7月18日(土)
今日の稽古会場は岡田山ロッジだったので、有段者以上の稽古となった。場所が狭く、天井が低いからである。参加者は意外に少なく、少数精鋭であるのはいいことだった。しかし、ここは環境こそいいのだが、喚起が悪いようである。暑すぎて、稽古中盤から、脱出者続出であった。稽古のあとは、まぐろのように干上がっている姿が散見された。軽い脱水症状か、熱中症と思われる症状がみてとれる。
7月17日(金)
何が嫌いって、注射ほど嫌いなものはない。歯医者もそれと同じくらい嫌いである。
別に先端恐怖症でも何でもない。あの神経に触るというか、凍みるような痛みが辛いのである。最近世話になっている歯医者によれば、わたしの神経は、ことに歯については、ふつうよりも感覚が鋭くできているのだそうだ。そのくせ、我慢強いのか、歯の治療をするのに、最近まで一度も麻酔を打ったことがなかった。歯医者はそれを聞いて、たいそう驚いていたことがある。
さて、事態は変化している。注射することになった。予防接種ではない。肘への注射である。実はひと月半ほど前から左肘を痛めていて、まだ治らっていない。全体的な痛みから、局所集中的な痛みに変わってきたが、曲げると非常に痛いのである。稽古しているとき、自らはその痛いほうの腕に気を配ることはできるが、組んでいる相手に向かって「こちらの肘は痛いのです」とお願いするのも、だんだん申し訳なくなってきた(それでも、できるだけお願いしているが。だって、そうでもしないと涙が出そうに痛いのである。しかし、いつもいつもそのようなことを言えると相手とばかりは限らない)。
肘を痛められたとき、すぐさま三宅先生にも診てもらい、「十日で治します」とおっしゃってくださった。だが、思ったよりも事態がよくなかったのか、時間がかかっている。それに実際問題、稽古ではなく日常生活でもやや差し障りがあるので、注射して、そこからさらに治療を進めることになったのである。
できれば、この場から逃げ出したい。注射はしたくない。でも肘は痛い。三宅先生が診てくださって、整形外科に連れてくださって、注射ということなので、我慢もしなければならない。来週がちょっと、いや、かなり心配である。
7月16日(木)
内田先生が講義を覗きに来られる。実は今回、これが初めてのこと。この時間のあとに続く、「なんたらかんたら」という新しい講義で、今日の一回だけ担当されるため、早めに道場に来られたそうである。講義を見られているので、どことな~く緊張する。が、実際の講義状況を見ていただいて、いかに場所が狭いのかということを確認していただければ、ありがたいなあと思うのである。
講義終了。
続いて内田先生による英語で合気道。通訳に(先輩の?)北川さん。
内田先生の「英語で合気道」は、初めて拝聴するような気がしたが、やはりそうであった。英語ではうかがったことがない。
基本的な動きなどの再確認ができた。講義のあとには、急な演武会もあり、取り受け共にさせていただいた。肘も痛かったが、たいへん愉快な時間だった。
7月15日(水)
暑い中、審査を行う。無事に昇級されてなによりでした。こんどは、もうすこし、涼しいころに審査をしようと決意。どうも夏の合気道は、良し悪しですね。
7月14日(火)
フランス革命。ことしは、何百周年か記念だそうである。
7月13日(月)
駅のホームには騒ぐ小学生たちの姿。
電車を待つ間、小学生たちの話題は、いくつかあったようだ。はっきりとしないのは、わたしがたまたま向かいのホームにいたためである。聞くでもなく聞こえてくるだけなので、逐一見聞きしているわけでもない。こちらも電車を待つ間、向かいのホームから、いろんなことばが聞こえてきたというくらいしかわからないのだ。
小学生たちの話題は、いつも間にか、ことばの末尾に「~べん」の付くものを言い合うことに変わっている。
小学生は、男女混ざって十名くらいだろうか。様子からして、帰宅途中のようだ。ホームで電車を待つ間、集まった生徒同士で必死に語尾に「べん」の付くことばを探している。
はじめのうちは、小学生のお約束か「男子べん」「女子べん」が出てきた。
続いて誰かが、「大阪べん」と言った。
それをきっかけに、各地から「関西べん!」「関東べん!」「神戸べん!」などが勢いよく飛び出す。なかには、「福島べん」や「名古屋べんだがね~」という渋い輩もいた。
しかし、そこいらあたりで彼らの語彙、つまりは方言「べん」ネタに尽きてきたのか、はじめに出た「男子べん」あたりから挙げて、ほかにないかと繰り返し確認している。
様子をぼんやりと見聞きしていたわたしは、ふと、まさか「和田べん」は知らないよなあと思う。そう思ったのとほぼ同時に、ホームにいた小学生集団の方から、大きな声が聞こえてきた。
「べーとーべん!」
なぜか一本取られた気がした。
7月12日(日)
ひさしぶりのお休み。休みました。
7月11日(土)
きょうもいちにち鬼のように暑く…カキ氷を食べようと思ったが、注文するころにはそれを忘れていた。