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2006年08月 アーカイブ

2006年08月01日

いつになったら夏休み

7月31日
もう、7月も終わり。
試験期間が明日から始まり、8月7日でとりあえず学生にとっての前期期間が終了。
いわゆる夏休みに入る。
けれども、翌日からオープンキャンパスがあり、大学でのお仕事はまだまだ続く。
今日は、会議。
その後、いろいろ打ち合わせ。

家に帰ると、口の両端が気のせいかぴりぴりと痛い。
これって、胃が荒れている証拠やね。
やっぱり揚げ物は封印しなくては・・・とほほ。
そして、蚊に刺された左足が、心なしか痺れている。
あれ、体調がおかしいのかなあ。

7月30日
あかん。
胃が痛くて、眠れない。
金曜日に調子に乗って揚げ物を解禁にし、しかも一口だけではなく、結構何本も食べたのがいけなかったらしい。
昨日も、身体を動かしてすっかり気分が大きくなって、飲み食いしたからかなあ。
胃がもたれて、胸焼けと胃痛で何も出来ない。

7月29日
体術研究。
ほぼ2ヶ月ぶりの稽古。
その間、家で簡単な動きも実践する余裕もなく、身体ががちがち。
まずは、固まった身体を伸ばすことから始め、大サービスだったのかいつもの稽古よりも倍の時間していたような気がする。
おかげで、かなりほぐれました。
ありがたい。
今朝、新しいTシャツを着たのだが、結構細身で、肩から上腕にかけて結構たくましい体型の私は(なで肩なのにね)、腕の付け根辺りがきついぐらいだった。
他のサイズは問題ないのだが、まあTシャツだからいいか。
それで、稽古をして、1日身体を伸ばしたりほぐしたりして、汗をかき、家に戻ったとき同じTシャツの色違いに着替えた。(同じTシャツをなんで2枚も持っているのかというと、それは兄の店が売り出したもので、親ばかの両親が何枚も購入したから)
すると、あら不思議。肩の辺りが全然きつくない。
製品のむらかもしれないが、おそらく肩の辺りががちがちになっていたのが、ほぐれたせいだと思う。
いや、絶対身体を、とりわけ肩から背中にかけてほぐれたおかげだ。
人間の身体って。
いや、身体は正直だということを実感した。
おかげで頭の中までここちよい。

7月28日
朝から帰阪。
友人と通天閣にいき、新世界でうろうろ。
久しぶりに、規制をしていた揚げ物を解禁。
新世界といえば、串カツなので、何本か食べながら飲む。
その後、まただらだら心斎橋まであるき、ミナミの変貌ぶりに驚愕。

新地に移動して、焼酎バーでさらに飲む。
友人二人に終電まで付き合ってもらい、楽しい時間を過ごした。
あ、前期の講義が終わって解放気分になってはしゃいでいたのは私だけ?
二人とも、今後とも懲りずに遊んでください。
感謝。

7月27日
来月にあるオープン・キャンパスの打ち合わせだの、なんだのとばたばたしていたら、22時を過ぎていた。
はああ、帰ったら23時前。

7月26日
テストと採点で、1日が終わった。

7月25日
ゼミ・コンパ。

昨晩は友人を招いて、家でシャンパンを空けながら、楽しい時間を送った。
家で飲むと、どうも気が緩むらしく、酔っ払いになっていたが。

私の都合がうまく合わなかったために、折角のゼミ生との飲み会だったが3人はバイトや習い事などで欠席。
すまない。今度はみんなで飲もうね。
こっちに来て間もないので、学生にアレンジを頼む。
居酒屋みたいなところで、大学に近いせいか学生たちが多い。
ということは、当然メニューも揚げ物が多い。

いろいろと、ゼミのときには話せないことを聞いて楽しかった。

7月23日
久しぶりに、新作おつまみにチャレンジ。
まあ、簡単なものだけれど、名古屋にきたんやさかい八丁味噌を使ったものをいろいろ実験していたのだ。
うん。これは夏場のおつまみとしては、なかなかうまいかも。
調子に乗って、久しぶりにアナゴと冬瓜を焚いたんやけれど・・・あれ?冬瓜の味が決まらない。
冬瓜の味というより、だしの味が気に入らない。
くやしい。
昨日、「味覚」のことを憂いていたが、それは己の問題やったんか。
あかん、なんで舌の感覚が落ちているのやろう。
結構ショック・・・

7月22日
久しぶりに黒澤明監督『赤ひげ』を観る。
私の記憶では、これは中学校のときに学校の映画鑑賞会で観たような。
あと、『手をつなぐ子ら』(子等だったっけ)か『蜂の巣の子供たち』かそのあたりの児童映画も観たような。
もちろん間違いなく覚えているのは、『典子は、今』や『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』かな、まあ文部省推薦映画である。
んー。まだなんか見た記憶があるなあ。思えば、いい経験をしたものだ。
しかし、この頃から学校サボったり、休みの日など結構映画を観にいきはじめていたときだから、もしかしたら学校以外で観ていたのかもしれない・・・
『愛と青春の旅立ち』や『風と共に去りぬ』は間違いなく学校で観たぞ。

まあ、そんなことはどうでもええ。
『赤ひげ』は3時間強の映画である。
若い医者が若大将だったことは、観た当時は覚えていない。
私が覚えていたのは、女性の手術のシーンだけだった。(もちろん、『赤ひげ』についてはそのあとも、書かれているものを読んでいるので、内容は知っているが映像の記憶は曖昧だったなあ。)
うーん、映画は別によいのだが、これを2年間で莫大な金をかけて製作したことを思えば、なんとなく・・・まあ、これ以上はやめよう。

あまりにも家に閉じこもっていたので、ぷらぷら散歩がてら夕方涼しくなってから歩いていたら、ナゴヤドームの近くまで来ていた。
大型ショッピングセンターのイーオンがこの3月に出来たばかりで、その中に「ジャスコ」が入っている。
あやふやな記憶では、24時間営業をうたっていたような気もするが、ジャスコは23時までだった。
出来たばかりだったためか、車で近くを通ると、駐車場待ちの車が一車線を埋めてしまうほど並んでいて、全く行く気を失せていた。(うんざりしていたといったほうが適切かなあ)
まさか、こんなに簡単に歩いていける距離だとは。(チャリできたら早いな)
市場調査。まるでアメリカのスーパーみたいで、大量の冷凍食品やお惣菜が売られている。
20時過ぎについたのだが、大きなカートを押しながら買い物をしている家族連れがほとんど。まあ土曜の夜だからかなあ。
しかし、バーベキューセット(肉や野菜がすでに大きな串にさしてあったり、すでに焼肉のたれなどで味付けされた肉のセットなど)や、安売りをはじめたお惣菜、冷凍食品にジュースやお菓子類を、家族で大量に買い込む姿を、あちらこちらで目の当たりにして、「ここはアメリカか」という思いに駆られた。
もちろん、野菜や魚、肉類なども売っている。(あの広さの割には、種類の豊富さに欠ける気もするが・・・)なのに、出来合いのものを買い込むのか?週末なんやし、家で料理ぐらいしろよ、と思い、ジャンキーに近い現代の食生活を垣間見た気がした。
そう、ファストフードやスナック類だけが悪いのではない。
出来合いの味の濃い惣菜ばかり食べていると、味覚がおかしくなると思うのだが、もちろん科学的実証があるわけではない。強いて言えば、拙い経験からだ。

なんか、寂しいなあ。

2006年08月11日

やっと夏休み

8月10日
朝から掃除に、洗濯をしてから出勤。
家よりもパソコンが大きいし、なんといっても静か。
自ら街中を選んで住居を定めたのだが、右翼の街宣カーがあんなにうるさいとは思わなかった。
別に時間に縛られるわけでもないので、気楽に出かける。
学生のいない大学は静かでいい。
新任なので、なんやかんやと用事を言いつけられることもないから、研究室にいても気楽だ。
日文研の居心地の良さを改めて思い出した。
研究するには、最高の環境だよな。
でも、お部屋がもらえている今の環境も満足だ。
いかんせん、パソコンがまだ音が出ないままに放置してあるのがネックだが。
それでも、休みで人が少ないため、学科共通のテレビでDVDを観る事もできる。
家のは、録画中で観られないし、モニターが大学のほうが大きいので、使いたい放題。
昨年、見逃してしまった『プロミス』と『スピリット』を観る。
『プロミス』のほうは、チェン・カイコー監督だから少し期待していたのだが、観始めてすぐに「あれ、面白くない」と思い、最後までがっかりさせられた。
『スピリット』は大体予想通り。
日本人俳優が出演しているこのところの「マーシャル・アーツ・ムーヴィー」をまとめてみると、なんだかねえ。

まあ、観ないといえないわけだから、観てよかった。
さあ、帰ったら、本でも読もうっと。

8月9日
ようやく夏休み。
とはいえ、まだ成績つけが終わっていないので、大学に出勤して、なれないシステムに四苦八苦しながら、なんとか今日中にすべてを終わらせた。
やったー!
これで夏休みだ。

ようやく自分の研究ができる。
あまりに嬉しくて、昨日買いこんだ野菜を中心に、食べきれないほどお料理をする。
まあ、別に今日中に食べなくてもいいのだから。
自分の好きなものをいろいろ作って、満足。
しかし、帰ったのが遅かったので、料理を終えて机についたときには、23時前だった。
でも、なんか嬉しいなあ。
うっかり、山田風太郎の小説を読んだら、夜中になってしまった。

8月8日
台風が心配されたが、朝方に雨が降っただけで、オープンん・キャンパスが始まるころから、気持ちが悪いほど晴れる。
いやーな暑さだ。
学生だけでは心もとないので、じっとしていればいいものを、うろうろしながら、なんとかミニ講義や説明会に高校生たちが来てくれるようにアピールをする。
同学部内に5学科あるのだが、どこも高校生の取り合いのような雰囲気が流れ、「客の取り合いをする呼び込みの人」たちのように、みんなうろうろ。
おそろしい。
しかし、せっかく得た職がつぶれてしまってはどうにもならないので、気がつけば必死になっている自分がおかしい。
夕方に、無事終了。
台風の動きが気になるので、早めに撤収。

久しぶりに、近所の八百屋にいくことができた。
ほっとして気が緩んだためか、けっこう仰山買うてしもうた。
家に帰ると、呆然。

8月7日
今日で、春学期が終了するが、明日はオープン・キャンパス。
とにかく、定員割れだけは避けたいため、どこの学科も必死である。
アルバイトの学生さんたちに、「にこやかにきちんと挨拶するように」など、指示を出し、配布物の確認や、パネルの展示などをみんなでする。
来たばかりなので、まだ飲み込めていないが、「アピールをして、一人でも多くいい学生をAO入試で取らなくては」という焦燥感だけはわかる。
これは、弱小大学すべてに共通することなのだろう。
まだまだ夏休みは来ない。

8月6日
昨日よりは、少しましだが、しんどい。
午後に近鉄で名古屋に戻った。
しんどいので、本を読みながら、半分ボーっとしながらアーバンライナーにゆられていたとき、ふと思った。
関西に向かうときはつい「帰る」とか「帰阪」とか使ってしまうのだが、今の私の本拠地は名古屋なのである。
しかし、名古屋に戻るとはいうが、どうも帰るとは、自然に出てこない。
生まれてからすごした年月と、ようやく4ヶ月を過ごしたばかりでは、関西に気分が残っているのも致し方ないか。

8月5日
本来ならば、名古屋に戻らなくてはならないのだが、お稽古があったので、日曜日に戻ることにした。
どちらにせよ、土・日は休みなのだから。
いきなり、「装束とつける」といわれていたが、朝起きたら疲れが出たのか、下手に養生したのがあかんかったんか、体調をどーんと崩してしまった。
お稽古に行くにはいったのだが、装束付けは月末の稽古日にふりかえてもらい、普段どおりのお稽古をしてもらった。
うーん。しんどい。

8月4日
至福の二泊三日でした。
毎年、夏期ゼミナールを楽しみにしている。
博士課程に入った年に初めて参加してから、一度も欠かしていない。
今年は、「成瀬巳喜男」特集。
昨年は生誕百年かな、成瀬巳喜男特集があちらこちらで企画されていた。
しかし、それに行く暇がなかった。
成瀬の作品は、有名なものを何本か観た記憶があるが、こんなにまとめてみたことはないし、注意してみたこともない。
いやあ、面白い。
何をいまさらと言われるかもしれないが、本当に面白かった。
未見の作品も多いし、これはじっくりと観ないとあかんなあ。
時代劇を中心にしてきているので、どうしても現代劇まで見る余裕がないままにきている。
両方とも量があまりにも多くて・・・

何気なく映画をまとめてみながら思っていたことがあったのだが、シンポジウムのときにパネリストの富田美香先生が発言したことが、ちょうど同じことだった。
数多ある成瀬研究に眼を通していないので、すでに指摘されていることなのかもしれないが、やはりそう感じるよなあ。
まあ、全作品に通じるとは思わないのだが、成瀬作品は、よく「女性映画」といわれている。しかし、今回見ていて、たしかに主人公は女性たちなのだが、どうしても女性の視点からとか、女性のしたたかさや社会に置かれた厳しさに対するふるまいだとか、女性を中心に描かれているようにはみえなかったのである。
結局は、彼女らに関係している男性たちが主体に思えた。
別に、フェミニズム的な視点から、批判するわけではない。
なんだか違うなあと思ったまでだ。
もう一つ、これもシンポジウムのときに関連して、ちょっと感想として発言したのだが、もし女性を描いていると考えるなら、女性たち全般ではないと思った。
本当に面白いし、映画に魅入られた点なのだが、このたびの映画の多くは、「母と娘」の癒着を描いているように思えた。
現代にも通じるというより、現代のほうがよっぽど顕著になり、ときどき弊害にすら感じられる母と娘の癒着関係と言うか依存関係である。
これも単なる感想に過ぎない。
成瀬は90本の映画を撮っているといわれている。
このたび観たのは、たったの9本。
『浮雲』はあてはまらないし、今回は上映されなかったが、以前拙論で扱った『歌行燈』もあてはまらない。
『三十三間堂通し矢物語』も違うし、『鶴八鶴次郎』も違ったような気がするが、これは大分前に観たので記憶が定かではない。
だから、今回見た作品に限る感想である。
ちなみに、このたび観たのは『稲妻』、『浮雲』、『流れる』、『めし』、『夫婦』、『女が階段を上がる時』、『山の音』、『女人哀愁』、『妻』の9本である。
『浮雲』のラストシーンが印象的だったと思い込んでいたが、このたび久しぶりに観たら、思い込んでいたラストシーンとは違っていた。
あれ、何と勘違いしていたんやろう???
まあ、映画にはよくあること。

帰りに、一月ぶりに主治医のところによって、養生した次第である。

8月1日
小学生だって、もう夏休みなのに・・・
明日からの夏期ゼミナールに参加するため、今日は遅くまで残業。
しくしく。
家に帰ったら23時過ぎていた。

2006年08月20日

ヨロコビの昼寝

8月19日
お盆なので、帰阪したのだが、一応校正をすませて、仕事をひとつ終える。
あとは、8月末締め切りがひとつ。
全然ほったらかしているから、明日名古屋に戻ってからとりかからなくては。
場合によっては、資料確認のために日文研にいかなくてはいけないなあ。

祖父に、といっても仏壇にだけれど、お参りだけして、今晩は祖母宅に泊まり。
いつもの関西の週末パターン。
『剣風練兵館』を観る。
1944年の映画。
これが、とんでもなくつまらない。
シナリオ検閲のせい?

折角の夏休みやさかい、明日は久しぶりに神戸に遊びに行こう。
はあ、浮かれているが、考えてみれば、もう8月も半分過ぎているんやわ。
9月にはいると、授業準備もしないといけないしなあ。
新しい研究にいつ着手できるんやろう。
その前に、パソコンをなおさくては。

腱鞘炎がひどくなって、右手が痛い。(だからもうかけない)
明日は、まあ休暇で楽しんで、それから切り替えよう。

8月18日
帰阪。
久しぶりに、キタをうろうろすると、なんかいろいろ新しい店が出来ていて、びっくりした。
茶屋町の新しいビルを少しみて、入ろうと思っていた店がいっぱいだったので、そのまま今度はハービス・エントに移動。
なんか、活気があって楽しいなあ。
オイスター・バーに行き、岩牡蠣を堪能。

今日は、実家に行く。
しかし、阪神のどないしようもない押し出し負けをみてしまい、気分悪。

近鉄の中で、校正を途中までしながら、自分のおめでさにわらけてきた。
あほやな、私。
GWに徹夜して書き直した原稿だが、頭がもう別のことでいっぱい。
久しぶりに、読み直して、決して出来がいい、満足のいくものではなかったなあという記憶は蘇ってきたと同時に、結構おもしろいやん、と思ってしまった。
あほやわ。

8月17日
はあ、茫然自失。
昨晩は完徹。
とりつかれたように、かどうかは知らんけど、とにかく朝まで書き続けてました。
漸く、完成。
でも、欲が出るというか、これでいいんだろうかと何度も思う。
思うが、そんなことを望んでいたら、いつまでたっても完成しない。
とりあえず、今の私の実力では、ここまで。
そう思って、また次のものに進んでいかなくては。
同じ主題にしてもね。

完徹のまま、大学に行って、打ち出し。
家のプリンターの調子が悪く、いくら再インストールしても、次に使うときには認識しない。
なんでやねん。
これでデータをFDにうつして、郵送せねば。
それにしても、今日は変な天気。
朝から、倒れそうに暑い。
それは、寝ていないせい?
そういえば、苦もなく貫徹していたなあ。
眠れないときは、こういうときに便利?
あの昼寝は、幻想だったのかしら・・・

なんか、寝ていないので、身体が痺れる。
動きも緩慢。
そして、めちゃくちゃ暑い。
やっと郵便局にいける準備が整ったのに、あまりの日光の強さに、外に出たくない。
さっきは、突然雨が降って雷なっていたのになあ。
あ、折角打ち出したからコピーをとっておこう。
そんなこんなで、やっと16時ごろに研究室を出ようと思ったら、突然、また豪雨。
なんやねん、この天気。
ただでさえ身体が今おかしいのに・・・
しかし、無事郵送して、よかった。
明日は、校正だな。
とにかく、今日はゆっくり休まなくては。

かなり気をつけていたが、身体の感覚がないと、車の感覚も危ない。
駐車するのが、ものすごくへた。
ぶつけてはいないけれど、何度も切り返して、車体の感覚がわからない。
こんなときに車にのったらあかんな。

昨日と今日観た映画は『富士に立つ影』と『剣鬼』。
『剣鬼』は私の好きな雷蔵作品。
久しぶりに観た。

ゼミの学生に、夏休みの宿題を出している。
好きな映画でいいので、50本観て、200字から400字で、その映画について考察を書くこと。
だからというわけではないが、私も映画を観ている。
もちろん、私は趣味と実益を兼ねているのだが。
学生がどんな映画をみているのか、楽しみだ。

8月15日
暑い。
今日も張り切って、大学へゴー!
車が便利と痛感しているこの頃。
というのも、スクールバスは、夏期休業中なのでかなり少ない。
それから、自分の研究に関するものは、ほとんど自宅にある。
それを運ぶことを思えば、車だとそれも楽チン。
帰りのバスの心配も要らない。

今日もお弁当を食べながら、映画鑑賞。
これも見逃していた『セブンソード』。
面白い。
しまったなあ。これは映画館で観たかった。
2時間半の大作。
監督は、さすがのツイ・ハーク。
この映画に関する情報を得たときは、「七剣」って、もしかしてと思った。
友人に映画の話をすると、(まだ公開前)同じことを思ったらしく、「七人の侍」の影響?ときかれた。
「七」という数字がねえ。
中国語は出来ないので、なんともいえないが、原作があるらしい。
まあ、なんだっていいんだ。
とにかく面白かった。
『PROMISE』や『SPIRIT』に比べても、ダントツ。
今日も、21時過ぎまで研究室にこもる。

8月14日
ああ、夏休みがこんなに嬉しいなんて、学部以来やわ!!
お弁当を作って、仕事の用意をし、車で通勤。
誰も来てはらへんみたいで、静か。
そりゃそうやわな。
お盆やさかい。
教職員も今週1週間は夏季休暇である。
しかし、論文のために取り寄せた本がどうも土曜日に届いてしまっていたので、守衛さんのところに行き、手続きを済ませて、無事受け取り。
どうして、いつもこうぎりぎりなんやろう。反省・・・
外はかんかん照りで暑いが、クーラーの入るお部屋がもらえた幸せをかみ締める。

さあ、原稿に取り掛かるぞー。
とはいえ、これは以前書いたものに手を加え、修正しているものである。
読み直していると、結構恥ずかしい。
でも、あれやこれやと頭をよぎり、なんだか最初書いていたときには全然思いもよらなかったことが、どんどんつながってくる。
忘れないように、あちらこちらに書き込みをする。
結構、ワクワクするなあ。

今日は、お昼ご飯を食べながら、昨日家で途中から見られなくなってしまったDVDを観る。
なんだ、ちゃんと観られるじゃないの。
なんで、昨日再生できへんかったんやろう。
考えてみれば、最近あのデッキはトラブルが多い。
HDDからDVDにダビングするのが、だんだん失敗率が高くなっている。
4月に購入したばかりなのに・・・
無駄になってしまったDVDはもう10枚近い。
問い合わせするべきやな。

観たのは、『エノケンの近藤勇』。これが昨日40分だけ観たところで、とまってしまったやつだ。
いやあ、腹を抱えて笑いました。
『真夜中の弥次さん喜多さん』も面白かったけれど、こちらのほうが数倍面白い。
エノケンや藤山寛美は、いつか扱いたいなあ。
でもその前に、私が研究したいのは堺駿二。
大量の映画に出ているので、確認するのも大変。
少しずつ注目していっているつもり。
まあ、今は目の前の原稿やわ。
締め切りはお盆明けだから、もう時間がない。
ということで、『柘榴一角』をみる。
なんと、あの「大都映画」だ。
極東や大都、河合映画のものは、ほとんど目にした事がない。
名前は、映画史を繰ればしょっちゅう出てくるんやけどね。
なかなか興味深い映画でした。
近衛十四郎がかっこいい。
1941年の作品。
翌年、統合されて大映になるんだよな、確か。

8月13日
きーっ!!
いらいらするのはよくない。
今日は、本当は記念すべき日なのに。
なぜ?
それは、それは、それは・・・・
じゃっじゃあーーーーーん。
なんと、お昼寝が出来たのだ!!!
もちろん、薬なしですよ。
それも2時間も!!!
日曜日の昼なので、昨日買い込んだ夏野菜で、楽しく休日ランチを作って、ちょっとビールなんて飲んだんよね。
もちろん、1缶だけです。
そうしたら、3時ごろに眠くなってきて、もしや?とベッドに直行。
嬉しい。

と、調子に乗っていたのに・・・
DVDに録画した映画が、途中で止まるし、動いたと思ったら場面は飛ぶし、なんべんやっても途中からみられない。
それで、なんどもなんどもやっているうちに、いらいらしてしまったのだ。
はあ、なんか昼寝のせいか、いらいらしたせいか、全然眠れそうにあらへんわ。

8月12日
今日も、朝から洗濯。
掃除をして、映像の整理。
大学にいこうかどうしようか迷っていたが、折角の週末だし、近所に買い物にも行きたいから、家におろう。
家に引きこもるのも、実は大好き。
資料をごそごそあさっているだけで、汗だく。
おまけに結構時間が経っている。
それから、調べたいものがあって、ビデオを山のように積みながら、テレビの前で夕方になるまでチェックする。
ふーん。

あたりが暗くなってきたので、八百屋さんにあわてて買い物。
お盆休みに入るので、またもや買い込んでしまった。
ひさしぶりにいい茗荷があった。
茗荷大好き。
茄子、トマト、胡瓜、茗荷、モロヘイヤと夏野菜を買い込む。
そういえば、こっちにきてからずいきをみいへんなあ。
一度家に戻ってから、今度は近所のスーパーに行く。
野菜以外のものを買いに。
ここのスーパーは、今月の頭に店内も改装して、マックス・ヴァリュに生まれ変わった。
まあ、吸収なのか、買収なのか知らんけど。
関西にいたときは、あまりマックス・ヴァリュって馴染みがなかったなあ。
イオン、ジャスコの系列。
しかし、行くたびに思うのだが、絶対前のスーパーのときのほうが、ええもん売っていた。
野菜は高くなるし、魚の品質は落ちた。
けっ!
スーパーがしょうもないと、気分も沈む。

野菜高騰のせいか、名古屋の物価が高いのか、いまだに不明。

8月11日
いやあ、ひどい目にあった。
お盆の帰省ラッシュ?と思ったが、後で聞いたら違った。
事故である。
途中から、ほとんど車がうごかなくなってしまい、1時間以上もかかってしまった。
土地勘がないので、事務室で、「あの道は、お盆の帰省ラッシュとか関係ありますか?」と質問して、今日の事故の話も知った。
どこかで、事故のニュースを聞いたのかもしれないが、場所がどのあたりか想像できないと、何の役にもたたへんな。
すぐにお昼になってしまったわ。

おなかが空いてきたので、DVDプレイヤーやモニターがある学科共有のゼミ室に移動。
とはいえ、同じフロアーだし、近くなんだけれど。
お昼ご飯を食べながら、『真夜中の弥次さん喜多さん』をやっと観た。
「絶対にお勧め」といわれていたのだが、予想にたがわず、面白かった。
でも、こののりは嫌いな人もいるだろうね。
次に、『戦国群盗傳』を観る。
さりげない演出が、とてもいい。
1937年か。
このあたりの作品ってまだまだ見ていないよなあ。
研究室に戻り、21時過ぎまで、資料を読んだり、まとめたりして、着手しました。

2006年08月31日

愛知のクルマはマナーが悪い(怒)

8月31日
ほう、8月も終わりかあ。
今日は久しぶりに早く帰った。
気分も一段落。
なんとか月の変わり目で、いろいろ区切りをつけられたのではないだろうか。
まず、8月末締め切りのコラムを、夕方にようやく仕上げて、添付ファイルにて提出。
これで肩の荷がどっと下りた。

先週末、事務室にお願いして、修理に出してもらったパソコンが今日帰ってきた。
部品を二つ交換したと書いてある。
とにかく、もう壊れんとってや。
しかし、研究室まで運んできてくれはったんはええねんけど、開梱もしてくれず、あの重い機械を置いてかれてしもうた。
昼前のことだったのだが、とにかく原稿が先とコラムを書き終えるまで放置。
送信後に開梱して、ふらふらになりながらまたパソコンを組み立てる(ケーブルとかつなげるだけやけど)。
音が出るようになおったか確かめて、また一からプリンターやオフィスなどをインストールし、メールの設定などして、ようやく使用できる状態に戻った。
やっぱりノートパソコンよりは長時間使うのに大きくて楽やわ。

教務から何度か電話があり、成績の訂正が許可された。
来たところやさかい、どこに何を連絡したらええのか、手続きがややこしいわ。
まあ、これも経験。
どうも、サーバーの調子が悪いらしく、2回も返信しているのに、心配した学生から問合せの電話がかかってくる。
責任重大やねえ。
これで前期の成績問題も解決。

よし、明日から気分入れ替えて、がんばるぞー。
まあ、今日はとにかく家でゆっくり休んで、小説でも読むか。

8月30日
信じられへん。
あまりにひどくて、ショックでしばらく立ち直られへんかった。

今朝通勤しているとき、工事渋滞に巻き込まれた。
それは、別にかまわない。
この国道は工事が多いのだ。
ちょっと進んでは止まりと、のろのろと走行していたのだが、途中こつんとなんか車にあたる音がした。
きょろきょろしてみたが、特になにも見当たらない。
幾度かばらばらと雨が降ったりしていたから、また雨かなあとのんきに考えて、大学に到着。
車を止めて、荷物をおろそうと左側にまわったとき、後ろのドアの窓の上部になにかひっついている。
白い丸いもので、今朝車に乗るときにはついてなかった。
なんだろうと近づいて取り除けよう思うと、なんとそれは丸められたチューイング・ガムだったのだ。
それが、よくみると屋根の上にも一つ、トランクの上の端っこのほうにも一つと三つも丸められたガムがひっついているのだ。
音の原因はこれに違いない。
むっとしながら取ろうと手で触ると、まだやわらかくて、逆に手に引っ付くし、かすかにガムの香りがする。
ということは、ガムをかみ飽きて、それを窓からぽいっと捨てたのが、運悪く私の車にひっついたわけではなさそうだ。
あきらかに、故意にガムを玉状に丸めて、渋滞の退屈しのぎに放り投げたとしか考えられない。
乗用車の天井に落ちてきたことを考えると、私の車よりも背の高いダンプやトラックだろう。国道だから大きい車もたくさん走っているからなあ。
しかし、なんで3つもひっついてんの?
まさか狙われたとは思わないので、運が悪かったのだろう。
しかし、私の車でなければ、別の人の車に引っ付いていた可能性もあるし、運がもっと悪ければ、フロントガラスにひっついていた可能性もあるのだ。
こんな不快の思いをなんで朝からしなあかんねん。
こういうことをするやつに限って、自分の車に同じことをされると逆ギレするに決まっている。せやから、こんな相手が不快になるかもしれないという想像力が働かないのだ。
最低や、洗車したばかりやったのに・・・
大体、愛知県は車の運転が荒いし、タバコを窓からポイ捨てする車が異常に多い。
マナーが悪い。
マナーが悪いといわれ続けた大阪近辺で育っていたが、はっきりいって愛知のほうが絶対マナーが悪いと確信した。
車だけではなく、地下鉄や電車、繁華街でもそう思うことが多い。
まあ、今はかなり腹が立っているから、余計にそう思ってしまうのは事実だけれども・・・

そんなときに、同僚から「これ知っている?」と名古屋の御当地ソングを教えてもらった。
うわ、名古屋って田舎もんやわ。
そう、極悪な本性がむき出しになって、「あほちゃうん。名古屋人」とつぶやいた。
今度、これをネタに関西で笑ってやろう。
ひっひっひ、大分気がまぎれてきたわ。
やっぱり性悪女やなあ。

8月29日
車の運転って疲れる。
ああ、しんど。
でも、無事に戻ってきたからよしとしよう。

大学に連絡をして、この週末にトラぶったメールのことを確認する。
なにせ、成績に関わることやさかい、こっちもええ加減のことはできへん。
明日、手続きすればなんとかなりそうだ。

買い物に行って、阪神の大勝をほくそえんで観る。

8月28日
朝から装束をつけてお稽古。
終わってから、日文研に向かう。
今日は、楽しい研究会。
ちょっと野暮用があって、早く行くつもりが16時前になってしまった。
久しぶりにみんなに会えて嬉しい。
本当にステキな人たちの囲まれていたんやわあと、毎回思う。
そして、こうして今でも仲良くしてくれることに感謝する。

今日の発表はなかなか面白かった。
相変わらず、私も基礎知識が不足しているので、質問と言うより、教えを請うている方が正しいのだが、いろいろと刺激と知見得られた。
有り難いかぎりである。

8月27日
午前中にお稽古に行き、帰りは大学の頃からずっと愛用しているインド料理屋にランチを食べに行く。
一人で行ったのだが、結構混んでいた。
大学のときに家の近所に出来てから、すっかりはまってしまい、今でも発作的にここの料理が食べたくなる。
美味しかった。

いやあ、一昨日からちょっと休みすぎというか緩みすぎやなあ。
一昨日は、半年振りに車で関西に帰る。
長距離運転するのは、かなり緊張するし、疲れる。
車を祖母の家においてから、神戸にタラソテラピーに行く。
1年半ぶりやなあ。
全身をマッサージしてもらって、リラックス。
帰りがけにベルギービールを出す店にふらっと寄って、甘酸っぱいベルギービールを飲みながら読書。
昨日は、祖母や伯父とみんなで昼ごはんにお好み焼きを食べてから、元町へ。
これまた半年振りに美容院に行き、パーマをかける。
元町をしばし散策。
楽しかった。
阪神間に生まれ育っていたので、今さらながらこんなにええところやったのかと思ってしまった。
もしかしたら、これがいわゆる帰省でのんびりっちゅうやつ?

さすがに、今日はエンジンをかけて、原稿に取り掛かる。
そのほかメールにて連絡など、ちょっと真面目になりました。

8月24日
つまらん。
くだらん。
ひどいひどいと聞いていたが、ほんまにつまらねえ。
何が?というとやっと『SAYURI』を観たのだ。
映画館で観なかったから、どうしても途中で耐えられなくなって、3回も中座してしまった。
あれやったら、『ラスト・サムライ』のほうがましやね。
いろいろ納得させようと思った。
なんやあの踊りは?
いやいや1930年代を設定しているんやったら、まあ無理やりこじつけて、その前の時代からの流れとして、「ダンス芸者」かな。
でも、あんな歩き方はないやろう。
なんか、今のヒールでちゃんと歩けない若い子が、着物を着て浮き足立ったように、思い込みのように異常な小股でふらふら歩いているみたい。
ひどすぎる・・・
贔屓目に見て、桃井かおりと工藤由貴がやっぱり自然かなあ。
といっても、映画自体不自然すぎるんで、自然もないけどなあ。
どうして、チャン・ツィーがあんなに着物が似合えへんねんやろうと考えてみてしまった。
あの髪型か?動き方か?
漸く最後のほうに、また着物姿であらわれたときに気がついた。
いかり肩なのだ。
着物が似合うのは、なで肩。
型のラインが、はっていてそれで格好が悪く見えてしまう。
しかしなあ、これほど不快な映画、別に国辱といっているわけではない、身体的に観ていてものすごく気持ちが悪い映画もなあ、あるんやなあ。
帰りのバスの中で、めまいがして気分悪くなったもんなあ。
これは、日本で作られた、海外を描いたひどい勘違い映画を探すしかない。
時代劇に、かなりひどい異国人(日本人が演じている)がしばしば散見されるが、主役とかそれが主要な舞台になっているわけではない。
密貿易相手だったりと、悪役の一部として出てくるのが大半。
蝦夷や琉球を描いたものは、たしかにひどい。
他は・・・やはり日活アクションかなあ。
現代劇のほうがありそうだけれど、結局架空でありながら日本を舞台にしてしまっているのなら、面白くないもんなあ。
最近の日本映画は、日本が舞台になっていて、架空にするなら、というよりマンガという原作になっているから、変なこともよくあるけれど、うーん『SAYURI』とは、全然比べることが出来ない。接点がない。
まだまだ映画を観ていないからなあ。
よし、探してみよう。

8月23日
微熱が出て、今日も1日ひきこもり。
何度も、家を出ようとしたけれども、出られない。
だからといって、家で仕事をしていたかと言うと、何をしていたのかよく分からない。
布団を干したぐらい。
掃除をしかけたけれども、しんどくて中断。
今日は風が適度に心地よかったので、家にいるから、家中の窓を開けて風を通す。
朝出て夜帰って、週末は関西という生活をすると、家に風を通す時間がない。
だから、家にいるのは意義があるというのは、引きこもりの理由づけ。
午後には、畳の上でダウン。
今日したことは『虚無僧変化』を観ただけ。
本を少し読んだけれど、それだけ。
ほんまは、短いものだが、8月末締め切りのものを書かねばならないのに・・・

漠然とテレビニュースを見て、悪態をつく。
いろいろ書きたいのだが、右手が痛いので、断念。

8月22日
えらい雷雨やったなあ。
ああ、びっくりした。
普段せんようなことしたからかなあ。

今朝は熱も下がったし、結構涼しかった(あくまでもこの夏の間で)ので、電車とスクールバスで通勤。
理由は、かえりがけに遊びに行こうと思ったから。
しかし、パソコンに向かって仕事を始め、思いつくことやメモなどをシャーペンで書いていたら、だんだん右手が痛くなってきた。
とうとう文字を書くのが辛くなってしまった。
はあ、これじゃ仕事にならへんわ。

だからと言うわけではないが、スクールバスも本数がすくないし、帰ることに。
帰りに、初めて名古屋ボストン美術館に行ったのである。
電車で行くと、ちょうど通勤に使う線で一本でいけるし、17時過ぎると、夜間割引で200円安くなる。
19時まで開館しているから、それを狙って行ったのだ。
催し物は、「江戸の誘惑」肉筆浮世絵展である。
日本初公開のビゲローコレクションという触れ込みで、6月の中旬から始まっていたのだが、なかなかいけず、今週末で終わるので、やっとの思いでいったのである。
思ったよりも混んでいたが、(それでも休日よりはましだろう)こじんまりしていて、楽しみながら鑑賞できた。
浮世絵にも絵画にも、全く疎い私であるが、それでも堪能した。
書いてある歌を読もうと試みたが、変体仮名を習ったにもかかわらず、半分も読めない。
情けないなあ。
これが、読めるともっと楽しいやろうに・・・

この前まで論文を書いていたせいか、どうも視点が人々の描かれ方にいってしまう。
刀の差しかたはどうか?着物はどういうものか?動きのある絵に関しては、身体がどのようにつかわれているように見えるのか?などなど。
堪能して、ミュージアムショップを漁ってから、外に出ようと思うと、雷雨。
しばらく待ってみたが、全然やみそうにない。

地下鉄でとにかく帰って、最寄の駅から地上に出ようとすると、まだまだ雷雨が激しい。
幸い日傘が、晴雨兼用のものであったので、雷におびえながら、恥も外聞も捨てて、ジーンズの裾を捲り上げて、情けない格好で帰宅。
なんだか、どっと疲れた。

8月21日
あかん。
下手に休みを取ったら、あかん。

昨晩、しんどい、しんどいと思っていたが、それは身体さんのメッセージ。
今日は、発熱して倒れました。
出勤しようと思っても、めっちゃしんどうて、なんとなくぐずぐず。
そのまま、ふらーとしたので、横になったら、意識朦朧。
二度寝というか昼寝が出来たわ、とか思ってみたけれど、それにしては、汗だくだし、気持ちが悪い。
そこで、もしや?と熱を測ってみると、発熱していたことが発覚。
昼寝やなくて、身体が要求してダウンしていただけでした。

1日中、着替えては、寝転がり、うつらうつら。
身体が痛かったのが、夜になって漸くおさまる。
ご飯も食べられたし、大丈夫かなあ。
汗をかくから、水を大量摂取しているのか、水を大量摂取しているから汗をかくのかよくわからない。

わかっているのは、身体さんが休みたいと言うてはることだけ。
だったら、冷房を入れて快適に睡眠をとればいいのだろうけれど、なんとなく汗をかいたほうがいいような気がして、窓を開けて扇風機を回していた。
腱鞘炎がひどくて、右手が使いにくいのも、使うなというメッセージかな。
とにかく、今日は1日ゆっくりしていました。
夕方に夏野菜だけ買い込みにいったけれど、それはちょっと歩いて外の空気を吸いたかったから。
冷蔵庫が空だったのと、身体によさそうなものを買いたかったのも理由のひとつ。
あたた。
もう書くのはやめておこう。

8月20日
恐怖のUターンラッシュ?!
何度も書いているが、私はこれまで帰省というものを味わったことがなかったので、ニュースで流れるものがどうも、実感できない。
想像力に乏しい自分が情けない。
このたびも、帰ってこいと言われたのもあってしぶしぶ帰阪したところが大きい。
だから、今日まで新幹線の安売りチケットが使えないというのも、今日はじめて知った。
あほやな。
うちの両親も帰省を経験したことがないので、まさか今日が混んでいるとも思わなかったのだろう。
なんの忠告もなかったさかい。
いや、それどころか近鉄で帰ろうとしているのを阻止して、新幹線で帰るようにすすめたぐらいやから、しらんわな。
指定席をとったからいいものの、21時前だというのに、自由席は満席。
車両の間のデッキには、人が溢れている。
トイレに行こうと思っても、並んでいるのか、指定をとっていない人がたむろしているのかわからない。
新幹線が混雑しているのを味わったのは、初めて。
いや、これでもピークではないんやろう。
だって、指定が取れたんやから。
はあ、しんど。

今日は、久しぶりに元町に行った。
オープンしたときから注目していたが、これまで縁がなく一度もいけなかったフレンチ・レストランに、念願かなってランチに行く。
美味しかった。
店の雰囲気もすごくよくて、満足。
しかし、その店を出た後の日差しが強くて、強くて、日傘をさしても倒れそう。
なんか、「死ね」といわれているみたいな日射し。
ほんまです。

遊びすぎたのか、しんど。
腱鞘炎は相変わらず、痛い。

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