あっという間に七月です
7月2日(木)
あああああああっという間に七月です。風鈴の音が涼やかに聞こえます。みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。
7月1日(水)
稽古のあと、大学に戻る。
今日は二台のピアノによる演奏を聴きに行くからだ。ただ単純に「二台のピアノのための」演奏ではなく、「二台のピアノでオーケストラ」であった。今回、曲目に選ばれたのは、ベートーヴェンの「運命」。
講義の一環として、実際に大学におられる二人の先生がそれぞれピアノの前に座り、ピアノで語る。
ひとりはプロのピアニストである。もうお一方は、プロではないが、大学までの専攻が音楽でもあったらしい先生である。その後者の先生、春ごろから必死に練習なさっているらしく、ちょくちょくと練習の進行状況を見聞きしている。本人のみならず、各地からそう聞けば、完成品を見に行かないわけはない。というのか、見てみたくなるのが世の常である。
というわけで、稽古後、連れ立って、てくてくと拝聴しに出かける。
感想。感動。
すごく身体によい時間をすごさせていただいた。
耳に心地よい音と感触を受けた後、ホールを出て、空を見上げる。
朝から晴れ渡っていた空が、嘘のように真っ暗になっている。今朝の様子からしてみれば、海シーズン到来かと思われるくらいの鮮やかな青空だった。勢い、夏仕様の格好をしていた。それが夕方には悪魔のような雨が降っている。夏のような姿は、もちろんずぶぬれになることこの上ない。しかしながら、みなさんに助けていただいたおかげでずぶぬれにならずに済んだ。それもまたよき「運命」。
6月30日(火)
夏越の祓え。
6月29日(月)
はっぴいごーらっきひ。
6月28日(日)
しかしどうも疲れている。晴れやかな日曜日が、深海魚な気分。
6月27日(土)
土曜日の稽古のとは、お祝い会。かなりラフないでたちであった。
6月26日(金)
マイケル・ジャクソンが亡くなったそうだ。
わあああっと驚く反面、すんなり納得してしまった(その死を受け入れてしまった)のもまた事実。20世紀のスターがまたひとり消えていく。1970~80年代といったほうがいいかもしれないが。ご冥福をお祈りします。
6月25日(木)
祝・サザンオールスターズ結成32周年目突入!
6月24日(水)
日に日に干からびるような感触あり。それでも昨日よりは日陰が射しているようだし、少しは陽もやわらいでいるふうにも感じられたので、久しぶりに芦屋川沿いを歩く。ここのところ川沿いは、どういうわけか、ずっと、どこかしこで工事ばかりしている。だから、あまり歩く気になれない。ただでさえ、車が南北に往来している川沿いなのに、その道路を挟むように、対岸で道路工事が行われているのだ。なんでも新しい道路を作っているのだそうだが。しかし、いくら涼しそうに感じても、歩くとやはり暑い。歩くだけで着替えが必要になる。おかげで夏が近づくと、だんだんと荷物が増えてくる。
6月23日(火)
所用で出かけたついで、買い物にご一緒する。電気屋により、服屋に行く。うまくめぼしいものが得られたように思う。
6月22日(月)
約束の場所へ。約束どおりの時間に。約束の時を過ごす。
6月21日(日)
日曜日の特別稽古。
木刀、杖、合気杖、居合いなど形の理合いと術理を確認する。湿気のせいか、相当の汗をかく。道衣の色が変わるほどに。
6月20日(土)
土曜日の稽古は久しぶり。人が多い。梅雨のためか、湿気も多い。そしておそらく二酸化炭素も多い。
6月19日(金)
中身の濃すぎた先週は疲れも相当なものであった。今週は寸暇を惜しんで、それらをとろうとしていた。隙間を見つけては睡眠をとる。しかし、睡眠とは断続的にとらなければ、あまり効果的でないように感じられる。
たとえば、八時間眠ることができる場合、八時間いっぺんに眠るのと、一時間ずつ細切れに休むのとでは、実際の睡眠時間は同じである。しかし、後者のほうが、より身体への負担が大きいように思う。なぜだろうか。
ほかにも、久しぶりに連絡したり、連絡が来たり。身の周りの整理整頓も必要だ。
6月18日(木)
木曜日の講義には、暑いながらも毎回熱心な受講者がいる。彼女たちによって、支えられている。
講義は、スムーズに行くこともあれば、そうでないときもある。それは講義が、ナマモノ的な部分が多く、毎回計画通りにいくとは限らないからだろう。その場その場で反応がある。こちらの反応と相手側の反応が交互に、あるいは、同時に起こる。まさに瞬間芸的なところがある。その意味で、シラバスというのは、おおよその進行具合を知るには当てになるし、必要なものかもしれない。しかし、一言一句その通りに実践するのは、かなり難しい。いや実際問題、それは、かなり困難というものであろう。講義という性質のナマモノには、うまく馴染まないものではないかと、いまさらながら思われる。