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さっちゃんの眼鏡論

le 24 septembre

私は、メガネが好きだ。


『めがね』という映画を見た。

『かもめ食堂』とおんなじ監督さんで、
『かもめ食堂』に出ていた小林聡美さんと
もたいまさこさんも、出ています。

メガネ好きな職場の先輩と、いやぁ、
『めがね』っていう映画ありますねぇ、
楽しみですねぇ、とかって今月の頭頃に
話していたけど、そんな軽い感じではなく、
深い・・・。
深かった。

そして、私の中でメガネの印象が変わった。

私にとってメガネとは、これはもう切っても切れない
相棒で、この子たちがないと、ちょっと先のもの
が見えない。
最近なんて、乱視が出てきちゃったから、
今まで見えていた距離のものまで、ぼやぼや
しているので、本当にメガネがないと困る。

私は、メガネを今3つ使い分けている。
お出かけ用・休みの日用・寝る前と朝起きてから用、
というように、自分の中でそれなりに
使い分けて過ごしている。
まぁ、一番新しいメガネがお出かけ用で、
その次が、休みの日用で、一番古い子が、
寝る前と朝起きてから用なんですけど。

でも実は、中学の頃から、外出するときは、
コンタクト派だったりする。
一度コンタクトを試してみると、たぶん、
試された方はみなさん驚いたと思うんですけど、
すごくよく見えるんですよね。
それまで、メガネで過ごしていたところを、
ある日コンタクトにすると、すごく視野が広くなって、
ちょっとした感動を味わうわけです。

で、学校に行くときもショッピングに行くときも、
コンタクトレンズと共に出かける、と。
今日だって、私は、コンタクトをして
『めがね』を見に行きました。

でも、コンタクトってずーっと付けてるわけには
いかないですよね。
1週間つけっぱなしっていう使い捨てレンズも
ありますけど、何かこう、やっぱり寝るときは、
コンタクトをはずしたいという衝動に、
私なんかは駆られます。
で、そのあとは、メガネにお世話になる。

はっ、今気付きましたけど、何が言いたかったのか、
わからなくなってしまいました・・・。


えっと。
とりあえず、もたいさんは、めがねの達人です。

ここ最近、オシャレメガネとかって流行っていて、
メガネ好きな私とかにとっては、いろんなメガネを
見ることができて大変うれしいのですが、
その対極にある「めがね」に気付いてなかった。

たそがれるためのめがね。

極致、という雰囲気が漂う気がするのは、
私だけでしょうか?

そうなんだよねぇ。
乱視用のレンズじゃないから、少し遠くが
ぼやける。
そんなこと、どーでもいいじゃないか。
みたいな。

気合をいれるためではなく、脱力するために、
めがねのお世話になる。

確かに、期限なしで、どこかに出かけるとなったら、
使い捨てコンタクトの枚数なんて、気にならない
だろうなぁ。
今は、仕事に行くときとか出かけるときに、
コンタクトが必要だと思っているから、
あ、残り少ないや、眼科に電話しなきゃ、
とかってなるけど。
たぶん、私も、そういう旅に出るのなら、
最初っからメガネで行くだろうし、
そのメガネが多少見えづらくても、
あんまり気にしないような気がする。
むしろ、多少は見えづらい方が、
余計なものが目に入らなくていいのかも。

あぁ、そういう意味では、この春に
メガネを新調してもらったとき、眼科の先生の言う通り、
ゆるめのレンズにしておけばよかったなぁ。
乱視用のレンズ、やめとけばよかった。

そのときは、はっきり見えないと不安だから、
ぼやぼやしないように、乱視用レンズがいいと
思ったんですけど。
眼科の先生は、普段、コンタクトなんだし、
メガネは若干度数がゆるめがいいんですけどねぇ、
とおっしゃってたのに。
今度、メガネを作るときは、度数ゆるめに
しよう。

うん。でもやっぱり、使い分けは必要ですね。
普段用メガネ、と、たそがれ用めがね。

それにしても、『めがね』に出てくる、
小林さんが寝ていた布団と毛布は気持ち良さそう
だった。
そして、朝ごはんがとてもおいしそうだった。

せかせかしてなくて、日本犬が隣りにいて、
季節の移り変わりを肌で感じられて、
自分たちで作った野菜を食べて、
ふかふかの布団で寝られて、目が覚めたときが
起きる時間・・・こんな暮らしを、
大好きな人々と、いつの日かできたらいいなぁ。

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2007年9月25日 11:38に投稿されたエントリーのページです。

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