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2006年10月 アーカイブ

2006年10月 3日

パン屋の運動会

le 3 octobre


もう10月ですかぁ。
秋ですねぇ。

秋。
秋といえば、食欲の秋。
食べすぎには注意しないと・・・と、いつも心に
掲げつつ、おいしいものをパクパク食べる。

例えば、先日食べたパン!
おいしかった・・・。
デニッシュ生地にウインナーとかね。
デニッシュのさっくりに間違いのないウインナーが
たまらない。

最近、彼のおかげでいろんなおいしいパン屋さんに
めぐり会うことができているのですが、
こないだ行ったパン屋さんは、おかずパンが
めちゃめちゃ充実しているところで。
私は、テンションが上がりすぎて、繰り返し
「運動会っぽい!」と言っていたという・・・。

何が運動会っぽいのか、全く伝わることがないまま
しばらく放置されていたみたいだったんですけど、
そのことにも気付かないぐらいのハイテンションぶりでして。
買ったパンを食べながら少し落ち着いたときに、
「なんか、おかずパンがずら~っと並んでて、
パンの運動会っぽくなかった??」
っと、同意を求めてみたら、
「彦摩呂かっ!」とするどいつっこみを
受けてしまった。

言われてみれば・・・確かに?
しまった。
いつの間にやら、彦摩呂風コメントに。

にしても、阪神間にはおいしいパン屋さんが
たくさんありますねぇ。
いろいろ食べた中で、今私の心を捉えて離れない
ものは、そのデニッシュにウインナーのパンと、
ほんのり甘いイチジクのパン。
そのイチジクのパンがまた、おいしい。
何とも説明のし難いパンなのですが、
ぽそぽそしてるようでどこか噛み応えのある生地に、
乾燥イチジクが入っていて、上に砂糖(よく
シナモンロールとかにかかっている白い固まってる
あま~いやつ。粉糖ではない。名前なんだっけなぁ。
忘れちゃった。あ、フォンダンだ!!)がかかっているんです。

この二つは、どんなに食欲がなくっても、
目の前に出されたら食べてしまう自信があるパンです。
ま、そんな自信いらないけど。

今まで意識してなかったけど、どうやら私は
パンの話になるとテンションが上がるらしい。
そして、止まらなくなるらしい。
そのことからすると、学生の頃にパン屋さんで
バイトをしていたのは、かなり良かったのではないかと
思ったりする。
でも、バイトをする前からかなりパン好きだったのか、
バイトをして焼きたてのパンやおいしいパンに出会えた
からこそ、今こうしてパン好きなのかは、よくわからない。


テンションが上がって話が止まらなくなると言えば、
前々回かな?に書いた、メガネとスーツの話。

10月に入って、クールビズも終了したわけなんですけども、
「そういえば、もうすぐクールビズ終わりですね。」
と、お昼休みに控え室で私が発言したことによって、
職場に、私と同じようにメガネとスーツを好む人が
いることが発覚。

もうすぐクールビズ終了発言のあと、続けて、実はスーツが
結構好きで・・・『スーツ男子』・・・あ、その前に
『メガネ男子』っていう本があるんですけど・・・
「知ってます?」と言うはずが、私の隣に座っていた人が、
あーーぁと感嘆の声を上げたため、そのセリフは
出る幕無し。

「知ってるんですね?」
と、ここから、なんだかマニアックな空気をほわほわ
かもし出しつつ、二人であーーとかわーーとか言いながら、
しばし意見交換。
いやぁ、意外に身近に存在するもんなんですねぇ。

彼女は、『スーツ男子』は未読だったので、
「良かったら・・・」とお貸しして、
感想については、また追々話しましょうって感じ
なのですが、とりあえず、『メガネ男子』とは
ちょっと趣が違う、という点で同意。

メガネのときみたいに、もっともっと深い感じに
書いてある本が他にあったら、また買うだろうなぁ、私。

で、めでたくクールビズ期間が終わったので、
職場もすっかり秋模様。
職員さんたちは、事務室に入ったらスーツの上を
ロッカーにしまっちゃうんですけど、
シャツとネクタイの組み合わせをこっそりチェックできるので
なんだか楽しい。

何なんですかねぇ。
スーツ着ると3割増し、とか言うんですけど、
実際、クールビズのときに着ていたであろうシャツに、
ネクタイ一本しめるだけで、キリッとして見える。
雰囲気が変わるんですねぇ。
うーん、感慨深いなぁ。


んな感じに10月に入ったわけでして、
今の職場で働きだして半年が過ぎ、平成18年度も下半期に
入りました。

勤め始めた頃は、とにかくいろいろ把握することに
精一杯で、やってけるのかなぁとか思ったりしてましたが、
何とかやっていて、しかもすっかり馴染んできていて、
帰りに車運転しながら、「4月5月には、こんな私
想像できなかったなぁ・・・」とふと思ったりする。

最長で2年しか働けないんですけど、
一応1年ごとに契約するわけで、同期の子から、
来年どうするの?って聞かれ、そのとき気付いたのが、
私の中ではすっかり、来年もココで働くことになっていた
ということでした。

最近は、自分のやるべき仕事がちょっと落ち着いたら、
データ整理にかかってますからね。
来年以降のことを考えて。
来年、私がやらなきゃいけないかもしれない仕事や、
今私がやってる仕事を来年やる人のことを考えると、
常連さんたちのデータを、必要なときにさっと出せると
かなり助かるはず!と思ったので、
そのことをチラッと提案してみて、パソコンが得意な人に
様式を作ってもらい、書き込んでるんです。

・・・様式を印刷して手書きで。

結局、フロント事務として雇われた人たちみんなが、
さっと手に取れてパラパラ探せるのが一番便利なのでは
ないか、ということになったので、手書きして
ファイルに綴じる形を取ったんですねぇ。
何となく整ってきたら、アカサタナで分類して、
電話帳みたいになる予定。

あくまで予定。
自分で言い出したのはいいけど、上半期の資料から
団体や個人常連さんの情報をピックアップするだけでも、
かなり時間がかかってしまうので、いつ「電話帳」に
なるのか全くわからない。
ほほほほほ。
まぁ、常連さんは増えていくので完成するってことは
ないものの、この「電話帳」が後々役立っていけば
いいなぁって感じで、少しずつ進めている状態です。

なんか、勝手に自分で自分の仕事を増やしてしまう
自分にびっくり。
やる気満々じゃん・・・みたいな。
そんなはずじゃなかった、ってのもおかしいけど、
ほんと、最初の頃からは想像もつかなかった自分が
いるらしい。

変な話だ。

2006年10月15日

レンコンとバナナクッキー

le 14 octobre


「こんにちはー。」
という声がしたので、
「はーい。」
と降りていこうとすると、すでに玄関に入っていたらしく
かなり近いところで
「あんたんとこ祭りやろ?」
と聞かれる。
誰だろう・・・と若干訝りながら玄関まで行くと、
親戚のおじちゃんだった。

このおじちゃんは、レンコンを作っている人で、
毎年お祭りにはレンコンを差し入れてくれる。
んだけど・・・
「祭り終わったで・・・先週やってん。」
「え?先週?そりゃぁまたえらい早いやないか。」
「う、うん。でも、ありがとう。」

たぶん、親戚中のお祭りの日にレンコン配ってると
思うけど、どこでいつ祭りやってるのか把握してない
っていう、この辺の適当さが良い・・・ですね。
非常に。


今日は、クッキーを作ると昨日から決めていた。
誰かのために作るとかではなく、何となく最近、
自分の中の波がよろしくないようなので、
クッキーでも作るか!っという気になってしまったから
作る。
よくわからないけど、気持ちが治まらなかったから、
本当に決行。

家にバナナがあったので、バナナを入れるクッキーに
して、足りないものを午前中に買いに行った。
母から、頼まれ物もあったので、大型スーパーの中を
うろうろしていると、ついクッキーに関係のないものまで
買ってしまった。

それは、チョコレートシロップ。
そろそろ寒いので、ホットミルクにちょこっと混ぜて
ホットチョコレートにしようと思い、つい。

クッキーのために足りなかった、小麦粉と
バニラオイルとベーキングパウダーもちゃんと購入。
バニラオイルとベーキングパウダーは、実は
残っていたけど、とっくに期限が切れていた。
よほど、お菓子作りから遠のいていたらしい。

お昼ご飯の後片付けを済ませて、ボールや計量器、
粉ふるいなどを用意し、誰もいないうちの中で
一人黙々とクッキーに専念。

そういえば、昔、ミニロールケーキを作ろうとして
巻けずに失敗したことがあるけど、クッキーで
失敗したことはないなぁとか思いながら、ひたすら
バターを混ぜる。
お菓子作りとか言うと、かわいいイメージなのに、
バターを混ぜるのは、かなり力のいる作業で、
いつも途中で休憩したくなる。
でも、今日は休憩なしに、大きなボールをお腹に
抱えながら必死に混ぜた。

そこに、砂糖を3回に分けて入れ、またひたすら混ぜる。
混ざったら、次に卵黄を2回に分けて入れ、また混ぜる。
そして最後が、ふるい合わせた小麦粉とベーキングパウダー。
粉を入れる頃には、もう泡立て器でガシャガシャ混ぜなくて
よくって、ゴムベラとか木杓子でサクサク混ぜる。
そこにバニラオイルを3滴。

今回は、バナナ入りなので、小麦粉を少しまぶした
1cm角のバナナを最後の最後に投入。
なんとなく混ぜて、焼く準備。

手にとってくるくる丸めたりはしない。
ティースプーン2本を使って、すくってほわっと
落とすだけ。
あとは、オーブンの予熱が済んだらクッキーに
なる前のクッキーたちが並んだ
鉄板を入れて焼く。
今回の場合は、180℃で15分。

焼いていると、オーブンから何とも言えない
甘い香りが漂ってきて、それだけでしあわせな気分になる。
使った道具を洗ってしばらくしたら、焼きあがった。
熱いので、少し冷ましてからお皿に盛る。
バナナが、とろっとして見えて、バナナの甘い香りも
あってすごくおいしそうだった。

余分な熱が取れた頃、いよいよ口に運んでみる。
んーー、おいしーぃ。
本当に、おいしかった。
クッキーはサクサクしてて、バナナはしっとりしてて。

いやぁ、せっかくだから、また近いうちに
クッキー焼こうかなぁ。
バニラオイルとベーキングパウダー、まだまだいっぱい
あるし。


っと、ちょっと落ち着いたとき、自分の身体に
熱があることに気付いた。
しまった・・・。

実は昨日の夜、風邪の兆候があったので
栄養剤を飲んで早めに寝て、充分に睡眠とって、
今日は買い物の後にうがいと手洗いをして・・・
ってやってみたんだけどなぁ。
手遅れだったらしい。
次の休み、水曜だよ・・・。
が、がんばろぅ。
職場で、菌ばら撒かないようにしなきゃ。

2006年10月22日

風邪の三連休

le 22 octobre


きつかった・・・風邪。
そして、なぜか連休だったこの3日間、暇だった。

先週の土曜日、熱が出て、やばいなぁって早く寝て、
次の日仕事に行って「すみません。風邪ひいてしまいました。」
って言いながら仕事して、月曜日は病院に行きたかったので
午前中だけ休ませてくださいって職場に連絡して
病院に行って。
病院で・・・なんか、いつも行く内科の先生の顔見ると
妙にほっとするのだけども。
犬っぽい顔が落ち着くのか・・・。
とりあえず、私にとって癒し系。

で、うちで熱測ったときは36度7分ぐらいだったと思うんだけど、
病院で計ったら37度3分。
「おぉ・・・熱もある。辛そうですね。」
と言われ、喉診てもらって「いつも左側が腫れますねぇ。」とか
何とか言われ、あっという間に薬出しときますね、と
診察が終わりかけてしまったので、急いで止めた。

「ぅあっ、すみません。あのー昼から仕事に行きたいと
思うんですけど、何かないですか?注射とか・・・。」
「ん?そうかぁ。じゃぁ注射は痛いから・・・
小さい点滴にしましょう。」

そもそも、注射も点滴も針刺すじゃん・・・痛みに
違いがあるんですか?
あるのかもしれない・・・うーん・・・とかぼんやり
考えつつ点滴をしてもらった。

よし、これでもう大丈夫だな。
仕事に行くぞ。
と思って家に戻ったら、ケータイにメールが来てて、
職場の同僚から「無理しないで今日一日休んでください。」
って。
うそん。だって、そのために点滴してもらったのに・・・
っと思い、「点滴したし、大丈夫ですよ。」
って返したら、なぜか彼女プラス他の職員さんたちから
メールが返って来て、「こっちは大丈夫だから、いいから
休んでなさい。課長もおーけー出してます。」と
言われてしまいまして。
結局、休んだという。

ま、行って風邪菌ばらまくよりはマシ?
にしても、情けない。
風邪ごときで熱出すなんてね。

実は、風邪ひいて熱が出るのは珍しい。
私が熱を出すのは、年に一回ぐらいインフルエンザに
かかったときぐらいのはずで。
まぁ、そんときは37度とかじゃなくって高熱なんすけど。
働き出して半年が過ぎて気が抜けて、今までの疲れとかが
どっといっきにやって来たのか、何なのか。
やれやれ。

だけど、この風邪がなかなかしつこいんですなぁ。
熱は、3日間ほど37度近辺をうろうろしてたし、
喉が治ったと思ったら鼻に来たし。
1週間経った今でさえ、鼻と咳が微妙に残っていて
気持ち悪い。
意外に重い風邪でしたねぇ。
しかも、流行ってるらしいし。
はぁ。


そう、そして、なぜか3連休でした。
金・土・日。
だからと言って、まだ風邪中なので元気に出かけたりは
できないのであって。
この3日間にカンペキに治してやろうとか思いつつ、
うちにいた。
でも、熱があるわけじゃないのでゴロゴロしてるわけにも
いかず、体力的には有り余っていたりして、本当に
たいくつだった。

あまりにたいくつすぎて、ピアノを弾いたりしていた。
もしかして、1年ぶりぐらいかもね、弾いたの。

小学6年生ぐらいまで習ってたときは、本当に練習が
嫌いで嫌いで仕方なかった。
そして、辞めてからはほとんど弾くこともなかった。
でも、大人になってから、こうして余りに暇なときとか、
ふとしたときにピアノの前に座ることがある。
・・・と言っても、今ピアノは父の部屋にあって、
・・・というか昔の子ども部屋が今の父の部屋で、
父以外の人物が入ることはほぼないに等しく、
掃除するのなんて、年に数回父の気が向いたときだけで、
恐ろしい部屋なんですよ、これが。
ピアノの上、物だらけだし。
物だけじゃなくて、埃もすごい。
もちろん、イスなんてどっか行っちゃって、
ピアノの前に座ることが困難な状態。

それでも、「弾きたい。」と思ったら、その辺の物や
邪魔なものを全部のけて、自分の部屋からイスを
持ってきて座って、ピアノのふたをあける。
そして、埃をかぶったソナチネの楽譜を開く。
私が弾ける曲なんて、数曲しかなく、それも
練習曲。
それを、何回も何回も何回も何回も弾く。
その内に、だんだんつまらずに弾けるようになってくる。

習っていたときから、強弱とか指の順番とか、
楽譜通りに弾くのが苦手だったけど、今となっては
それを注意してくる人もいないので、本当に適当。
強くしたいところを強くして、弾き易い指で弾く感じ。
まぁ、そんなことしてると、指が足りなくなって、
音がきれいにつながらなくなったりするんですけどね。
そういう問題はあるものの、不思議なことに子どもの頃より
感情を込めて弾くことができるようになっている
気がする。
昔、何回も練習して一応合格もらった曲たちだから、
楽譜を見たら曲全体が頭に流れてきて、すぐ感覚も
つかめるんだけど、そのときに、ここは盛り上がるところ
だなぁとか、ココは静かにテンポも落とす方がいいなぁとか、
そういうことがわかるようになっている。
それこそ、習っていたときは、何度先生に
言われてもわからなかったことなのに。

あぁ、てか、いい加減一度調律してもらった方がいい。
絶対。
変な音がするもん、うちのピアノ。
本当は、もっと大切にしてあげなきゃいけないよね、
せっかく在るんだから。


そんな3日間の締めくくりに、この日記を書いてみた。
何となく。

その直前に、iTunesのショップでまさやんのアルバムを
買って、今聞いてるんですけど、いいですねぇ。
『ADDRESS』。
今まで、お金なくって我慢してたけど、結局どうしても
聞きたくなって、買ってしまいました。
でも、驚いたことにお店に行くより、安い。
あらあら。
そうなのねぇ。

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