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2007年1月 アーカイブ

2007年1月 8日

遊牧民の血が騒ぐけれどブリ大根

le 7 janvier


遅くなりましたが、
みなさま、あけましておめでとうございます。

この2007年も、マイペースに
“とほほ”日記を続けて行きたいと思いますので
どうぞよろしくお願いいたします。


ということで、明けました。
・・・というか寒い。
恐ろしく寒いよ・・・。

えっと、2007年ですねぇ。
私は、去年がかなり良い年だったので、
今年も良いことがたくさんある、なんてことは
ないんだろうなぁ。
なので、今の状態より悪くなることのないよう、
地道に控え目にがんばってゆけたらいいなぁと
思っています。
ちなみに、おみくじは小吉と末吉・・・。
ま、まぁ去年もこんな感じだったと思うし、
これぐらいが妥当な気もします・・・。

毎年言ってる気がするけど、目標立てるの
苦手なんで(というか、たぶん忘れるし)、
何も掲げないですけど、それなりに
ほんわか過ごしていけたら、それが一番良いです。

いつもの年明けは、とりあえずひたすらだらだら
してる感じなので、今回も未だ気分がお正月モード。
ダメですね。
4日に初出勤してるんですけど、たまたま
その後今日まで3連休だったりするんで、
どうもお正月の延長っぽいんですよ。

早く、通常モードに戻さなければねぇ。

まぁ、来年は3連休だ、とか言ってられないかも
しんないですけど。
どうやら、雇用形態が変わるみたいなんで。
確定ではないらしいですが、現在の平均して週4日
勤務から週5日勤務になるそうです。
じゃぁ、お給料もその分増えるのかっていうと、
そうじゃないという。
ちょこっとだけ増えるんです。
だから、時給に換算すると減る。
そして、相変わらずボーナスもなし。

決して良い条件ではないので、上司からの意思確認が
年末の仕事納めの日にあってですね、
急に言われても・・・と思ったので、とりあえず
保留にしたまま新年を迎えたわけなんです。

休み中に他の人の意見も聞きつつ考えて、
私は来年度も残りたいという結論を出しました。
まぁあくまで希望なんで、上から切られたら
それまでですけども。

条件が変わって、お給料もその分増えるとか、
ちょっとだけボーナスが出るとかだったら、
その場で「お願いします。」って言ったと
思うんですけど、そうじゃないですからねぇ。
それでも残りたいと思ったのは、元々
1年契約で最長2年間働けるという話だったので、
2年はここで働くつもりだった、ということがまず一つ。
つまり、その先を全く考えてなかったわけでして・・・。

もう一つは、今の仕事がまだまだ中途半端である
ということ。
この状態で、新たな仕事を探すのは嫌だなぁと。
再来年度のことは、追々考えるとして、
とりあえずあと1年で、今の職場とその周辺のことを
もっと知っておきたいと思ったんです。

私が採用されたときは、最長2年という条件でしたが、
今回の変更に伴って、職場側と本人側、両方が
継続を願えば何年でも働くことができるというように
なるそうで、これは良いことかもしれないですね。

契約とか臨時とか嘱託とかで、期間限定で働いてると、
馴染んだ頃にまた別の職場を探さなきゃいけなかったり
して、落ち着いて働けない気がするし。

まぁそういうことで、ぷーたろぅな私も、
職場と私が望めば、今の場所で長く働くことが
できる、ということになりそうです。

望めばね。
こんな報告をしておきながら、遊牧民の血が
騒いでどっか行っちゃうかもしれないですけどね。

お金については、今のお給料でも、実家にいるので
平気といえば平気。
貯金する余裕はないですけど。
来年度から、ココで働くなら、今よりちょっとだけ
収入が増えてお休みの日がだいたい月に4日ほど
減るわけですので、もしかするとちょっとずつでも
貯金というものができるかもしれない。

まぁ貯めても、旅行行こう!とか行って
使っちゃう可能性が大ですが。

その、今までより働く時間が増えてるのに、
それにお給料が比例しないっていうのは、
ひっかかるポイントだったりしますよ、そりゃ。
でも、そこは割に合わないものだって
先生も言ってらっしゃるし・・・。
そんな言うほどたいした仕事してないのかも
しれないしなぁ、みたいな。

お金もやる気につながるけど、人との出会いとか
職場の雰囲気とか、そういうのだって
やる気につながるし、何となく楽しい職場、
何となく楽しいかもしれない毎日ってのが
大切なんじゃないだろうか、と思う。

4月からのことについて、上司と話したとき、
私は、もっと他にも仕事をしたい、と伝えてみた。
だって、一日の労働時間が今より長くなって、
月に4日も働く日が増えるんですよ。
今の勤務状態で、今の仕事は回ってるわけですから、
時間余りそうじゃないですか。
例えば、イベントのお手伝いとかももっとしたい。
1年目は参加してなかった部分にも、余裕があれば
参加したいなぁと思うので、また上司に
相談してみようと考えています。

今回話した上司には、「今でも結構暇なんちゃう?
マスモトさんはもっと忙しい方がいいんやろ?」
と指摘されてしまってですね・・・。
私が、何となくうずうずしていることを、
もしかして見抜かれているのかもしんない。
事務仕事が多いから、こんな私でも
体力的には余ってますんでねぇ。
まぁ忙しくなれば、またそれに順応していけるよう
がんばる気はあります。

どうなることやら。


さて、今日は七草粥の日ですね。
本当は朝に食べなきゃいけないんですけど、
うちは夜ご飯に食べます。

今、母が旅行中なので、今年は私が作ります。
土鍋でぐつぐつ。
あとそれとブリ大根を作る予定。
父が畑で育てていた大根が、やっと大きくなったので、
それを使って。

というわけで、作ってきます。
おいしくできるといいんですけど。

2007年1月14日

借りてきた犬

le 13 janvier


新しく、うちに黒柴が来た。

5月にやって来たのは、メスの“はな”。
今回やって来たのは、オスの“ゆう”。

私は、“はな”がいるから、“たろ”にしようよ、
と言ったんですけど、タロイモみたいだから
という理由で敢え無く却下され“ゆう”に
なりました。
タロイモじゃなくって、「“はな”こ」と
「“たろ”う」なんだけどなぁ。

なんか、父がどうしてもオスを飼いたいと
言い出したらしくて。
母や私は、普段からいろんな買い物をするけど、
父はほとんどお金を使わないので、
たまには・・・ということになり、
“ゆう”はあっさりうちの家族となりました。

ペット屋さんからうちまで帰る車中、
まるで借りてきた猫のように大人しかったんですけども、
本当に借りてきた猫だったようで・・・。

一日目は、まだ慣れないから静かでしたが、
二日目からは、別人ならぬ別犬でした。
元気すぎるくらいに元気で。

すんごく小さいのに、もうすっかり大人みたいに
なった“はな”にケージの中から吠えたりするし、
ケージから出して、と爪でカリカリ催促してきたり
もします。

そんな“ゆう”は、豆柴の黒柴らしい。

先日、母がいつもの獣医さんのところへ
ワクチンを打ってもらいに“ゆう”を連れて行くと、
まず、先生は「えっ!!」と仰天されたそうです。
“はな”が旅立ってしまったと勘違いされたようで。
その後、そうじゃなくて、と説明して、
“ゆう”の健康状態をチェックしてもらっていると、
先生が、「この子は豆柴ですね。だから、
あんまり大きくならないですよ。」と
言ったとか。

でも、うちの親たちは、ミルクをたくさん
与えたら、きっと大きくなるはず!とか言って、
大きく育てる気満々だったりする。

どうなんでしょうかねぇ。

そもそも、ペット屋さんに豆柴って書いてなかったり
したんですけど・・・普通の柴犬と、どういう
違いを持って生まれてくるんだろう。

いやぁ、これでまたしばらくは、騒がしい毎日
になりそうです。
2匹が、仲良く育ってくれればいいなぁ。


全然関係ないですけど、今日、久々に納豆が
食べたくなって買いに行ったら、そのスーパーに
納豆が1パックも売ってなくてびっくり。
しかも、その理由が、生産が追いついていない
ということで、さらにびっくり。

なんでも、「あるある大辞典」で納豆について
放送したそうで、それ以来、納豆が
飛ぶように売れてしまったらしい。
すごい影響力ですね・・・。

2007年1月24日

大人っぽくなりました

le 21 janvier


『村上朝日堂』を読んだ。

読みながら、今まで、村上春樹が好きだ、
と言っていたけど、それは正しくなかったなぁと
思った。

それは、この本を読んで村上春樹のことが
嫌いになったとかそんなことではなく、
甘かったなぁ・・・みたいなそんな感じで。
何ていうか、小説以外のこういう本を読まずして
村上春樹が好きだ、と言ってしまうのは、
どこか間違っていたのかもしれない、というのが
一番近いかも。

おもしろすぎ。

何で今まで読んでなかったの?
と言われても、それは説明できない。

なんでかなぁ。

今まで、何度も本屋さんの文庫売り場で、
村上春樹の他の小説と共に目にしてるんですけど、
小説ばっかり買って、こっちに手を伸ばすことが
なかったんですねぇ。
なぜか。

それにしても、この本はすごいですね。
村上さんも安西さんも共にすごいという。

途中から、安西水丸を困らせるために
村上春樹が文章を書いていたりして。
それも、豆腐について。
でも、読んでいる私には、やっぱり安西さんは
さささっと筆を動かして、そんなに悩むことなく
豆腐の挿絵を描いたのではないか、という気がした。

私が、一番笑ったのは、村上春樹が切符をよく失くす
という話。
この、切符を失くす話についてはその1からその4まで
あるんですけど、あれですよ。
耳に切符を入れちゃうっていうね。
こう、小さく折りたたんで・・・。

すごいなぁ。
いくら失くすからって、そこですか?みたいな。

しかも最終的に、いろんな理由で、
そんなに失くなりたいなら失くなればいいさ、
ということになって、耳にしまうことも止めちゃうという。

まぁそのいろんな理由ってのは、耳にしまっていると
変な目で見られるとか、車掌さんが切符を拝見いたします
って来たときに、耳から出してるとびっくりされたり、
汚いとか言われたりするからとか・・・。

そうでしょうねぇ。
そうでしょうけど、みんなそんな目で見なくても
いいのに、って私なんかは思いますけどもねぇ。

物をしょっちゅう失くす人っていますよね。
あれは、何なんでしょうか。
切符失くすとか鍵を失くすとかハンカチを失くすとか
ケータイを失くすとか、ね。

村上さん的には、それはもうそういう宿命だ、
みたいな感じでしたけども。
でも、そうっぽいですよね。
だって、失くさない人はホントに失くさないし。

おもしろいなぁ。

あと、私が一番興味深かったのは、最後の方にある
村上春樹と安西水丸の対談で、結婚について
話しているものでした。

借金っていいのかなぁ・・・連帯感が
出るとは言え・・・という疑問は
残るものの、家にいてもいつもちゃんとした
格好をするようにしている、ってのは
なんかすごいなぁと。
疲れないのかなぁと思っていたら、まぁ疲れる
らしいんですけど、ある程度の緊張感をもって
暮らしていらっしゃるという話でした。

・・・てか、私も休みだからといって、
一日中パジャマだったりしたことは、今までに
一度もないです。
念のため。

ただ、こればっかりは人それぞれですよね。
家でも常に緊張感をもっていたい、という人もいれば、
家の中ぐらいは、ゆる~く過ごしたいという人もいる
だろうし。

この辺の話は、新婚な友だちに尋ねると結構
おもしろかったりする。

まぁそんなこんなで、『村上朝日堂』、
いいですよ。
まだ、小説しか読んでないって人は、読んでみると
より一層村上春樹好きになるかもしれない。


ところで、昨日は女学院の友だちたちとの
新年会でした。
3月に梅を見に行ったときぶりの再会。
相変わらずな雰囲気で、良かったです。

彼女たちと会うと、よく仕事の話になる。
今のままでいいのかなぁとか、身体壊してまで
尽くして何か意味あんのかなぁとか・・・。

彼女たちに限らず、仕事のことで悩んでいる人って
多いですよね。
私もそうだったわけですけど。

たぶんですけど、今のままで・・・と思っている
時点で、実はもう辞めたいということなんじゃ
ないでしょうか。
私は、辞めたいなら辞めればいいよ、とか
すぐ言っちゃうので、危険かもしれないですけど、
でもねぇ、このままでいいのかなぁと日々
思いながら、そこに仕事に通うってのは
しんどいと思うんですよねぇ。

ただ、辞めることで他の人に迷惑をかけるのは、
良くないので、辞めると決心したなら、
その日から辞めるための準備をしなきゃいけない
よって話。

あ、あと、「今のままで・・・」というのが
頭をよぎったら、瞬時に消すって方法もあるかも。
我に返ったら終わりというか。

「今のままで・・・いいことにしよう。」
みたいな。

でもやっぱり、そうやって騙し騙し過ごすのは、
オススメできないです。
絶対楽しくないし。
不健康なんじゃないかなぁ。

私は、こういうことばっかり言うので、
「私と話していると仕事を辞めたくなるという、
噂もあるよ。」と言うと、
「それすごいわかる!」って激しく同感した友だちが
一名いました。
彼女が、今の仕事を辞める日も、もしかすると
近いかもしれない。

全然関係ないですけど、その集まった友だちの
中に、私のことを「大人っぽくなっていて
びっくりした」と言った人がいて・・・。

実は最近、よく大人っぽくなったと言われてしまう
んですねぇ。

私は、その原因の一つは、前髪にあるんじゃないか
と思います。
珍しく、前髪を伸ばしているんですけど、
これがかなり伸びてるんです。
もうほぼ横の髪と同じぐらいの長さで、
だいたい口の辺りまでありまして。
それを、横から分けてるから、それで大人っぽい
のかなぁと。

で、それを言ったら、「そういう問題でもない
気がする。」と言われてしまったという。

おかしいなぁ。
何でしょうね?

一度、休みの日にスッピンにメガネで、
いつも行くセレクトショップに服を見に行った
ときも、お店のお姉さんに「大人っぽくなった」
と言われてしまったので、化粧は関係ない
っぽい。

彼氏ができたら大人っぽくなるってのは、
あることなんでしょうか?
今まで、他の友だちに彼氏ができたときとか、
あまり意識してなかったので、
気付かなかったなぁ。

うーん。
かと思うと、職場では、若く見えると
言われ続けてるんですがねぇ。
新卒だと思ってた、とか。

不思議な話だ。

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