用事の多い連休
5月6日(金)
半眼にて過ごす。寝不足でもねえのに、目が痛いのよ。(いてぇーのよ)
5月5日(木・祝)
連休の最後の日。らしいが、あまり連休っぽい感触のないまま過ぎていった印象がある。
単に休みというだけで、明日からの日が辛いとも思わず、哀しいとも感じることなく、「暑いのだろうなあ」と想像するだけ。
これまでの連休のほうが、どこかずっと連休ぽかったし、だらだらしていたし、休み明けの学校に行くのは、ずっといやだった。
これといったレジャーがなかったからかもしれないけれど、これまでだって、人込みの中をかきわけるようにして出かけるなんてことは、していない。なんて言いながら、来年は「連休だよー」と大声ではしゃいでいるかもしれないけれど。
5月4日(水・休)
大阪能楽会館にて、狂言を観賞。
ご存知茂山家一門の「マラソン狂言会」と題された催しである。この連休中にずっと上演されているそうで、一日に二回講演で、それぞれ二番ある。
本日の演題は『魚説教』と『禰宜山伏』。
『魚説教』では、出家:茂山千作、某:茂山千五郎、後見:茂山宗彦。
『禰宜山伏』では、山伏:茂山七五三、禰宜:茂山正邦、茶屋:丸石やすし、大黒:島田洋海、後見:茂山宗彦の配役。
茂山千作さんの足は、また一段とゆるゆるして見えたが、「なまだこなまだこ~」と聞かせられるうち、「華麗」な狂言の世界に引き込まれていた。笑いながら「ひらめ」いたことは、「『さわら』ぬ神に祟りなし」ほど、「たい」したことではないのだけれど。
まだ五月になったばかりだというのに、日差しは暑く照りつける。
すこし夏っぽくなっているM/Oちゃんに、「芝居」と「狂言」との関係性について、ふいに熱く語ってしまう。
5月3日(火)憲法記念日
家族的サービスの日々。その2。ひひひ。
『インファイナル・アフェア』を観ていたら、興味深そうに画面を覘いてくる気配がした。
振り向くと父。
「それ、どこの映画?」とのご質問。
「香港よ。おもしろいから、あとで見たら?」
かように促して、ついでに返却をお願いする。
昼からは、『晴れたらいいね』のように運転。
相当にいいお天気。「晴れたらいいね」というよりも先に晴れているので、そこのところは気にしない。
ピクニックには行かず、海のほうへと車を走らした。波の匂いがする。案外いいドライブだ。
神戸国際会館にて、マシュー・ボーンの『SWAN・LAKE』を観賞。
群舞の予想外の哀れさと貧しさには無理矢理目をつぶるとして(でも、ありゃあひどいよ。素人目にもわかりますぜ)、マシュー・ボーンの無意識が全場面で映し出された舞台は、たいへんに興味をそそられるものがあった。早速分析してしまった。
主な配役は、ザ・スワン/ザ・ストレンジャーにはホセ・ティラード、王子にニール・ウエストモーランド(以下略)。
やっぱり背中がきれいなのがいい。そして、何事もコヒーレンス、大事ですね。
5月2日(月)振替休日
家族的サービスの日々。ほほほ。
観たい、聴きたい、歌いたい。食べて、飲んで、しゃべって、騒いで・・・とまあ、そんなところです。
5月1日(日)雨の日曜日
連休なので帰省。
朝から思わぬ雨に降られたので(いや予報どおりだったのだ)、少々帰るのをはばかられたが、電車にゆらゆら、ゆられるうちに、毎度見たことのない駅に到着。何度来てもなれない。来れば来るほど見知らぬ世界になっている。
ぼんやりと『僕の彼女を紹介します』を観る。
最後まで観て気づいたことは、これは『猟奇的な彼女』を観てから観ると、数倍おもしろくなるということである。別に二つの作品にストーリー構成上、何の関係もないのですが。
それにしても韓国映画って、ほんとに霊とか魂とかって好きなんですねえ。かくいうわたしも、まったくきらいじゃないですが。なんだか興味をそそられます。
4月30日(土)
世間では連休らしいが、いつもとさほど変わらぬ土曜日なので、あまり実感が沸かない。といったよくある土曜日。
ただそれでもいつもと違うことがいくつかあった。
カレーはナンと食べるとおいしいということ。
ラッシはマンゴーいりがあるということ。
敬愛するサザン・オールスターズの歌は、世代を超えた需要と供給があるということ。
サザンについてさらに加えれば、別に彼らは決して湘南のために生きているのでも、茅ヶ崎のためにあるのでも、鎌倉を思うためにいるのでもなかろうが、数十年先も、あのあたりの海を思う歌となることだろうことは容易に想像される。あー江ノ島に行きたい。
4月29日(金・祝)みどりの日
大学教員研修会につき、休日返上出勤。はー、疲れた。
というほどもじつは疲れてはないのだが、「何もしない」「何もできない」といった時間を過ごすほど辛いことはないとだけ記しておこう。
本を隠し持ってくるわけにもいかず、かといってどこかへ行くわけにも行かず。とりわけ哀しいのは、待っているのが「遅刻者」といった寂しい現状!
ああ、なんだか複雑な気分だ。
4月28日(木)オフィスに誰かいるか
オフィス案内役の「いるか」に飽きたので、「魔法使い」に変更した。
無意味に「きーきー」という声が気にいらなかったので、すこし気分がマシになる。
併せて見つけた「クリップ」も、なかなかにいい味を出している(ように今は見える)ので、別の場所で使う予定。
4月27日(水)
いただいたシュークリームがとてもおいしい水曜日の夜。