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2010年12月 アーカイブ

2010年12月08日

スーさん、コミュニケーション能力について考える

12月6日(月)

先週の木曜日、浜松市では中学1,2年生を対象に、国語・数学・英語の「学習内容定着度調査」が実施された。
自分は、中学2年生の国語を採点したのだが、そこでいくつか気がついたことがあったので書き留めておきたい。

最初の問題は、放送による問題。体育大会時の連絡放送を聞いて、質問に答えるという形式の問題である。
放送内容は、こんな感じ。
「保健委員は健康観察を、体育委員は欠席者がいた場合に代理選手を決めること、その際には担任の先生とよく相談すること。応援席へ持って行く物は、弁当・水筒・タオル。集合完了時刻は8時35分、入場行進は45分、開会式は50分から。」
続いて発問。
問1、体育委員の仕事は?、問2、その際に注意すべきことは?、問3、持っていくものは?、問4、集合完了時刻は?
ちゃんと聞いてメモを取っていれば、何ら間違えようのない問題である。
ところが、採点してみると、問1では「健康観察」という答えが少なからずあった。確かに、「保健委員」か「体育委員」かは間違えやすいところなのかもしれないが、それでもちゃんと聞いてメモしていれば間違えるような発問ではない。

続いて、問題番号三は、文章中の漢字の誤りを2箇所訂正する問題。「対称的」→「対照的」、「感心」→「関心」と訂正するのだけれど、これがあまりできなかった。

さらに、問題番号五、熟語の構成が同じものを語群から選ぶ問題である。以下、よろしければやってみていただきたい。
①往復、②読書、③未熟、が問題。語群は、ア骨折、イ投球、ウ温暖、エ勝負、オ新人、カ無限。さて、答えは?
最も正答率が低かったのは①往復。反対の意味の語による熟語構成あることが理解できなかったようだ。

問題番号六は、文法の問題。特に、文中から活用する単語を選ぶ問題の正答率が低かった。問題文は、「明日、わたしは早く起きる。」である。活用する単語は、「早く」(「早い」…形容詞、「起きる」…動詞)の二つである。どうやら、「活用する単語」というのが理解できていなかった模様だ。「わたし」や、助詞の「は」を書いた答えも目立った。「わたし」がどうやって活用するというのだろう。でも、これは教えた側も反省材料である。

最後は作文の問題。小・中・高生の「なりたい職業ベスト5」というアンケート表を見て、前半段落で「表を見て気づいたこと」を、後半段落で「それについて自分が考えたこと」を、140字以上180字以内で書く問題である。ここでは、文体の不統一(常体と敬体の交ぜ書き)による減点が目についた。

まとめてみる。
課題その1…「関係性を見つける」
熟語の構成を見つけ、それと同様の構成語を見つける問題というのは、なかなか難しい問題なのであろう。これは単に、反対語とか類語を書く問題とは違う。2語の関係性を見出し、その関係性にある熟語を見つけるという、知的レベルが一段高い操作を要求される問題だからである。
そういう能力を、授業でいかに身に付けさせるか。これは、今後の重要な課題の一つとしてとらえたい。

課題その2…「同音異義語」
そのことと関連があるのかどうかはわからないが、漢字の訂正問題では、同音異義語をあまり知らないということも気になった。
ワープロソフト全盛の時代だから、漢字を書いて覚えるということは必要ないとお考えの向きもあろう。が、同音異義語を正しく知らなければ、変換候補の中から正しい漢字を選択することはできない。正しい選択ができなければ、それは誤記となる。

課題その3…「聞く力」
聞いているようなフリをして、実際には聞くべきことを聞いていないということが問題である。
基本的に、相手の言う事を正しく聞き取ることができなければ、それに対して適切な反応を返すことはできないであろう。つまり、メッセージの受信装置の感度が悪ければ、もちろん発信もできないということである。
これは、コミュニケーションの基本に関わる重要な問題である。授業では、毎時間の始めにテーマを与えての簡単なスピーチをやらせているが、それだけでは聞く力は涵養されない。具体的にどうするか考えたい。

課題その4…「作文」
常体と敬体を交ぜ書きにするということも含め、問題は「誰に向けて書いている文章か」ということが自覚されていないということである。
例えば、「北朝鮮はいきなり砲撃をするとか、ヤメてほしいです」というようなことをスピーチした場合、それが誰に向けてのスピーチかということがはっきりしていないと、その言語は発せられた瞬間に雲散霧消してしまう。誰の胸にも届いていかないということだ。
作文についてもまったく同様で、常に読み手を想定し、その読み手ができるだけ読みやすいように書くことが基本となろう。つまり、想定される読者へのリスペクトがあれば、文体が不統一のままの文章は書かないということなのである。
これは、今後の作文指導の中でいちいち指摘しながら指導していくことが必要であろう。

もちろん、これは本校生徒の実態であって、全国の中学生の実態であるというわけではない。
ただ、気になったのは、「現在の中学生のコミュニケーション能力は低下しているのだろうか?」ということである。例えば、「キミ、足いくつ?」と聞かれて、「24.5だよ」と答えるのではなく、「2本」と答えるような生徒が増えてはいないだろうか、という懸念である。
こういう実態というのは、何によって調査可能であろうか。もしもそんな調査があるのなら、ぜひどこかで実施していただきたいと思う。
そうして、具体的なコミュニケーションの取り方に何らかの齟齬が見られるというのであれば、至急それへの対処法を考えていかなければならないであろう。
とりあえず、自分は本校生徒たちのためにやれることから始めるつもりだ。

2010年12月14日

スーさん、テレビを買う

12月13日(月)

別に、どうしても地デジのテレビが欲しかったわけではない。
買うんなら、来年夏のボーナスでと考えていた。でも、先月(11月)の初めから、新聞のチラシで「お急ぎください!エコポイントは来月から半減されます!」攻勢にさらされると、「うーむ、どうせ買い替えなきゃいけないわけだし、それならエコポイントも満額いただいた方が得だよなあ」と下司な考えを持つようになってきた。
それからというもの、「ま、買うんならコレかな」などと家電量販店のチラシを見ながら自然と品定めをするようになっていた。選んだのは、32型、録画機能の付いたもので、価格は10万円以下のもの、という条件を満たす機種であった。
以前から、誰彼とはなしに「T社製のものがよい」という噂を耳にしていた。いきおい、選択肢の第一は、「T社製」ということになった。

エコポイント満額支給まで残り10日あまりとなった先月の中旬過ぎ、土日はかなり混み合うだろうとの予想で、金曜日の夕方にチラシで見た家電量販店に行ってみることにした。
テレビのコーナーで、目星を付けていた商品を探した。程なく見つけることができた。でも、チラシよりは多少高めの値札が付いていた。近くの店員に声を掛けて、「あのこれ、ちょっとは安くなるんすか?」と尋ねてみた。「残念ながらこれ以上は…」というお答えだったので、「じゃあ、納期はいつになります?」と聞くと、「ちょっとお待ちください」と別の店員のところへ行ってあれこれと打合せ後に、「すみません、この機種は注文商品なのですが、発注してもいつ入荷するかまったく未定とのことです」という返事が返ってきた。そんな商品ではお話にならない。そうですか、じゃ結構ですと言い残して次のお店へ。

同じ商品のチラシを見たことのあるKデンキへ行ってみることにした。
到着して、テレビコーナーで件の機種を探した。なかった。店員も他の客への対応で忙しそうにしていた。商品がないなら仕方がない。同様の機能を持つ機種を探してみたが、どれも値段が予算オーバーするものばかりだった。諦めて次のお店へ行ってみることにした。

Kジマ電気では、いきなり店員をつかまえて、「すみません、32型・録画機能付き・10万円以下のテレビは?」と聞いてみた。紹介された機種は、チラシで目星を付けていたものよりは多少割高だったが、ハードディスクに録画できるもので、ブルーレイも見られる代物だった。値段と納期を確認した。ほぼこれでよかろうと見当を付け、最後にYマダ電機で比較して安い方のお店で購入することにしようと決めた。

さて、最後のYマダ電機である。何と、ここのテレビコーナーは、ファミレスのように順番待ちの名簿欄に「テレビの説明順番待ち」の名前を記入することになっていた。
待つこと暫し。ようやく名前が呼ばれたので、Kジマ電気と同様の条件を言ったところ、「それならこのへんの機種ですね」といくつかのテレビを紹介してくれた。その中には、Kジマ電気で目星を付けたものもあった。値段は、…かなりこちらの方が安かった。ちょっと驚いた。
それから、店員の詳しい説明を聞いた。最後の選択は、録画をハードディスクにするかブルーレイにするかというところに絞られたのだが、決め手となったのは、ブルーレイ機種の方はLEDを使用していてエコだが、ハードディスク機種の方は光電管を使用しているということ、それから、家にブルーレイの録画再生装置があってもよかろうということだった。
かくして、S社製の32型・ブルーレイ録画再生機能付き・10万円以下のテレビを購入することになったのであった。

そのテレビが先週火曜日に搬入・設置された。
その日、自分は出張が入っていたので、妻に午後から時間休を取ってもらって設置に立ち会ってもらうことにした。
途中、妻から「なんか、BSの電波が弱くてうまく映らないんだって。アンテナの位置を変えるか、新たにアンテナを設置するかしないとダメみたい」とメールが入った。そうなのだ、アナログの時からそうだったのだが、BSは確かに電波状態が悪かった。
家に帰ると、居間に地デジテレビが鎮座していた。スイッチを入れてみた。しばらくして画面が明るくなった。おお!と思わず声が出た。確かにキレイだ。チャンネルをBSに変えてみた。こちらは、映ったり映らなかったりだった。言われたとおりだ。仕方がない。これはもう一度ちゃんと見てもらうしかなかろうということになった。

翌日、BSの件でYマダ電機に電話してみた。妻の休みを確認して、「じゃあ、金曜日にお願いします」と依頼した。
その金曜日、Yマダ電機の人は朝一番で来てくれた。例によって妻からメールが入った。BSのアンテナは、隣の実家と兼用しているのだが、どうやらその接続の仕方がかなり杜撰だったらしい。その解消のためにブースターを介入させてあったのだが、その接続も正しくなかったとのこと。結果的に、ブースターの接続を替えてみると、それまでは4割以下だった電波状態が7割以上まで回復したらしかった。妻が見ても別段支障はない状態だったので、「そのまま様子をみることにしたから」ということだった。

その日の夕方、家に帰る前に、ここいらでは例外的にMacを専門的に扱っているKデンキに寄って、Apple TVを購入した。地デジに換えたらすぐに購入しようと前から決めていた製品である。
家に帰って、さっそくBSの番組を確認してみた。文句なしのきれいな状態で視聴できた。すぐさま、その日BS-hiで放送されたハイビジョン特集「響け千人の交響曲~ベトナム国立交響楽団の挑戦~」を見ながら録画してみた。
終わって、今度はApple TVを接続してみた。本体といいリモコンといい、まるでオモチャのようだったが、なかなかどうしてこれが面白かった。いかにもアップルらしい遊び心に溢れた代物だった。

このところ急に充実してきたわが家のデジタルライフ。
かくして、冬籠りの準備は用意万端整ったのである。

2010年12月21日

スーさん、アップルのおねいさんとお話する

12月20日(月)

地デジテレビ購入と同時にApple TVも購入したことは、先週この日記にも書いたとおりである。
購入と同時に、自宅の無線LANと接続し、Mac miniともファイル共有できるようにして、Mac mini内の写真や音楽を地デジテレビでも楽しめる喜びを実感したばかりだった。

ところが、購入した翌日にそのApple TVがご機嫌斜めとなってしまったのだ。
支部例会前に自宅まで迎えに来てくれたオノちゃんとヤイリくんに、「見てみる?」とApple TV見せびらかそうとスリープを解除したところ、どうもMac miniとの接続がうまくいかないという事象が出来した。
とりあえず、そのときはPCのモニタで見ることができたのであったが、肝心の地デジテレビで見れないことにはApple TVを購入した意味はない。
最初はちゃんとMacを認識したのだから、どこかで不具合が生じているのだ。仕方がないので、初期設定からやり直してみることにした。

まずは、互いの「ホームシェアリング」を「切」にして、Apple TVにApple IDを入力し、Mac miniとファイルのシェアリングができるかどうか確認してみた。しかし、何度トライしてもうまくいかない。互いに繋がっているはずなのに、Apple TVがMac miniを認識しないのである。
無線LANがうまく機能していないということなのだろうか。
無線LANに接続していなければ、インターネットには接続できないはずだ。でも、メニューの「インターネット」からはYou Tubeをちゃんと見ることができる。てことは、無線LANには接続している。

よくわからないので、ネットで「Apple TV、接続できない」と打ち込んで検索してみた。アップルのサポートページが出てきた。題して、「Apple TVがiTunesで認識されない場合のトラブルシューティング」。
そこに記載されていた「最初に行う手順」を全て確認してみたが、何も問題はなかった。
「トラブルシューティング」には、その手順を実行してもうまく接続できない場合の手順が、さらに10項目ほど記載されていた。
さすがに、モデムや無線LANルーターの電源まで全て引っこ抜いて設定し直す度胸はなかったが、それ以外の自分でも確認できそうな項目については実際に試してみた。
でも、やっぱりApple TVはMac miniのファイルを認識しなかった。

サポートページには、「ホームシェアリングに関するトラブルシューティング」という追加記事もあった。すぐにチェックしてみることにした。6項目ほどの「解決方法」が紹介されていた。以下のとおりである。
○ホームシェアリングを有効にしたコンピュータが利用可能なことを確認する。
○最新バージョンの iTunes がインストールされていることを確認する。
○Apple IDを確認する。
○ネットワーク接続を確認する。
○ファイアウォール設定を確認する。
○写真の共有が iTunes で有効になっていることを確認する。
これらの項目中、怪しいものがあるとすればネットワーク接続である。さっそく、ルーターのIPアドレスとApple TVに表示されているルーターアドレスが一致しているかどうかを確認してみた。問題はなかった。

かくなる上は、Macの場合にはよく使う「コンセントを引っこ抜く」という荒業を試してみるしかない。
Apple TVの電源プラグを抜き、Mac miniの電源も抜いて、Mac miniから電源再投入を行った。そうして、もう一度Apple TVの「ホームシェアリング」を設定するためにApple IDを入力してみた。そうして、祈る気持ちでApple TVメニューの「コンピュータ」欄を確認してみた。
ダメだ。繋がらない。

先週の月曜日。
一度はちゃんと繋がったのだから、諦めるわけにはいかない。
附属の「設定ガイド」の冊子をもう一度よく読んでみた。どうやら、モデムも含めて全て電源を引っこ抜いてやり直してみるしかなさそうだった。でも、自分だけでやるのにはかなり抵抗があった。
ネットのトラブルシューティングのページには、サポートの電話番号が記載されていた。すぐに電話してみることにした。

音声ガイドに従って、必要な番号をプッシュしていくとサポートセンターにつながった。
問われるままに、製品のシリアルコードやこちらの住所、メールアドレスやらを答え、現在の不具合について説明した。
相手は、何度も「ありがとうございます」という言葉を繰り返しながら、具体的な対処方法を一つずつ説明してくれた。言われるままに試してみた。
だが、そのほとんどは事態の改善には至らないものばかりだった。「では」ということで試したのが、モデム・無線LANルーター、Apple TV、Mac mini全ての電源コンセントを引っこ抜き、再度電源投入していくという方法だった。
「えーと、モデムとか電源抜いて、またインターネットの設定をし直すとか、自分ではできないんですけど、大丈夫ですか?」と尋ねたところ、「大丈夫ですよ」という優しい答えが返ってきた。あまりにアホな質問だったので、きっと電話口の向こうでは憫笑していたことであろう。でも、そんなことはおくびにも出さず、丁寧に答えてくれたのだ。
「電源を抜いたら、そのまま1分ほどお待ちください」と言われたので、「実は、iPhoneのremoteアプリも、Apple TVを認識しないんです」と尋ねてみた。「わかりました。では、そちらはApple TVがうまくつながったら対応しましょう」と言われた。いい感じだなあと思った。

それぞれに電源を再投入していった。そうして、「ホームシェアリング」を設定し、恐る恐るApple TVのメニューから「コンピュータ」を確認してみた。「あ!出てる!Mac mini出てますよ!」と思わず電話口で大きな声を出してしまった。「そうですか、ああよかったです!」と「アップルのお姉さん」もうれしそうに答えてくれた。対応してくれた時間は30分の余。何だか、電話口の人が他人とは思えないような気持ちになった。
「では、iPhoneのremoteも立ち上げていただきますか?」と言われたので、おおそうだった、と立ち上げてみた。ちゃんと、Apple TVもMac miniのiTunesも認識してくれた。どうやら、モデムか無線LANルーターとの相性が悪かったらしい。
繰り返しお礼を言いながら、電話を切った。

Macユーザーのみなさま、持つべきはアップルケアのお姉さんです。

2010年12月28日

スーさん、選抜チームを率いる

12月27日(月)

久しぶりにソフトテニスの話題を。
東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)の選抜チームばかりを集めた、第20回東海中学生ソフトテニスインドア大会が、今年も愛知県西尾市の総合体育館にて開催された。
各県とも3チーム(ただし、開催県の愛知はプラス1チーム)の計13チームによる団体戦である。

初日(23日)は予選リーグ。
本県は、Aチームが岐阜B・三重C・愛知Dの4チームリーグ、Bチームは岐阜A・愛知Cとの3チームリーグ、Cチームは愛知A・三重Bとの3チームリーグという組み合わせだった。
結果、Aチームは、愛知D・三重Cに勝ち、岐阜Bに負けて2勝1敗のリーグ2位、B・Cチームはそれぞれ全敗でリーグ最下位という結果だった。
それでも、試合内容はどのチームも悪くはなく、要所で凡ミスが出たり、攻めが中途半端になったりしての失点だったから、それを多少なりとも修正できれば、それなりにやれるのではと思っていた。

翌日(24日)は決勝トーナメント。
初戦の組み合わせは、Aチームが愛知D、Bチームが愛知C、Cチームが愛知Aである。
Aチームは難なく初戦を突破、Bチームも前日予選リーグで負けた愛知Cに3番勝負で競り勝って、それぞれベスト8入りを果たした。
残念ながらCチームは負けてしまったが、Cチームを指揮したコーチによれば、前日よりはずっといい試合内容だったとのことだった。

準々決勝、Aチームの相手は強敵の岐阜A、Bチームは前日にAチームが負けている岐阜Bとの対戦だ。
決勝トーナメントでは、Aチームはこの試合が一つの山場になるだろうと思っていた。相手はジュニアで試合経験豊富な選手を擁する岐阜Aチーム。前日の予選リーグで、本県Bチームとの対戦をじっくり見させてもらったが、前・後衛ともにバランスがよく、後衛並行陣にしても一筋縄では行かぬペアとの印象が強かった。そのため、試合前には具体的な戦術を選手に徹底させ、攻めどころの確認を行っておいた。
その甲斐あってか、トップは最初のゲームこそ落としたが、第2ゲームからは終始リードを奪って快勝、続く2番もテンポのいい攻めで快勝してくれたのである。選手たちの喜びも一入であった。
これでベスト4。
Bチームは、岐阜Bに3番勝負と食い下がって、ゲームカウントも2-1とリードしたが善戦もそこまで、その後は3ゲームを連取され敗れてしまった。それでも、強敵の岐阜B相手によく健闘したと言えよう。

さて、Aチームの準決勝は愛知Bが相手。しかし、Aチームの勢いは止まることがなかった。トップ、2番ともにストレート勝ちして、いよいよ決勝戦へとコマを進めることになった。
その決勝、相手は過去10回以上の優勝を誇る三重A。今年も、U-14のStep4(全国レベル)入りした選手を擁する強豪チームである。
トップ、よく攻めたがミスも重なって1-4で負け。しかし、2番は逆に相手後衛並行陣をものともせずにストレート勝ちして、3番勝負となった。
その3番勝負、いきなり3ゲームを連取されたが、そこから粘って2ゲームを取り返す。このまま勢いに乗ってファイナルゲーム(タイブレーク)に持ち込めば勝機も出てくると思っていたが、そこは自力に勝る三重Aチーム、最後はU-14の前衛選手に決められて、そのまま2-4で負けてしまった。
それでも、静岡県の男子としては4年ぶりに準優勝という結果を残すことができた。選手たちの健闘を讃えたいと思う。

今年の選抜チームには、昨年からチーム入りしていた選手が4名ほど入っている。だからというわけではないが、大会前はそれなりにやれるのではとも思っていた。
しかし、予選リーグではわれらがAチームも試合巧者の岐阜Bチームに敗れるなどして、やはり簡単には勝たせてもらえないと実感させられていた。そんな前日の敗戦があってこその準優勝だったと思う。
決勝トーナメントの日は、朝からどの選手たちも気合が入っていると感じていた。それは、1本1本のボールの勢いに現れていた。こういうときには、結果も付いてくるということなのであろう。

今年は選抜チームの監督として3年目を迎える。そろそろ結果を出さねばとも思っていた。その最初の試合で準優勝できたのはうれしかった。おかげで、気持ちよく新年を迎えられそうである。選手・コーチに感謝したい。
これを弾みにして、新年からはさらなるレベルアップを目指し、勢いをつけて3月の終わりの都道府県対抗戦の本戦に臨みたい。
がんばろう。

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