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いつもとおんなじ年末風景

12月20日(土)

 甲南合気会の稽古納めの日である。
 稽古納めののち、納会が執り行われた。

12月19日(金)

 学院クリスマス礼拝に参列。
賛美歌を歌う。きれいな音色のハンドベルを聴く。オーケストラの弦楽器の音が懐かしく響く。いつもと同じ場所が、この日だけはとくに輝いて見える、そんな夜。

12月18日(木)

 大学の合気道部の稽古納めの日である。
 稽古納めののち、静かに夜は更けた。

12月17日(水)

 三宅接骨院に行くといつもよく出会うおじいさんがいる。まったくの赤の他人なのだが、毎週顔を合わせていると、なんとなく知り合いのように思えてくるのか、どちらからともなく、会釈くらいはするようになる。道を譲ったりもする。でも、たがいに、名前も何も知らない。

12月16日(火)

 お能の稽古も本年稽古納め。
 いろいろと学び、わかり、実感し、細かいところをつめるばかりの一年であった。これからもがんばろうと思う。

12月15日(月)

 相変わらず、氷の上を歩いているかのような錯覚を起こさせる板の間で稽古。身体にあまりよくないように思われる。

12月14日(日)

 本年最後の多田塾研修会に向かう。
 ことし最後の研修会なので、ぜひとも行ってみたかったのである。
現地で内田先生にお会いし、とても安心した。昨日、関西で一緒に稽古後東京の自宅に戻ったカナピョン、数日前から現地入りして東京ツアーをしていたセトッチ、前日急遽研修会に行く気になったノハンナもいる。そして、本部道場初来訪のヒロスエさんも参加。

 ひさしぶりの参加で緊張するところもあったが、いつもの方々や、ひさしぶりの方々、いろいろな多田塾関係の方々にお会いでき、楽しかった。なんとも充実した稽古だった。やっぱり道場に知っている方が多くいるのはうれしい。
 研修会後は内田先生とご一緒させていただき、東京駅へ。
 合気道にいただいたご縁とその流れに深く感謝するいちにちであった。ありがとうございます。

12月13日(土)

 忙しく迎えた気がする土曜日。

12月12日(金)

 慌しく過ぎた気がする金曜日。

12月11日(木)

 もくもくすすめ。もくもくすすむ。

12月10日(水)

 それもまたいつもと変わらぬ水曜日であった。ただ一瞥しただけでは、「いつもと変わらぬ水曜日」であったと記しておこう。どちらかといえば、「いつもと変わらぬふりをした水曜日」だったかもしれない。なんとなく野菜を欲し、新鮮な野菜を求めて彷徨う。発作的に野菜を求める姿は、奇異に映ったかもしれない。ドレッシングを作る姿もまた。

12月9日(火)

 それはいつもと変わらぬ火曜日であった。一瞥しただけでは、「いつもと変わらぬ火曜日」が「いつもと変わった火曜日」であることに気づくまでに、いくらかの時間を要するくらいに、「いつもと変わらぬ火曜日」であった。
いつもと変わらぬ火曜日。
おそらく誰の心にも、目にもそう見えただろう。しかし、わずかばかりのズレから生じたきっかけが、いつの間にかボトルの底に残る澱のように沈殿し、静かに横たわっていた。そして、さらには、それは、水に溶けなかった食塩のようでもあった。ビンの底に薄く重く、重なり合って、残っている。

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2008年12月22日 11:07に投稿されたエントリーのページです。

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