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なつかしいよフランス

le 27 septembre


ミクシーの日記にも書いたけど、
最近、私が愛用しているノートパソコンの
キーボードに異変が生じていて、結構困っていた。
異変というか、壊れてる?って感じで、enterが利かなくなったり
shiftが利かなくなったりしていたわけなんです。
で、困ったなぁと思いつつ、前に使っていたデスクトップが
放置されていることを思い出し、そっから
キーボードを取ってきて、ノートに接続し、
結果、壊れていないキーボードで打つことが可能になったと。

昨日は、それでわぁいって喜んでいたんですけど、
実際このように使い出すと、キーボードが大きすぎて
置き場に困ることが発覚。

私の狭い勉強机の上に、ノートを置いてさらに大きな
キーボードを置くってのはどうやらムリらしい。
ということで、床に座ってテーブルで打ち中。
これでもいいんだけど、やっぱり、勉強机で
書きたいなぁ。
今の状態だと、肩がこりそう。


さて、内田先生の、フランス語学研修の日記と
ブルーノたちが来日していたことの日記を読んで
ほーぅと思ったんですが、
私は、フランスから帰るときブルーノたちと同じ感覚でした。

パリにいて、日本に帰らなきゃいけない日が来ると、
いつも本当に寂しい気がして去りがたい。
あまりに去りがたくて、関空行きの飛行機が
私待ちだったことがあるぐらいですから・・・。
(まぁ、これはたまたま、時間を忘れていたわけでして、
他のお客様に大変ご迷惑をおかけしたことと思います。
すみません。)

でも、日本食が恋しくなることはやっぱりあって、
自炊してた頃は、実家から醤油やみりんを送って
もらいました。
だけど、トゥールーズでホームステイ
してる間の約2ヶ月間は、日本のものを食べなかったかも。
そして、私が作っていた日本料理的なものは、
親子丼と肉じゃがぐらい・・・だったような。

バゲットとかサラダとかチーズとかハムとか、
そういう食べ物がおいしいと感じていて、
結構毎日満足していたような気がするんですよねぇ。
お昼なんて、毎日のようにバゲットのサンドイッチ
食べてたしなぁ。

6ヶ月間パリにいたときも、オペラに出て行って
ラーメン食べたのって、1回だけかもしんない。
日本人の友だちたちと、オペラにご飯食べに行っても、
MONOPRIX(というスーパー)の2階の食堂に行ったり、
カフェで肉料理食べたりしてたしなぁ。
何だったんだろう。
お醤油とかなくても、結構大丈夫な体質だったり
するのかなぁ。

他の国はわかんないですけど、フランスは大丈夫な
気がして、フランスにならいつでも行きたい。
まぁ、なかなか行く機会ないだろうなぁと
思いつつも、行きたいなぁという気持ちは消えていない
んですねぇ、これが。
やっぱり、ちょこっと住んでみて、住み心地が
良かったからでしょうけども。

で、この私のフランスへ行きたい気持ちが芽生えた
最初が、女学院の語学研修なんですよ。

語学研修という目的で、大学から3週間もフランスへ
行ける!わぁーい。って思って、親にお願いして
行かせてもらって、その3週間が楽しかった余り、
日本に帰ってからNOVA(フランス語)に通い始め、
4回生を休学してまで、再び渡仏してしまったという。

語学研修に行く直前までは、「お名前は?」
と聞かれて「はい。元気です。」と答えてしまう、
会話レベル最低だった私が、3週間で結構聞き取れるように
なって、なんとなく会話らしきものができるように
なってきて・・・本当に良い経験でした。
めっちゃ楽しかったし。

そうそう、だから、あの語学研修を充分に楽しめなかった
人たちがいるのは、残念なことだなぁというか、
もったいないなぁというか・・・そんな気がした。

私みたいに、全く計画性のないまま参加するのも
どうかと思いますけど、あんまりガチガチに計画
立てて行くのもなぁ。
フランスに行って、空港とかスーパーとか切符売り場に
行けばすぐ気付くと思うんですけど、
彼らも基本適当な感じなんで、そんな彼らに
イライラしても仕方ないし、郷に入れば郷に従え?
なので、フランスの土地を踏んだ瞬間からは、
フランス流に馴染むのが一番なんですよねぇ。

あれですね。
語学研修のシラバスか何かに、そういうフランスの
耳寄り情報を追加しておくといいかもしれません。
スーパーのレジでせっかく並んでいても、
その列のパートタイム働きのお姉さんやお兄さんは、
自分の仕事終了時間が来たら、お客さんがいても
帰ってしまいますよ、とか。

ま、それは冗談ですけど、実際、日本にいるのと
同じように考えていたら、
理不尽なことがゴロゴロ出てきてしまいますから。

あ、それともう一つ、『ほにゃららの歩き方』という
本についてですが、私の経験上でも、あの本を
持っていても知らない土地は歩けないということが
ありました。

台風みたいな暴風雨の中、友だちと3人でトゥールを
旅行してて、泊まる予定のユースホステルを探していたとき、
その本の指示に従って、橋を渡った後に右折したら、
だんだん建物がなくなっていって、
おかしいよね、ということで橋まで戻って
試しに左折したら、目的地に着いたということが
ありまして・・・。
おかげで、余分に雨を浴びてえらいことになりましたからねぇ。

歩けない・・・。

地図は現地で調達して、どうやって行けばいいのか
わからなければ、その辺を歩いているフランスで
暮らす人たちに目的地を指差して教えてもらうのが
一番な気がします。
そして、観光について知りたい場合は、
とりあえず観光案内所に行く、と。
空港や駅やシャンゼリゼにありますから。
そこで、いろんな地図やらパンフやらをもらいつつ、
お得なチケットについても尋ねちゃえばいいので。
英語もちゃんと通じるはずですし。
運がよければ日本語も通じるかもしれないし。

で、そうやって現地の人たちと触れ合えるってのが、
外国に行くことの一つの醍醐味でもあるわけですし。
ね。
語学研修懐かしいなぁと思いつつ、
こんなことを感じました。

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2006年9月27日 10:18に投稿されたエントリーのページです。

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