県選抜チームのスタッフとして参加したが、結果は団体戦2回戦敗退、個人戦はダブルスで1ペアのみが初戦を突破しただけという結果に終わった。
いつもは、大会が終わるとやり切った感があるのだが、今年はチームワークの点で指導不足を感じて、割り切れない印象が残ったままだった。
来年の大会にも、選抜チームのスタッフとして参加することになったので、今回の反省を活かした指導を展開するようにしたい。
3.犬山祭へ
4月、岐阜県本巣市根尾谷にある淡墨桜を見てから犬山祭へ。
樹齢1500年と言われる淡墨桜はまだ咲き始めであったが、その大きさには圧倒された。
その日の泊まりは美濃加茂市。途中、関市にある武芸川温泉や刃物会館などに立ち寄ってからホテルにチェックイン。夕方からは、JR高山線と名鉄線を乗り継ぎ、犬山祭の下見も兼ねて犬山城下へ。城下町通りをひと通り歩いてみた。
翌日の犬山祭、祭り会場周辺には駐車するのが難しいとのことだったので、名鉄線新鵜沼駅近くに車を停めてから犬山駅へ。件の犬山祭、何台もの山車のからくりが印象的で、なかなか見応えのある祭りであった。
4.花桃の里へ
4月最後の週末、今がちょうど見頃となった南信州は阿智村の花桃の里へと繰り出すことにした。
東海環状道から中央道の園原インターを降りるとすぐに渋滞。もちろん花桃の里への渋滞である。第6駐車場まで行ってようやく車を停めることができたので、そこからは歩いて花桃の里へ。まさに、桃源郷という言葉がぴったりで、こんな場所があるんだ!とひたすら感嘆するばかりだった。
三遠南信道が全線開通すれば、花桃の里ばかりでなく南信州が近くなる。開通が待ち遠しい。
5.わが家の近くで事故
6月の初め、わが家のすぐ近くで、東名高速道路に子どもの乗ったワゴン車が落下するという事故があった。当日、サイレンの音がうるさく聞こえたので、火事かな?などと思っていたのだが、まさか車が東名に転落していたとは!びっくりした。
6.S先生の退職記念の会
6月第2週、高校で教え子も多くお世話になった沼津のS先生のご退職に合わせ、高体連の有志が三島市にて先生の退職記念の会が催するとのことで、午後からヨッシー、オノちゃんと連れ立って、三島市へと出動。当日は、久しぶりに高体連の先生方とも顔を合わせて、四方山話に花が咲いた。
途中、エピソード紹介とのことで、いきなりスピーチを指名されたので、先生との出会いから今日までのことをかいつまんでお話しした。なんとも楽しい会だった。
7.「第2回浜名湖畔麻雀会」
8月、内田樹先生の快気祝いを兼ねて、「第2回浜名湖畔麻雀会」を開催。会場は、前回(昨年6月)と同様、専用の麻雀ルームがある浜名湖畔の活魚旅館「あさしお」。
15時のチェックインに合わせて新幹線で来られた内田先生を、ヨッシーとオーツボくんに浜松駅までお迎えに行ってもらい、そのまま「あさしお」にて合流、早速麻雀ルームにて最初の半荘。
夕食が18時からだったので、キリのいいところで麻雀を切り上げ、入浴後に夕食。今回もたくさんのおいしい料理を出していただいた。最後は鰻飯とお吸い物。「食べきれない」などと言いながら、みなさん完食。
夕食後に再開後は、内田先生が怒涛の上がりを繰り返して2回連続でトップとなり、今回の勝ち頭に。
翌朝は、朝食後に目の前に広がる浜名湖の絶景を見ながら、立秋を過ぎた爽やかな潮風が入る部屋で、先生とあれこれお話をしながら、チェックアウトまでの得難い時間を過ごすことができた。
内田先生からは、「次回もぜひまたここで」と言われて喜ぶ若女将(学生時代から先生の著書を読んでいたとのことでした!)に、宿の前で写真を撮ってもらって解散。次回も楽しみである。
8.秋田県仙北市へ
8月、今年の家内の誕生日小旅行は秋田県仙北市へ。最初は新幹線で行こうと思っていたが、現地での滞在時間のことも考えて、羽田から飛行機で行くことにした。羽田から秋田空港まではちょうど1時間。お昼前には秋田に到着したので、レンタカーにて角館の武家屋敷へ。大ぶりの枝垂れ桜に圧倒された。桜の時期には、さぞや見事な桜が見られることだろうと想像した。
翌朝は雨。朝食を食べ終わるころになるとだんだん小降りになってきたので、様子を見ながら田沢湖まで出掛けることにした。
田沢湖は、その水深の影響なのか、曇っていても湖面が青く見える。その湖岸に立つ黄金の「たつ子像」。像の近くまで行ってみると、餌がもらえると思うのか、ウグイの群れが集まってきた。
そこからほど近いところに「田沢湖クニマス未来館」がある。田沢湖では絶滅したクニマスについての詳しい展示を見ることができる。このクニマスについては、中学校の国語の教科書に出ていたことを思い出した。絶滅したと思っていたら、どっこい山梨県の西湖で生きていたというお話だった。
お昼前からは、田沢湖を後にして乳頭温泉郷へ。
お昼は、ブナの林のすぐ近くにある「カフェぶなの森Fuu」にてパスタをいただいた。霧が立ちこめるブナの林は、なかなか幻想的な雰囲気だった。
乳頭温泉郷には全部で7つの湯があるのだが、まずはいちばん有名な「鶴の湯」へ。建物がひどくレトロな温泉で、硫黄の匂いのする白濁湯が印象的だった。
せっかくなので、さらに奥にある黒湯温泉にも行ってみたが、あいにく今日はお休みとのことだったので、これも7つの湯の一つである「休暇村乳頭温泉郷」へ。ブナの林に囲まれた露天風呂がよかった。
角館まで戻って、夕食に比内地鶏の親子丼をいただいたが、これがとびっきりのおいしさだった。今回お世話になったのは、角館駅前の「ホテルフォルクローロ角館」。ぐっすり眠れるいい宿だった。
9.関西学生アメリカンフットボールリーグ最終戦
11月第2週の日曜日、関西学生アメリカンフットボールリーグ最終戦観戦のため、大阪の万博記念競技場へ。
例年、この試合だけは欠かさず現地で観戦するようにしていて、ほとんどは、前泊から2泊して車で行くようにしていたのだが、今回は何回か一緒に観戦していた奈良のO先生も都合で来られず、試合後にてっちり宴会をしていた大阪のS先生ご夫妻も都合が悪いとのことだったので、宿泊は諦め初めて新幹線で日帰り観戦をすることにしたのである。
急ぐ旅ではないので、JRの「ぷらっとこだま」を往復利用することにした。この春から回数券が使えなくなったこともあり、格安チケットを利用するよりはかなりお安く乗車できる。しかも、指定席もチョイスできてドリンク付きなのである。
お昼前には新大阪駅に到着、少し早めのお昼にしようということで、「東洋亭」の洋食をいただくことにした。すでに行列ができていたが、そのまま待つこと30分の余。ようやく案内されたので、家内共々「百年洋食ハンバーグステーキ」と名物の「まるごとトマトサラダとライスのセット」をオーダー。これはたいへんにおいしかった!
新大阪からは、地下鉄北大阪線にて千里中央駅まで。そこから大阪モノレールに乗り換えて、万博記念競技場へ。雨は本降りだったので、用意しておいたカッパをスタンド裏で着用してから観戦。
試合開始から、両チーム一進一退の攻防が繰り広げられていたが、前半終了間際にファイターズが先制。後半はランプレーにパスを交えた多彩な攻撃でパンサーズを圧倒、24-3で快勝した!
その後、全日本大学選手権では、決勝の甲子園ボウルまで駒を進めたが、残念ながらリーグ戦では勝ったパンサーズに敗れてしまった。来年こそ王座奪回を期待したい。
10.愛知県大井平公園へ
11月中旬、ちょうど見頃を迎えている紅葉を愛でに、浜松からは車で2時間ほど、愛知県の山間にある大井平公園へ。
お昼前にはすでに駐車場は満車だったので、近くにある道の駅に車を停め、まずは道の駅に併設されている温泉にゆっくりと入り、近くでお昼を食べ、再び道の駅へと戻って、シャトルバスにて大井平公園へ。
気温差の関係からか、なかなか見応えのある紅葉を堪能することができた。
番外(今年読んだ本ベスト3)
1.『オデュッセイア(上・下)」(ホメロス/岩波文庫)
紀元前の口承詩を元にして編まれた叙事詩とのことだが、物語としてたいへんにおもしろい読み物である。紀元前から伝えられてきたのも、その物語としてのおもしろさに拠るところが大なのであろう。
2.『サピエンス全史(上・下)』(ユヴァル・ノア・ハラリ /河出文庫)
実際の資料から想像力を膨らませて語るその語り口がすばらしい。人類の歴史を、まるでドキュメンタリー映像を見ているかのように辿ることができる。特に、最後の第20章は衝撃的だった。何より訳が秀逸である。
3.『打ちのめされるようなすごい本』(米原万里/文春文庫)
文庫本で570ページの大冊だが、そのボリュームがまったく気にならない。どころか、読み終わるのが惜しいと思ってしまうほどで、あれも読んでみたい、これも読みたいと、読みたくなる本が次々に紹介されていて、どれから読もうかと迷ってしまった。
今年も残すところ、あと数日となりました。
昨今の政治情勢を見るにつけ、この国は大丈夫なのだろうかという思いが強くなるばかりですが、嘆いてばかりもいられないので、自分にできることから何かしら少しずつ取り組んでいけたらと思っております。
内田先生をはじめ、どちら様もよいお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。