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2006年05月 アーカイブ

2006年05月08日

宿坊、プライスレス

5月7日
ゴールデンウィークの最終日。
ありがたいことに3日からお休みを頂くことができたので5日間ゆっくり休むことができたのだけれど、ゆうたら休んでいたのは今日ぐらいなもので、たいがい外に出て誰かしらと何かをしていた毎日だった。
今回のゴールデンウィークのメインイベントはなんといっても「宿坊」体験。
なので今回は、こないだ予告をした「浩子のだからどうだっていうのよ宿坊日記」を書こうと思うのです。
今回宿坊に行ったメンバーは、いつものお芋ちゃんメンバーである、浩子、おばけちゃん、しゃこ、トンキチの4人。
なんてヒマな女子4人だろうか。ってそんな空しいことは考えずに進もう。
場所は嵯峨嵐山の鹿王院。
JRの嵯峨嵐山駅から歩いて数分の場所にある、静かで美しい佇まいのお寺である。
お寺に入るまで少し時間もあったので、嵐山に着いてからは4人でテケテケと嵐山を散策。
少し早い夜ゴハンを嵐山の「庵珠」というお店で食べた。
頼んだのは日替わり御膳で、メインは湯豆腐といういかにも京都~な内容だった。
あまりにみんなでワイワイと食べすぎて、詳細を覚えていないのが残念だけれど、とにかく美味しかったのは美味しかったのでまたぜひ行きたいお店のひとつである。(場所は湯豆腐で有名な「竹むら」の近くなので分かりやすいハズ。)
さんざん食べてみんなで「苦ひー。」と言いながら、やっとお寺へゴー。
ありえないくらいカンタンな地図を片手に、こういう時、妙に地理勘が冴えるおばけちゃんと浩子の2人が先陣をきって歩くこと10分。
もうあたりは日も落ちて真っ暗の中、住宅街に突如どぉーんと構える鹿王院を発見。
正面入り口から入ル。
しっかし入り口から受付までが悲惨なほど遠い。暗い。怖い。しかもココお寺みたいな。ひー。
変な音がしたり、となりのおばけちゃんがしょーもないイタズラをする度にビビりながらようやく受付に到着。
受付手続きを済ませて、今日泊まる部屋に案内される。
ゴールデンウィークということもあって他の部屋にも宿坊している人がたくさんいる。
意外とみんな宿坊とか来てるもんなのね、ふむ。
その後は布団を自分たちで敷いたり、みんなでオフロに入ったり(おフロはお寺のを借りてもいいし近くの銭湯に行ってもヨイ。ちなみにオイラ達は銭湯。)、夜中にお菓子をぼりぼりと食べたりしていたのだけれど、こんなことをしてるとなんか高校時代に戻ったような感じがしてちょっと楽しい。
でもこんなことを懐かしむなんて、歳を取ったのかしら。ガーン。
案の定、夜更けまでしゃべくったので朝の6時起床は少々キツイけれど、それでもお寺で迎える朝は素晴らしいものだった。
窓の外には日本庭園が広がり、空気もかなり爽やか。
朝の嵐山の空気をたっぷり吸ったあと、座布団を持って6時半からお堂で座禅。(はぁ、やっと宿坊らしくなってきた。)
お坊さんがためになる座禅の基本を説いて下さって、30分ほど座禅をした。
108の煩悩を追い払うための座禅。心を無にして自分の呼吸の数を数えることだけに集中するのだ。
他のことを何も考えずに、呼吸の数だけを数えるなんて普段しないことなので難しいけれど、なんとなく体の中から悪いものが抜けていったような気がした。
そして、お線香のにおいの中で座禅をして落ち着く自分はやっぱり日本人なのだなぁ、と再確認した時間だった。
うーん、プライスレス。
(しかし座禅が終わり、ふっと後ろを見るとトンキチが座禅をしながら揺れていた。ガァーン。)
座禅の後は精進料理を頂く。
お豆や野菜、がんもどきなど、日本ならではの朝ごはんに幸せを噛みしめながらパクパクと完食。
(となりの机にいたスペイン人がコーヒーはないのかと言い出し、甘い豆を白ゴハンに貪欲に混ぜて食べていたのが面白かった。)
と、宿坊はこんな感じで終わったのだけれど、感想は「いいねぇ、宿坊。」の一言。
あの朝の空気の爽やかさや、座禅の時間はなかなかプライスレスである。
最近ちょっと宿坊ブームがきてるというのもわかるもの。
みなさん、お時間あったらゼヒ宿坊へ。
最近巷はリラクゼーションブームの真っ只中だけれど、宿坊こそ「癒し」の極みなのかもしれないよ。

2006年05月13日

食べ歩きGW

5月12日
GWに行ったお店をやっぱり紹介しておきたかったので、こち
ょこちょと綴ります。

宿坊から帰ってきた日に、家族で帝塚山の[菜都]という中華
レストランにディナーに行った。
東京で一人暮らしをしている真ん中の妹が大阪に帰省してたか
ら、おじいちゃんおばあちゃんも含めて7人でワイワイと中華
でも食べようとなったのだ。(ホント何かにつけてよぉ食べる
一家です。)
[菜都]は帝塚山の路面電車が走っている道、通称「帝塚山グ
ルメインストリート」(浩子が勝手に付けた。)に面している
ビルに入っているお店だ。
ジャンルは四川料理だけれど、そこまで辛すぎない四川なので
何を食べても日本人の舌にもしっくりとくるはず。リーガロイ
ヤルホテルやニューオータニなどで腕を振るっていたシェフが
作っているから、味も上品だしホント何を食べても美味しいの
だ。
ちなみに浩子のオススメは、鮭レタスチャーハンと真鯛の中国
風サラダ。鮭レタスチャーハンの塩具合とごはん感は絶妙。鮭
レタスチャーハンは結構どこにでもあるけれど、とりあえずこ
このは一度食べて見る価値アリ。真鯛の中国風サラダは、真鯛
(生)と大根やナッツなどを醤油ベースのドレッシングで和え
て食べる具だくさんサラダなのだが、これがまた美味。ぱくぱ
くいけちゃうのです、ホントに。
夜のコースは3,990円~と結構リーズナブルな上に品数や量も
十分なのでホテルで食べることを思えばかなりおトクかも。雰
囲気もホテルっぽいし、個室もあるので大人数でも全然オッケ
ー。帝塚山で中華を食べたいときにはぜひココへ。

そして次の日の夜は友達とイタリアン。またもや帝塚山なのだ
けれどこれも「帝塚山グルメインストリート」にあるお店[Bigotto
]へ。
ここは、赤いドアが目印のちょっと隠れ家っぽいお店で、こじ
んまり感がなんとも言えない雰囲気を出しているかわいいレス
トラン。ランチタイムには帝塚山界隈の奥様ズが訪れ、よく満
席になっている。
ここのウリはなんといってもメニューの多種多様さ。常に店内
の黒板にはその日のオススメ料理が白いチョークで書かれてい
て、浩子はいつも注文するときに迷いすぎて死にそうになる。
だって選べないほどあるんだもん!そして、死にそうになりな
がらも頻繁に頼んでしまうのが「太陽のピッツァ」。ほうれん
草とベーコンとチーズのピッツァで、真ん中にどーんと見目麗
しい半熟タマゴがぁぁー!!嗚呼、半熟タマゴってミラクル。
リッパーでカットする時にタマゴ様の黄身がとろ~んと出てく
ると気絶しそうなくらい美味しそうな光景が目の前に広がるの
だ。あぁ。思い出しただけでお腹減ってきた。
他にも生ハムとたっぷり野菜のサラダ、イカスミのリゾット、
バジルのパスタ、リンゴのデザートピッツァなどなど美味しい
ものは数知れず。
ワインも美味しいし、スイーツも美味しいし、とにかく素敵な
下町イタリアンレストランなのです。

と、今回はお気に入りの地元店を2店紹介させて頂きました。
これを見て気になった人はぜひぜひ一度行ってみてくださいな

何ならいつでも一緒に行きますので、浩子にご一報ください。
うふ。

2006年05月24日

ヒロコの焼肉名所案内

5月23日(火)

「もう入梅したっけ」というぐらい鬱陶しいお天気が続いているから、浩子の心も曇り空…。ってゆーのはありえない話で、相変わらず毎日モリモリ食べて動いて元気に生きています、ハイ。
ゴハンを美味しく食べられるってホントしゃーわせ。
日々「今日は何食べよう~」という質問を自分に投げかけ、美味しいものを食べてはゴキゲンになるというスバラシイ人生である。
人間やっぱり食べて寝ることは、「生きる」ということに置いて基本なのです。うん。って、こんなことばっかしてるから婚期がどんどんズレるんだろか。ま、いーや。

今日は「住吉区ご近所シリーズ・続編」ということで、住之江区粉浜にある焼肉屋さん[牛牛](もーもー)をご紹介。[牛牛]は知る人ぞ知る焼肉屋で、南海本線の「粉浜」駅を降りてすぐの場所にある。(まじで歩いて1、2分。)ネットで検索してもヒットしないし、雑誌にも掲載されたこと無いみたいだからホントにクチコミ店なのだけれど、帝塚山の美食ネットワークの中では案外有名なお店なのである。ここは、ご主人の
おっちゃんが1人で切り盛りしていて、小さくてちょっと汚めのお店なのだけれど、下町の人情味溢れるお店といった雰囲気で、なんかあったかい感じのお店である。テーブル席も実は掘り炬燵のようになっていてグゥ。
この店のオススメポイントは
何と言っても『炭火』。お肉を注文するとおっちゃんが炭を出してきて、炭を燃やす機械(こんなんあるんだねぇ)を使ってゴーゴーパチパチし始める。
とりあえず浩子はいつも生ビールと生レバでスタート。
この生レバが美味しいのなんの。味があるんだなぁ、生レバに。ついついビールも進んでしまう。
と、そんな感じでおなかの準備もいい具合になってきたら、パチパチ燃えた炭火が登場。そこから焼肉祭である。
浩子はタン、カルビ、ツラミがお気に入りなのだけれど、特にオススメしたいのが絶品の三角バラ。脂を飛ばそうとしたら火事のように炎が上がり、燃えさかる。ファイヤー! とかなんとか言って、毎度毎度、火事ごっこをしては大盛り上がりするマイファミリーもたいがいポップだけれど、これがホントお世辞抜きで美味しい。脂の乗ったお肉がお口の中でとろけるとろける。
最後にシメで食べる石焼きビビンバも美味。(あー、書いてたら食べたくなってきた) しかもさんざん食べても1人3000円くらい。下町ならではのコスパですな、こりゃ。ちなみに昼にはランチもやっていて、結構ファンが多いらしい。焼肉定食って美
味しいもんなぁ~。浩子パパが連続3日間通った下町の味を是非みなさんご賞味あれ。

[牛牛](もーもー)南海本線「粉浜」駅下車 徒歩2分改札を出て直進(左手にコノミヤというスーパーあり)して突き当たりの布団屋さんを左に。すぐに右手に和菓子屋さんがあるのでそこを右に曲がる。自転車屋さんの隣だよ。

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