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法事でよっぱらうなよ、おやじたち

le 20 avril

日曜日は、おじいちゃんの三回忌だった。
疲れた。

今回は、最初っから最後まで家でやるということになって、
家の掃除に1週間かかった。

うちでは、1階でおじいちゃんとおばあちゃんが暮らしていて、
2階で両親と私と弟が暮らしていた。
お風呂は一緒だけどあとは別なので、1階のキッチンを私たちが
使うことはなかった。
でも、ここ4年ほどは、もうおばあちゃんも台所に立つことが
辛くなってきたので、母が2階で作るご飯を1階へ運ぶように
なっていた。
別に、下のキッチンの方が広いし、下で調理すれば
いいじゃないかってなもんだけど、それは不可能。
なぜなら、使う前に掃除が必要だから。
まぁ、なんかねぇ、吹きこぼしたりもするし、焦がしたりもしますよ。
それをね、その後で拭いたり洗ったり磨いたりは、しないんですね。

さらに、おばあちゃんは元気な間、いろんな物を買い込んで、
引き出しという引き出しに詰め込んでいた。
食器乾燥機なんて使うのはもったいない、ということで、
一度もスイッチを押さず、なぜか乾燥機の中まで物置と化していた。
梅干しを漬けていた、そのビンのふたが半開きだった。
冷蔵庫が・・・冷凍庫が・・・。

何となく知ってはいたんです。
母も私も。
でも、おばあちゃんは、勝手に掃除されるのを嫌がったし、
物を捨てられない性質だから。

現在、おばあちゃんは、軽い脳梗塞を起こして入院中。
法事の当日は、外出許可をもらって帰って来たけど、
基本的に入院してるから、その間に掃除を。

母が、少しずつ片付けていたとは言え、凄まじかった。
カビとかゴキブリの死骸とか何かの糞らしきものとか、
ムシの死骸とか・・・。
もう、全然台所を使ってなくって、食べ物らしきものが
なかったから、みんな死んじゃったのかな・・・。

てか、食器にカビが生えるなんて、知らなかった。

廊下とか座敷とかキッチンの床・テーブル・椅子の掃除が
一通り終わってから、私は洗い物を担当することになって、
2日に渡ってひたすら食器を洗った。
食器棚に入っていたときどきカビも生えている食器たちの他に、
法事用に30人ちょっと分の湯のみやグラスもあったから。

食器棚の外から中が見えない扉の中にも、箱に入ったままの
頂き物の食器とか、新しそうなお椀とかが入っていて、私としては、
そのまま触れずに置いておきたかったけど、棚を隅から隅まで
きれいにするために、中身を全部出せ、と。
そして、そのついでに全部洗え、と。

こんなの、急須と湯のみとお茶碗とか揃ってて、
確かにいいなぁと思うものもあったけど、全部を使うことなんて
ないだろうし、実は必要ないよね・・・って思ってたら、
法事の日にいとこのお姉ちゃんが1セットちょーだいと言って、
持って帰った。

まぁ、とにかく、母と二人で、その内2日はおばさんも参加して
くれて、きれいに片づけるのに丸1週間かかった。

それで、法事の当日は朝の10時から夜の7時までですよ。
途中から、完全に単なる宴会ですからね。
女の人たちは、お昼ご飯が終わってコーヒー飲みながら
少し歓談したあとに帰っていくんですけど、男の人たちは
一向に帰らない。
普通、お坊さんが切り上げてくれたりするのかなぁとか
思うんですけど、うちはこの人が他の人を引っ張ってる。
みんな、家で飲ませてもらえないみたいなんで、まぁたまには
いいかもしれない。
親戚が集まることも、めったにないわけだし。
ただ、片づかないのが困る。
非常に困ります。
あと、飲み始めると、彼らはただの酔っ払いだから、
その扱いに困る。
どうしようもない。
ありえない。
ちなみに、私が一番苦手なのはお坊さん。
だって、怖いし。
「さっちゃん、今日はおとなしいなぁ。」
って、違う違う。避けてるだけやから。
親戚のおじさんたちがからんで来るのとは、また違って、
なんか怖いというかキモイというか・・・。
一番対応しにくいんですよね。
うちの弟は、こういう時あんまり頼りにならないから、
いとこのお兄ちゃんの側にいて、助けてもらった。

てか、この人たち、ぐでんぐでんに酔っ払って、本当に千鳥足になって、
自分で帰れないからうちの父に送ってもらって、そんなんで、
その後恥ずかしくないのかなぁ?

こんな感じに、1週間妙な疲れ方をしていたら、
ひどく肌荒れした。
ついでに、左手に湿疹ができた。
何?これ?


上の話と、全然関係ないけど、友だちに“くるり”の新しいアルバムを
もらった。
わぁーい。“くるり”だ。
3月にこのアルバムが出たとき、お金なくって買えなかったんだよねぇ。
“くるり”といえば、音楽雑誌でどんな人たちかってことを、
ちょっとだけ知っていて、その名前から、何となく気になっていた存在で、
そんなある日、マーガリンのCMで「おいしい顔ってどんな顔?
おいしい顔ってどんな顔?・・・」って歌っているのが
“くるり”だと知ったとき、その声が好きになってCDを買いに行って
しまったという。
あれは何年前かなぁ。
このアルバムも素敵ですよ。
メンバーが加わったり減ったり加わったりして、最初3人だったのに、
今4人だし、しかも一人外国人になったときにはびっくりしたけど、
最高ですよ。
のらりくらりしたテンポの曲があって、すっごい好きだし、
詞もいっつも好きだし、ベースもギターもドラムもかっこいい音だし、
何より岸田くんは声がいい感じで歌い方も上手い。
さいこー。


ところで、密かに「たまごっち」を育てている。
それも、3月に新しく出たやつじゃなくって、昔の方。
部屋を片付けたときに出てきたんですよ。
ほー、懐かしい。そだてよーっと。
みたいな感じで育て始めたんです。
育て始めてみると、どんな機能があったのか、
結構忘れていて、どういう風に成長していくのかも、
ほとんど覚えていませんでした。
今、10歳なんですけど、まだ変身しますよねぇ、これ?
小さいときは、8時に寝て9時に起きてて、次は9時から9時になって、
この頃は10時に寝て9時に起きてます。
病気もしなくなったし。
確か、過去に育てたときには、自転車に乗ってる女の子みたいなのに
変身して、これって「たまごっち」なの?という疑問を
抱いていたような・・・。
変身するかなぁ。

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2004年5月 2日 09:50に投稿されたエントリーのページです。

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