12 月15日
今日もおばけちゃんと占いにゆく。
おばけちゃんがまたかなり病んでいる様子だったので急遽決定した次第である。
今日は以前から2人とも気になっていた J先生を指名した。
しかしこれがただでさえ病んでいるおばけちゃんのさらなる不幸となった。
待合室のようなところでJ先生の登場を待っていると、変な新撰組のようなはおりものを着たフツーのあんちゃんみたいな人がたかたか走ってきた。
すごく私見かもしれないが、占いの先生は絶対に走ってはいけない。
普通の先生(例えば学校の先生、塾の先生、お医者さんなどなど)は走ってもいいけど、占いの先生は特別である。
占いといえば、なんか紫っぽいもやもやが部屋中にたちこめていて、水晶玉やタロットで荘厳で厳粛な感じで先生がうにゃうにゃ占うというイメージがある。(私だけ?)
なのに!若い軽い感じのおにいちゃんがたかたか走ってくるなんて・・。(その上服装も怪しいのだ。)
まずそこから信頼性という山の地盤が緩みだす。
そして肝心の占いが始まったのだが、始まってすぐ、先生の「姓名判断もタロットも何でもしますよ~何しましょ。」という軽い(軽すぎる)発言に、また信頼性の山の岩がひとつカラカラと崩れていった。
(軽すぎる。何かが違う。何だ~この兄ちゃんは!!)2人の心の叫び。
占いであれば、何かに特化した先生でないとイマイチ信頼できないと思うのは私だけではないはず。
そしてとりあえず(本当にとりあえず)2人ともお決まりの恋愛について占ってもらったのだが、これがまた見事に外れっぱなし。
姓名判断で自分はどんな人なのかを、あれやこれやと説明するのだが、何一つ当たらない。ここまで当たらない人も珍しいのではないか。この時点で私の中では信頼性の山はすでに崩れていた。
が!おばけちゃんは占いでろくなことを言われなかった上に、それをなぜか信じてしまったので、後が大変だった。
とにかく元気を出すために中華を大量に食べて2人でとぼとぼ帰った。
何が起ころうとも、あのJ先生には2度会うことはないだろう・・・
12 月18日
マツケンサンバがエンドレスで鳴り響く中、お買い物。朝からバーゲンに走る私。
マツケンサンバがBGM となって購買意欲が高まってしまった。
マツケンサンバおそるべし・・・
12 月20日
おばけちゃんの悪霊を退治した記念日。というか、むしろおばけちゃん自身が最近悪霊のような悪事を働いていたので、その悪霊・おばけちゃんを浩子が退治したのである。
おばけちゃんが病んでいるのは主にというか 100%恋愛関係のことなのだけれど、その影響はこっちにまでガンガン及ぶ(例、夜中の泣きながらの電話)ので、浩子のためでもある。
とりあえず、浩子の貢献により憑きものは取れたので、おばけちゃんはすっきりして帰宅した。
夜というか夜中に、大学時代の友達のちぃから電話がかかってきた。
寝かけていたけど、久しぶりだったので楽しくなってぺらぺらしゃべる。
話題は大学時代の友達15人くらい集まって行われる忘年会について。
大学時代にみんなで何かと集まっていた場所で開催するのですごく懐かしい。
今からすごーくたのしみ☆
電話を切って、はっ!と明日も仕事があることに気づく浩子でした。