2009年02月11日

こんな夢を見た


「とうとう自然の逆鱗に触れてしもうたわい」という見知らぬ老婆の言葉の後、

世界至上稀に見る大災害がおきて、奇跡的に生き残った私は、

緑色の丸眼鏡をかけた頬骨に特徴のある金髪熟女にハグされて、

中世ヨーロッパの衣装を身にまとった官僚達から優待遇を受けた。

でも、ひょんなことから身を追われることとなり、

追ってから逃げまくった後、森の中で洞窟を見つけた。

いつの間にか仲間となっていた小太りのオタク2人と一緒に、

洞窟の奥から次々に出てくるネズミの大群をよけながら威風堂々と突き進み、

異様に高いテンションで、右手の拳を突き上げ、声高らかに

「洞穴で漫画描きまくるぞーーーーーーー!!!!!!!!!」

と叫んだ。

しかも、その小太りのオタク1名が、

私が現実の世界でパジャマとして愛用しているThe Band ApartのライブTシャツを着ていて、

しかもそのサイズがLLよりでかくて、

そのTシャツをじっと見ていたら、

この上ない極上なスマイルで、


「おそろいっす!!」と言った。


隣に立っていた同じように小太りでオタクな男は、

泥まみれになった眼鏡を気にもせず、


「いいっすね!!」と言った。


その後も私達は、前から来るネズミちゃん達をよけながら、突き進んだが、

急に目の前がぼんやりして、知らない人の声でナレーションがはいった。

「これが、後に漫画界を支えていくことになる巨匠、手塚治虫伝説の始まりである。」


目覚めました。


衝撃的な夢でした。


今日、『リボンの騎士』読み直そ。

2008年12月26日

カナのクリスマス


昨日の昼、自宅にて、熱いお茶を飲みながら庭を眺めていると、誰かがうちの庭中を歩いてるのが見えた。
ドキドキしながら確認すると、隣家に住む祖父であった。
祖父はなぜか長細い棒を片手に、何かを睨みつけていた。何か面白いことが起こりそうな予感がしたので、私は声をかけず、そのまま見守ることにした。
目線の先を見ると、よくうちの家に出入りする野良猫であった。
お互い少しの間睨みあっていたが、猫がニャーと鳴きながら祖父の足元をスルリと抜けていった。その瞬間、祖父は棒を振上げ、大声で「待てーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」と叫びながら、野良猫の後を追った。
80歳になる祖父は今年に入ってから、足腰が急激に弱り一人で買い物に行く途中に転倒することも珍しくなかった。
その祖父が、野良猫退治のために棒を振上げフラフラになりながら走っているのだ。
危ない!と、私は窓から「爺ちゃん!!!!」と声をかけた。
祖父は耳が遠いため、孫の声をニャー!!とでも聞き間違えたのであろうか、鬼の形相で振り返り、「そこかーーーーーーーーーーー!!!!!!!」と叫んだため、思わず私も大声で「孫や!!!!!!!!」と叫び返した。
その後、猫を追いかけていた祖父の足がもつれ、とうとう転倒してしまった。転倒した格好で、私に「カナーー!!あいつ捕まえろぉーーーーーー!!」と叫んだので、近所のオバちゃんが事件と勘違いして家から出てくるという、ちょっとしたハプニングになった。

ええ、ただの野良猫です。

ええ、クリスマスです。

野良猫退治で負傷した80歳の戦士は、その後、孫とシャンパンの代わりに渋茶を飲み、ケーキの代わりに蜜柑を食べながら、ハリーポッター(シリーズ1)を鑑賞した。

夜、帰宅した家族に話すと大笑いしていた。

ジングルベールジングルベール

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