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2005年11月 アーカイブ

2005年11月 5日

愛知県館185日の記録

le 4 novembre

万博、愛知県館での185日間が凝縮されて詰まった
DVDとCD-Rが先日届いた。
届きました!どうもありがとうございます。

CD-Rは、ディレクターさんたちが
撮ってくれていた写真集で、DVDはクルーの
若い3人が主に撮影し編集してくれたもの。

このDVDは、今までに2度ほど上映会みたいな感じで
大勢で見たんですが、終わってひと月が過ぎいざ
一人で見てみると・・・やっぱりすごいですね。
何がすごいって、こんな素敵なDVDを作れてしまうという
彼らがすごい。

懐かしかったなぁ。
毎日必死になって万博に参加しているときは、
終わる日のことなんて想像つかなかったし、
終わりだってわかってからもなかなか実感に
結びつかなかったように思うし、
今となってみれば、本当に自分が参加していたんだろうか?
と疑問に思ってしまう感じで、未だ謎のまんま。
でも、あの185日間に現実としてちゃんと私も
存在していたんだなぁってDVDを見ていて思いました。

「いつでも仲間はここにいるよ。」
かぁ。
そういう風に思える日々があるって、素敵なことだなぁ。
全然知らない人たちがいろんなところから集まって、
なのに、いつの間にか一体感が生まれて仲間意識が
生まれて、みんなで愛知県館を盛り上げていって、
あんな感動的な最後を迎えられるって、やっぱり
すごいですよね。
年齢だってバラバラだし考え方なんて全然違うだろうし、
それでもどっかで一つになれるって不思議ですよね。

いやぁ、みんな素敵な人たちですよ、ほんとに。
この人たちなら、どこに行ってもどんな状況でも
輝いていけるんじゃないかなぁっていう。
若い人たちも、ほんとエライし。
私がいつも感心していたのは、特に若いクルーたちなんですけど。
うちの弟と同い年とかその周辺の人たちなのに、
全然しっかりしてて。
そもそも、いろいろ考えてみんなの映像を
撮り続けていたこと自体が驚くべきことじゃないですか。

クルーの人たちって、クルー同士共同生活している人が
多かったんですけど、そんなのやっぱり大変ですよね。
同じ部屋の誰かが帰りが遅いとか、付き合わされて
眠れないとか、いろいろ問題だってあるわけですよ、たぶん。
ねぇ、それでもお互いいろんな部分を尊重し合って、
時には話し合ったりしながら、立派に半年間を過ごしたと。
本当に、いい経験になったと思うし成長したと思うし、
私なんかよりははるかに素晴らしい人たちだと思います。
なかなかできることじゃないですもん。

そういえば、最後に入っていたNG集、おもしろかった!
あのー特に、カウントダウンの「残り3日」の画が。
思わず声を出して笑ってしまいましたけどね。

なんだろうなぁ。
この写真とか映像を見ても、わかってくれない人たちって
絶対いるだろうけど、そんな人にだって「楽しかった」って
ことだけは確実に伝わるんじゃないかなぁ。
やっぱ、みんなの表情から溢れ出ちゃってるし。

こうやって思い出の品が増えていくことは、
うれしいと同時に切ないですが、後々のいろんな大切な人と
一緒に見ようと思います。
ありがとうございました。
未来へ!!

2005年11月14日

ハローワークに集う人々

le 12 novembre


昨日の夜テレビを見ていたら、アンガールズの
田中さんがモリゾーとキッコロのTシャツを着ていた・・・。
いいなぁ、アンガールズ。

先日、失業保険の説明会に行って来たんですけど、
来週に初回認定日があって、それからしばらくしたら
お金が振り込まれるそうです。
初めてハローワークに行って手続きをしてから、
約1ヶ月。
なんか長かった気もするけど、結構な額を
頂けてしまうという事実に、とりあえずびっくり。

何となくあせって面接とか行ってたんですけど、
もうちょっとのんびりしようかなって、つい思ってしまいました。
その面接も落ちたことだし。

なんか、久々に前髪を短くしてもらったら
テンションが上がっちゃって、思わず面接に
行ってしまったんですけど、なんだったんだのかな。

でもまぁ、かなり久しぶりに就職の面接に参加してみて、
自分の常識のなさみたいなのが実感できたんで、よかったです。
あれ?ってなって初めて気付くことってあるじゃないですか。
暖かい自分の知ってるところにばかりいると、
そういう発見ってなかなかできないんですよね。
だから、たまには知らないところに行って、
はっとすることも必要なんだなぁと思いました。
まぁ、胃がきゅぅぅぅってなりますけどね。


てか、ハローワークの雰囲気って怖いですよね。
最初手続きに行ったとき、すんごいどんよりしてて、
こんなくら~い感じのとこなんだぁって驚いて。
できれば近づきたくないなぁみたいな。
でも、手続きをしたからには説明会の日や認定の日ってのが
決められていて、だから説明会にも行って来たんですけど、
ある程度覚悟して行ったにもかかわらず、かなり疲れた。
たった1時間半ぐらいの間に、こうエネルギーが
どろどろーって抜けていく感じがして・・・。
ハローワークに勤めている人たちの無表情な顔も、
前回は気になったけど、もうそんなの気にならないくらいに
説明会を聞きに来ている人たちが怖い。
めっちゃ暗い。
失業状態にあることが、やっぱりすごく深刻なことだから
なんでしょうか。
あの人たちと一緒にいたら、確実に私病気になりますよ。

説明をしてくれていたおじさんは、なんか自信のなさそうな
雰囲気でときどき何言ってるか聞き取れないんですけど、
一応丁寧に説明してくれているわけです。
チェック項目に「イ」と「ロ」があって、まぁ普通
いろは順なんだなってわかると思うんですけど、
よく「ロ」を四角と間違って「ロ」の中にチェックを
入れてしまう人がいるとかで、これは四角じゃなくて
「ロ」ですから丸で囲んでくださいねって若干力を込めて言ってて、
たぶん、それって笑うところなんですけど、
誰も笑わない・・・。
私は思わず「ははっっ・・・」って小さく笑って
しまったんで、それにつられてちょっと笑う人も
いたんですけど、それだけ。
まぁ、あんまり説明も聞いてないんでしょうかねぇ。
そんな雰囲気なんですよ。

で、終わって外に出たところで、その説明会に参加していた
ちょっと怖い感じの男の人が、「たいしてもらえもせんのに、
あんな説明聞いとったら腹立つわ。」って
怒ってて・・・。
じゃぁ、手続きなんかすんなよって感じですけど。
いやぁ、ハローワークの人も大変だなぁみたいなね。
だって、ちょっとおもしろげなことを言ったって
無反応だし、最初っから寝てる人もいるし、
イスに足上げてる人もいて、挙句の果てに外で
文句言われちゃってますから。
なんか切ない。


と、ここまで書いてふと本棚を見たら、
上から2段目がかなり湾曲していることに気付いた。
これはちょっと危険だなぁ。
棚の前に立って本やCDを出し入れしてるときは、
全然気付かなかった。
10年ぐらい前とは言え、新築されるとき大工さんに
かなり頑丈に作ってもらってる作り付けの棚なんで、
急にバキッと折れることはないだろうが、
その2段目の5分の2辺りに並んでる文庫本が真ん中に
近づくにつれて浮いているところを見ると、ちょっと心配。
はぁ、また整理しないといけないのか。
やれやれ。
単なる物置みたいになってる一番下の段を
片付けて本を置けるようにするかなぁ。
ただ「置いてある」ものたちって、実はゴミだったり
するんですよね。捨てるかな。

2005年11月28日

霜月のははははは

le 28 novembre

ハリーポッターを見に行った。
くるりのアルバムを買った。

昨日の話ですけど。
ハリーポッターは、公開2日目だからなのか
日曜だからなのか、その両方だからなのか、
朝いちの時間なのに長蛇の列。
吹き替えと字幕と両方あって、吹き替えの方が20分早い
始まりで9時20分から。
そっちに行くお客さんのほとんどは、小学生ぐらいの
子どもを連れたお父さんやお母さん。
あるいは孫を連れたおじいちゃんやおばあちゃん。
休みなのに、みんな早起きしたんだなぁ。

そんな公開すぐに見なくてもいいんですけど、
母が12月も1月も忙しいし、公開直後の日曜日に行こうか?
って言ってたんで。
日曜日は専門学校が休み、の弟も誘ったんですけど、
前日の土曜日の夜中から当日日曜の早朝までコンビニの
バイトが入ってて無理って話で、結局母と二人。

母も弟も、本が出たらすぐ買って読み始めてしまうという
ハリーポッター好き。
私は、最初の『ハリーポッターと賢者の石』の
1ページ目を読んでみて、以来近づかなくなったヒト。
やっぱ、いいやって母にその本を返したら、
続けて読んでいったらおもしろいのにって言われた。
そうかもしれないなぁ。

映画、結構おもしろいっすからねぇ。
まぁ、映画館で見るようになったのは、前作の
『ハリーポッターとアズカバンの囚人』からですけど。

映画で見てると、やっぱりどうしてもなんで?って
部分が出てきて、本を読んでる母とか弟に尋ねるんですけど、
二人とも覚えてないとか言うんですよね。
なんやったかなぁ。忘れた。って。
本読み終わったときは、すごいおもしろかった、早く映画も
見たいって言ってるんだけどなぁ。
やっぱ忘れちゃうんですね。

てか、この魔法学校って何年間通うんだろう?
確か11歳のときに入学したんですけど、今回の映画で見た
三大魔法学校の対校試合みたいなのに出場できるのは、
17歳以上の生徒だけって話で・・・。
ハリーは、まだ14歳なんですけどね。

最初の映画から、だいたい同じ人が同じ役で出てるってのも
おもしろい。
最初のとき小さくてぽっちゃりしててかわいかった子が、
すんごい背が高くなってて痩せてたりするし、全体的に顔つきが
だいぶん大人っぽくなっちゃってるし。
話の中でも4年目だから、俳優さんたちの
顔つきや体格が変わってきても、何の問題もないんですけど、
なんか、性格と体格のバランスが微妙に不自然に感じる生徒役の
人とかいておもしろいです。

あとおもしろいなぁって思ったのが、英語のなまり。
三大魔法学校ってことで、フランスとブルガリアだったかな・・・
ま、イギリス以外から魔法学校の人たちがやって来るんですけど、
その人たちの英語がちゃんとなまってるっていう。
フランスの人はHの発音がちゃんとできてないんですよ。
ブルガリアっぽいところの人たちも、なんかなまってたし。
それは、本の中でもそういう風に、なまった感じに
書かれていたそうです。
妙に現実的ですよね。

純粋な魔法使いもいて人間とハーフの魔法使いもいて
純粋な人間の魔法使いもいて。
妙に現実的ですよね。

なまりも良かったけど、ハーマイオニーがハリーを呼ぶときの
Rの発音が一番好き。

いやぁところで、車がないとやはり不便です。
駅がもうちょっと近ければなぁ。
弟は、滋賀や名古屋にいた頃も含め自転車歴がかなり長くて、
今もたぶん20分ぐらいかけて駅まで自転車で行ってるんですけど、
私には、この寒さの中25分ぐらいかけて駅まで自転車で行く気力がない。

私が免許を取ってから乗っていたマーチは、
今は母親が使っている。
私がマーチを使っていた間は、母はデミオに乗っていたが、
そのデミオはかなりの距離を走ってボロボロになってしまったため
廃車になって・・・。
ねぇ。だから、車がないんです。

三ノ宮に映画を見に行くのも友だちとご飯食べに行くのも、
姫路に映画を見に行くのも友だちとご飯食べに行くのも、
買い物に出かけるのも、いっつも母に駅まで送ってもらい迎えに来て
もらうわけですが、そうなるとほとんど自分の用事で外出する
ということがなくなる。
あぁ。
年が明けて仕事をすることになったら、ローンを組んで
車を買おう。

お金おいとかなきゃなぁ。
まぁすでに、台北で使ったカードの支払いがやってきて、
引き落とされる分をさっき入れてきたばっかりなんですけども。
でも意外に少なかった。
カードの支払い。
よかった・・・。
はっそういえば、狂言のチケットも買ったんだった。
CDで約1万円使ったし。
はははははははは。

くるりのアルバムは、いい。
前のも好きだったけど、今回のもすごく好きだなぁ。
「お祭りわっしょい」って曲とか、わっしょいわっしょいわーって
一瞬びっくりしますけど、大好き。
そういや、前作は欲しいよぉって言いながら、なかなか
お金がなくて買えず、結局友だちからプレゼントしてもらえる
ことになってもらったんだったなぁ。
今回は、前のお給料がほぼそっくり残っていて無事買えた。

そしてその残りのお給料は、カードの支払いに消えたんですけどね。

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