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演武会で東京へ行きました

5月24日(月)

 帰ってみたら近畿地方は大雨。警報も出ている。雨によって、つかの間の休息を得た。

5月22日(土)、23日(日)

 全日本合気道演武大会出場のため、日本武道館へ。
 今年も席取り要員として早朝出発。武道館前のほぼ先頭に二手に分かれて並ぶ。
 昨年は、前日からの泊り込みをし、武道館前に早く来たはいいが、時間を過ごすものが何もなく大変苦労した(不毛なしりとりをしたことは覚えているが・・・)
ことしはUNOを持ってきてくれたので、ひとりがテーブル役になり、残りがゲームをするということになる。ほとんどはじめてなので、ゲームのルールをうかがうというところから始める。
会場三十分前にはドアが開かれる。それでも会場まではまだお預けである。
時間となり、各人猛烈な勢いで席を取りに行く。「走らないでください!」と係員の支持があるので、その目の前をあからさまに走る人はいないが、誰が見ても歩いてはいない程度のスピードで動きまくっている。武道館は四方に座席が三階まである。出場する五色の畳(白、青、緑、赤、黄)が東西南北と中央に敷かれていて、そのうちどれを使用するかによって座席の位置の欲し具合が決まってくる。つまり、出場する畳が黄色ならその頭上に位置する座席を、出場する畳が赤ならばその頭上の座席に座りたいということである。移動に近いほうがよいからだ。
 無事に席取り、確保し、昼食、開会式を済ませて着替える。
 今回は組み分けが掛稽古になったので、1分半の時間のなかで、しっかりと心を込めて演武する。太鼓が鳴れば元の席に戻る。その歩き方、礼法、技のかけかた、戻り方、着席具合など技のありようというよりも、普段の稽古が出るなあと思う。
 座席に戻り、同門同友の演武を拝見。
 多田先生のもことしはまたすごかった。
 道主の演武もすごかった。これはナマで観ないといけない。
 演武会終了後は武道館入口前で多田塾生による合同記念撮影。その後恒例の九段会館のビアガーデンで打ち上げ!
 懐かしい面々、最近会った面々、変わらない面々、ここでしか会えない方々、たくさんの笑顔と喜びに満ち溢れた打ち上げだった(年々ここの料理の質も内容もぐっとよくなってきている)。
 打ち上げ終了後は、皆で多田先生をお見送りし、内田先生に手を振り、宿へと向かった。九段下から地下鉄ですぐの錦糸町がこの日の宿である。駅から近いけれど、人も少なく、買い物も便利。

 朝起きると雨。お約束?期待通り?の雨である。
昨日演武会後、どうしても見物しておきたい都内のギャラリーを巡り、少しだけ先に宿に帰りついたヒロスエさんは、当初今日の合同稽古に行かず、都内美術館巡りを続けるとのことだった。わたしは合同稽古があるので、6時半ごろには起きだし、準備に取りかかる。だが、放っておかれるのもいやな様子。
 ということで急遽参加することになる(もちろん参加してもよいから行ったわけだ。規則を破ってまでいくことはしない)。
 渋谷経由で駒場へ。ある意味懐かしい校舎であり、景色である。
 最寄駅から学内を歩き、第一体育館に着く。匂いが鼻につく。すごい匂いがする。
 更衣室の散らかりようもすごい。普段目にすることのない荒れようだ。いかに国立大学とはいえ、掃除くらいすればいいのにと思う。普段から美しいキャンパスで何気なく過ごしているので、それが基本になっているのがよくわかる体験だ。
 柔道場はきれいに使われている。
 内田先生のご指導により、三大学合同稽古が始まる。
 例年は、演武会の翌日は東大の五月祭に当たることが多く、合同演武は数年ぶりのことである(五月祭でない場合に合同稽古がない場合は、場所確保ができないか、麻疹で自宅待機か、インフルエンザで自宅待機か、三大学間の交流がなく、合同演武の計画が練られないまま終わるといった状況である)。
 三大学の主将が受けをとり、説明を加えられながら稽古する。
 道場ごとにまったく毛色が違うなあと思わせられることがたくさんあった。
 痛いのはつらいです。それでも普段一緒に稽古することがないひとたちと稽古できて、楽しかった。
 稽古後はまだ雨の降るなか、各方面に挨拶して、東大を出る。
 渋谷に出て昼食。おもしろかった時間とおいしすぎる食事に感動の嵐。そして涙。

 続いては、美の探究ということで、渋谷の西武百貨店で明和電機の社長計画室と見て、トーキョーワンダーサイト渋谷をさらっと見て、乃木坂にて国立新美術館でルーシー・リー展を観る。お恥ずかしい話、ルーシー・リューなら知っているが、ルーシー・リーはあんまりよく知らず、どのようなものかわからなかったのだが、観ているうちに曲線であれ直線であれ、その線の美しさ、無駄のなさに静かにひきよせられた。冬頃、大阪にも来るらしいからもう一度観よう。
 日比谷のギャラリーに移動し、会田誠+天明屋尚+山口晃の三人展を観る。山口晃はいい!今日も「馬車(うまぐるま)」(ほんとはなんというんだろう?顔がうまで荷台と後ろ足がタイヤでバイクの要領を得ている)を観る。
 東京駅へと向かい予定の新幹線で帰路に着く。
 ぐっすり眠っているかと思ったが、思いがけず、演武会、打ち上げ、稽古、アート鑑賞が続き、思うところをしゃべっているうちあっという間に大阪に着いた。
 充実した時間だった。ことしも東京に行けたことに感謝して、お世話になったみなさま、陰から支えてくださったみなさま、ありがとうございました。

5月21日(金)

 朝から大学に行く。
 夕方には、朝カルに行く。内田樹×名越康文対談!だったのです。


5月20日(木)

 今日はさわやかに過ごせた!よかった!


5月19日(水)

 かのイチロー選手がいうからではない。人の道具を勝手に触ったり、そこの道場にあるものに勝手に触れてはいけない。道場心得にもそう書かれている。多田先生がそう言われているのだ。


5月18日(火)

 ついに寝込んでしまう火曜日でした。

5月17日(月)

 随分疲れる月曜日でした。


5月16日(日)

 話の流れでロックガーデンに登ることになる。何の約束もなかったが、偶然登山靴にもなる靴を履いていたので、ちょうどよい。天気もいい。
 てくてくと歩いていくと閑静で高級な住宅地が続く。こんなところにあるのだろうか、と一抹の不安を抱く。住宅街を抜けると山というよりもその名の示すとおり岩の連続だった。先達の示す足跡が岩のでっぱりを丸く削っている。
山の上から海のほうを見下ろすと、芦屋の町並みを通り越して、遠く大阪までが見える。
いつもにもまして思い浮かんだくだらない考えや、つまらない発想や思いが、ふいにどこかへ飛んでいったみたいだ。心が小さく、狭くなるのは、ほんとうによくない。人間の生き方そのものに無遠慮に入り込んでくるから。結局、対象に心を奪われ、囚われてしまうのだしね。すっきりした感じだ。たまには高いところに登るのもいい。


5月15日(土)

 今日は先週ほど混んではなかったけれど、暑いには変わりない。それで結構空気が澱む。

5月14日(金)

 細かいことだが少しずつ前に進む日。細かいスケジュールが少しずつ執行していく日である。


5月13日(木)

 もんやりした空気はさっさとどこかへやってしまおう。さささささっと。、でもじっさいもんやりしていると、もんやりにもんやりが重なって、結局重苦しい空気が充満するだけなんだよね。


5月12日(水)

 休日明けなので、思ったよりもギクシャクしている。連動のいい身体の使い方を探そう。


5月11日(火)

 今日は後半は結構刺激的だった!


5月10日(月)

 ずっと椅子に座ってパソコンをにらむ。にらみを効かせる。

 「にらみ」で思い出したが、世間で「カニ蔵」はどのくらい知られているだろうか。わたしは隠れファン。


5月9日(日)

 母の日である。この日が祝日ではないのが残念だが、いつも日曜日だ。日曜日だからいいとしよう。しかも今日の日曜日は晴れてもいるので、今日はいい日である。日曜日に雨が降るほど悲しいことはない。
♪雨がしとしと日曜日~と口ずさんでいられるくらいならまだいいほうだ。

さて、そんな今日は、宝塚の月組公演「スカーレット・ピンパーネル」を観に行ってきた。母の日スペシャルと題して、今日だけのために発売されたチケットがあり、応募したらうっかり当たってしまったのだ(もちろん有料の安い席だが二名分)。ライオンとキューピーがスポンサーの貸切公演のため、お土産に公演プログラムとライオンとキューピー提供の品々をもらい、公演後にトップスターの挨拶があった。挨拶はともかく、提供のお土産分とプログラムの分をチケット代から差し引いてくれたら、もっとたくさんの人が見に来るだろうに、と思った。そうしなくても、満員御礼の大盛況だったけれど。
話はネタバレになってもいけないので、歌舞伎でいう「もどり」みたいな感じのもの、とだけ記しておこう。案外ああいう筋のは、おもしろくていい。
よい母の日であった。おかあさん、ありがとう!

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2010年5月25日 13:14に投稿されたエントリーのページです。

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