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合宿です

9月24日(木)

 お約束のように天気がよく、山のような道衣と合宿のもろもろを洗う。からっと乾いていい気持ちだ。昨日はいつ眠ったのかわからないくらいに、深い眠りについていた。

9月21日(月・祝)~23日(水・祝)秋合宿

 恒例の秋合宿開催される。
 朝、御影に集合し、三宮に出る。今回は、先日までの自民党政権時代に出現した「高速道路休日1000円」が実施されている影響か、進めど進めど車がやたらと多い。いや実際は進めない。いったいどこへいくのだろうかというほどの車の量である。こちらの予測では、その多くは四国にうどんを食べに行くようだ。理由のほどはどうあれ、この高速道路の金額設定によって、往路はとんでもない渋滞に見舞われることになった。
料金所やインターの出入口、合流地点での渋滞ならいざ知らず、意味不明な場所で渋滞が続く。たとえば、これまでなら二十分ほどで通過できる場所が、その三倍ほどの時間がかかってしまう。それでは、と、一般道も経由もルート変更も考えられるのかもしれないが、大型バスであるし、一度高速に入ってしまえば、車が多く、それもまた思うようにはならない。
また渋滞のためか、各地で衝突事故も発生し、往路だけで二件も見た。そのため、警察やJAFなどが出動する。場所を空けるのも一苦労だ。このような法案があるがゆえに、このような法案があるからこそ、あまりよくないと感じられる方向で本来の日常に大きく影響ができるのは、果たしてよいことなのだろうかという気がしてくる。観光地が潤う前に、ガソリンが売れる前に、エコカーが減税される前に、ふつうの市民の生活が滞ってしまうのではないだろか。
当然のようにSAも異様な混雑をみせ、駐車場もほぼないに等しい。いくつかの休憩所を通り過ぎ、昼食を摂るはずのSAでの停車も断念し、コンビニで弁当を買った。
宿泊先に着いたのは、稽古開始時間よりも一時間半以上遅れた午後もとっくに過ぎたころであった。移動に多くの時間がかかる。しかしまあ、甲野先生的に言えば、「人生の税金」を参加者全員で払ったのだから、これで災厄は免れたのである。
 「税金」はまだ足りないのか、今度は合宿所の畳に多くのガラスの破片が散らばっていた。聞けば、前回の利用者が畳を保管してある部屋の窓ガラスを割り、そのままろくに掃除もせず、報告だけで去っていったようである。窓ガラスが割れたとき、宿の方は、ちょうどその下で仕事をされていて(毎回体育館の二階に道場を設置する)、上から、ガラスを浴びたそうである。なんとも危険なことだ。
 畳を敷く間にも数名が手や足を切った。なんたることだ。何もせずに去っていくなんて、なんと危険な団体であることか。

 さて、かような事情から、稽古開始時間が遅れたので、稽古終了時間が自ずと変更になった。夕食も大きくずれ、小宴会となった。今回から夜の自主稽古が中止されたので、それはそれでよかったのだろう。稽古が終わった頃には陽もどっぷりとくれ、その時間自体が夜の自主稽古のような錯覚に見舞われたからだ。
明日の審査を控えた人々はもちろん、部屋で密かに稽古していた。あー、えらいなあ。

 合宿二日目。午前中の稽古は、ひときわ集中力が入る。午後に審査を控えたひとは特にそうだ。午後からは、少しの稽古と審査。三段、二段の審査が充実していて見応えがあった。おもしろかった。
 夜は大宴会。合宿での懇親と、昇級昇段審査を終えた方々からの感想と、大学の新入生歓迎コンパと、内田先生のお誕生日お祝いとが兼ねられる。
 三日目には、稽古の最後に倍音声明をしたけれど、倍音があまりうまく聞こえなかった。前回うまく共鳴した覚えがあっただけに残念である。最初に少し倍音を感じて、あとのほうでまた少し感じというくらいだ。それぞれの聞きたい音が聞こえるのだから、仕方ないのかもしれないが。もうすこし共鳴したかった。
 復路は往路の時間を取り戻すかのようにスムーズに進む。楽しく愉快な時間を過ごすことができたなあと思う。わたしはバスガイドができたのがたいそうよかった。

9月20日(日)

 合宿前はわくわくするはずなのに、探し物が見つからず、ややおろおろ。

9月19日(土)

 シルバーウィークだそうだ。しかしいつもと変わらず合宿前の稽古。身も心も充実した感じである。そして今日も特別訓練稽古。これでいまお伝えすべきことは、全部した。

9月18日(金)

 金曜日はぼーっとして。

9月17日(木)

 自主稽古的に行い、審査を控えたみなさんは、たっぷりとした呼吸をしよう。

9月16日(水)

 政権交代というよりも閣僚の総入れ替えが気になって。

9月15日(火)

 敬老の日ではない今日。敬老の日が今日ではなくなったのはいつからか。
 そんなことよりも大事なのは、『プロフェッショナル仕事の流儀』を見ることである。ゲストが井上雄彦さん。泣く子も黙る『スラムダンク』の作者であり、『バガボンド』を描く漫画家である。初めてお会いした現役の漫画家である。

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2009年9月26日 08:30に投稿されたエントリーのページです。

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