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2006年09月 アーカイブ

2006年09月08日

悲喜こもる日々

9月7日
昨日届いていた手紙を、家にこもっていて気がつかずに、今朝、郵便受けから受け取る。
そこに、本当に嬉しい手紙が届いていた。
朝からとても心強く、元気付けられたと同時に、人の温かさに心より感謝する。
今日こそはと、それからがんばって大学へ。

片付けなくてはいけない雑事を、一つ一つとこなしていく。
が、夕方にとてもショックなことが起こってしまった。
朝の嬉しさはどこへ。
すっかり消し飛んで、意気消沈。
こんなん気にすることやないってと、いくら自分で自分に言い聞かせても、ふと気がつくと、心がそのことに留まり、呆然となっている自分がいる。
あかんあかん。
こんなんでは、なんにも出来へんし、仕事をしなくてはいけないのに・・・
なんか傷ついた。

せやけど、私が傷つく権利なんてあらへんな。
極悪ぶりを振りまいて、周りを傷つけている人間が、自分が傷ついたなんて笑わせるわ。
その前に、己の性悪をなおさなあかんな。
反省。
己の邪悪さに、吐き気がしてきた。

9月6日
引きこもり二日目。

今朝も出よう出ようと着替えて、お弁当もつめて準備が整ったにもかかわらず、家から出られない。
理由が分かれば、出ている。
とにかく、身体さんが不調を訴えて、どうしても出られないのだ。
家では出来ない仕事があるから、と言い聞かせても無理。

昼前に、ようやく郵便物だけ出しにでかけた。
出ようとした瞬間、雨が降ってきて、速攻家に帰る。

今日も1日、多田容子にはまる。
本日の作品は、『甘水岩』。
それから、映画と。
こちらは、『イギリスから来た男』と『紅蓮菩薩』。
それから、夏休みの課題に出されている新書を1冊。
全然とりとめがないなあ。

身体に毒素が回っているのか、雨のせいか、体調がすぐれない。
こんなにのんびりと好きなことをしているのに・・・

9月5日
とうとう引きこもってしまった。
とはいえ、夕方に買い物のため近所のスーパーにはでかけたが・・・
それだけ。

朝から、腹痛と腰痛、吐き気に見舞われ、ブルー。
身体がだるくて仕方がない。

顔を洗って、出かける準備をはじめたが、吐き気と頭痛でダウン。
微熱が、昨夜に引き続き出ているみたいだ。
ちょっと夏の疲れでも出てきたのかなあ。
暑いと何にもせんでも体力失っている気がするものなあ。
先週に引き続き、週末に緩みすぎたかな。
まあ、周期的なものもあるが・・・

とにかく身体さんの好きなようにさせようと、金曜日に読みかけた多田容子の『柳生評定記』を読む、読む。
面白くて、最後まで読みきってしまった。
だるい、だるいといっている割には、転がりながら読めるものである。
時代劇モードで『十一人の侍』を観る。
他にやりたいこともあったが、またしんどうなって中断。
服薬して、身体を横たえることにした。

そういえば、だんだん効きがよくなってきていた薬だったのに、このところ必ず夜中に何度も目覚めてしまう。
少しずつだが、量を減らすことに成功していたのだが・・・ここにきて、しばらく平行線だな。
まあ、ここまで減ったことに満足することからはじめるか。
無理して、次の日を棒にふるのはやめなくては。

9月4日
お稽古。
10月1日の会が迫ってきているので、今月は稽古のために毎週末帰る。
朝からお稽古に行って、大会の練習。
細かいところをなおされる。

なんだか、顔が荒れて、身体もむくんで調子がいまひとつ。
昼ごはんをみんなで食べてから、お稽古場を後にして、大阪へ。
第三ビルの金券ショップをめぐり、一番やすいところで、今月の往復分をまとめがい。
名古屋で3~4軒ほど金券ショップをみつけたが、大阪のほうがやすいので、せこい金額だが、まとめて買うようにしたのだ。

それから、近鉄で名古屋に戻る。
なんだか腹痛がしてきて、調子が悪くなってきた。
家で、夕食を作って、席についた途端、放心。
気がついたら、0時前だった。
あれ?

9月3日
祖母に誘われ、母と三人で梅田に買い物に出かける。
お昼ご飯を食べてから、帰宅。
一休みして、伯父が来たので、四人で麻雀をする。

夕方に終えて、ご飯をつくり、みんなで食べる。
自分のことを何もしない1日がこうして、平和に過ぎていく。
まあ、これもありかな。

9月2日
昨日から函館のほうに二泊三日で行く予定をしていたが、故あって中止となった。
まあ、またご縁があったらいけるだろう。
それはそれで、私もやることがあるから、まあいいや。

そう思って、昨日から新しい準備が出来るように、掃除やら、整理やらをしている。
旅行の中止を気遣ったのか、有馬に行かないかと両親が言うが、その代わり美味いものがくいたいと答えて、半年振りに兄夫婦も一緒に京都で食事をする。
3月の国際シンポの最後の晩に、カフェ・オパールに寄って以来だ。
場所は、兄たちに任せて、「室町和久傳」となった。
一度、行ってみたかったので、堪能。

新幹線だと京都は近い。
実家から行くのと時間的には大差なく、店に到着。
まあ、金額が全然ちゃうわなあ。

祖母の家に戻り、ゆっくりと話をする。
明日の予定を聞かれ、家にいますと答える。
祖母に、「旅行の予定だったんだから、今週末はゆっくりできるんでしょう」と更にいわれる。
まあ、理屈としてはそうなる。
孝行としても、ゆっくりすべきなんだろうなあ。

2006年09月28日

後期開講

9月26日
講義の初日。
通年科目ではないので、20人ぐらいメンバーが変わっている。
まあ、しゃあない。
今日はイントロダクションだが、丹波哲郎さんの冥福を祈って、映像を見せることに。
来週から数回は戦争と映像について話す予定であるから、冷戦を背景にしたスパイ映画。
『007は二度死ぬ』。
全部はみせられないので、とりわけ丹波哲郎が出ているシーンと日本イメージが強調されているシーンを見せる。

雨のせいか、なんだか頭が痛い。
急に寒くなってきた。
家に帰ると発熱。

9月25日
お稽古。
10月1日の会の前の最後のお稽古。
着物を着て、本番さながらに。
最後になって厳しい。
大会は楽しみでもあるが、プレッシャーでもある。

丹波哲郎さんの訃報を聞く。
合掌。

9月23日
三回忌。
久しぶりに親戚が集まり、お坊さんにお経を上げてもらった後は、祖父が好きだった中華料理(祖父は明治生まれの人なので、支那料理とよく言うてはったなあ)で、昼食会。
いとこたちとも今では、あまり会うことがないので、楽しい。
しかし、さすがに疲れた。

夜は祖母の家に泊まる。
夕飯は、冷蔵庫の残り物であっさりすませる。
日立のほうにいる大叔母と祖母と三人。
めったにない組み合わせやわ。
祖母には、まだまだ元気でいてもらいたい。

9月22日
大事を取って、主治医のところに行き、検査をしてもらう。
2週間後に来るようにいわれ、出来ればこれから定期的に来るようにと言われるが、なにせ名古屋にいるとなかなかねえ。
はあ。

9月21日
授業始め。
演習だったので、さんざん学生を脅す。
ごめんよ。
またもや会議で遅くなる。

昨日のショックでなんとなくすぐれない。
帰宅すると、やはり微熱。
頭痛が続いている。

9月20日
がーん。
ここのところずっと体調が絶不調とは認識していたが、数字で示されるとうちのめされる。
何気なく、血圧を測ったら、これまでに一度も観たことがない高数値が・・・
高血圧??
3回も測りなおしたのに、ショックのため気にしすぎなのか、とにかく測れば測るほど数値は上昇していく。
めまいがしてきた。
めまい、動悸、頭痛、頭重、寝不足・・・すべて症状が一致する。
なんか病気を治癒するより、余計に自覚症状を認識させて、症状を重くするのかも・・・
吐き気がしてきた。

そういえば、昨晩あまりにも胸が苦しくて、胸が痛くて、夜中になんども目を覚ました。
水を飲んで落ち着いてから、ベッドに戻っては、苦しくて目が覚める。
そんな繰り返しが一晩中続いていたが、あれが動悸が激しかったのか、それとも不整脈に当ったのか、不明。
いずれにせよ、なんかあかんな。

9月19日
微熱が続く。
いろいろ作業をしていたら、今日も遅くまで残業。
でも、自分のことはできてないやわ。
どうしてこう要領が悪いんやろう。

肌荒れが、ちょっとはましになったかも。
とりあえず、今日はステロイドを使うのはやめよう。

9月18日
お墓参り。
昨年の納骨のときに行って以来、初めて。
台風からはうまく外れたが、六甲山には厚くて黒い雲がかかっていたので、山の手の墓地は時雨れていた。
祖母がお墓参りをすると(すませると)、気持ちがすがすがしくなると言っていた。
なんとなくその気持ちが分かる。

9月17日
肌荒れがひどい。
顔はあかくまだらになっているし、全身かゆみが伴う。
昨日に引き続き、ステロイドの入った塗り薬を使用。
きついのはわかっているが、もうしゃあない。

体中が浮腫んで、だるい。
微熱っぽいようだ。
しかし、実家に帰っていると心配されるので、あまりしんどいしんどいとも言うてられへんな。

9月16日
研究会。
地下鉄も、バスも遅れたので、10分ほど遅刻。
2名の発表とも刺激的。
いつもいつも、楽しい思いをする反面、自分のあほさ加減を知らされ、反省もさせられる。
ああ、全然基礎知識がないなあ。
もっと勉強しなくては。

久しぶりに会うメンバーと楽しいひと時。
本当にみなさまにめぐり合えるチャンスをもらい、こうして仲良くしてもらえることに心から感謝。
みならって、勉強します。

ここのところの体調不良を忘れるほど楽しかったが、でも今日はアルコールを控える。
倒れたくないしな。

9月15日
朝から履修相談という任命を受ける。
しかし自分でカリキュラムから考えて登録するのが普通屋と思うねんけど。
それでも1回生が何人か来るので、応対。
最終的には、「自分で考えてね」ということになるんやけどね。

9月14日
オリエンテーション。
そして、教授会。
学科会議。
ああ、いよいよ後期が始まった。

雑務に追われて、大学を出るのが22時前。
もう遅いので、同僚と軽く食事をして帰る。
が、帰宅後、激しく腹を下す。
なんでやねん。

9月13日
夜に気分が悪くなり、1時間ほど嘔吐を繰り返す。
完全にダウン。
熱っぽい。

ふと鏡を見ると、げっそりとした顔だけでなく、吐くときに力んだせいで、毛細血管が切れる。
こめかみのところが、両側とも小さい赤い斑点が毛細血管の切れた証として出ている。
しかし、星雲のごとく赤い斑点は、直径4cmぐらい。
うー、気持ち悪い。
めまいがするし、胃酸で胸焼け。

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