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風邪なおんない

12月8日(月)

 講義を終えて、ソッコーで大阪へ。
今日は養老先生と内田先生の対談を拝聴するのだ。
 この日が来るのをとても楽しみにしてきた。
いつもと会場を変えて、今日の対談は大阪会館にて開催される。ざっと300名ほどが拝聴されたとか。友人のトガワさんのおかげで、最前列ど真ん中で拝聴させてもらえた(いつもありがとうございます)。
共著『逆立ち日本論』からしか伺えなかった先生方の話は、実際にナマで聴いてみると、これまた俄然おもしろかった。なにがどうっていうことは、直ちにことばでは言いにくいのだが、その場にいることの大切さを改めて実感した次第である。また、いまは、なんだかわからないのだが、合気道にも通じるような論点がちりばめられていたようにも思う。
改めて間近でお聞きして感じたのは、養老先生の声って素敵だなあということだ。どうやって発声しているのかと思うくらいに声がいい。ことしは運良く、ナマ声で養老先生の対談や講演を三回もお聞きすることができた。すごいことだ。
いつかサインをもらいたいな。そうしたら、すごい本になるのだ。たぶん。

 そして内田先生からは、打ち上げのお席にもお誘いいただいた。ありがたいことである。ありがとうございます。これからも精進しますと決めた夜。

12月7日(日)

 明けて日曜日。昨日は日帰りツアーだったにもかかわらず、すでにわが部屋が懐かしい。
 午後からの稽古に間に合うように支度して、稽古場へゴー。

 道場に入るなり、ほこりにやられたのか、鼻がぐずぐずしてきた。くしゃみが出て、鼻水が顔をたれる(きたないなあ)。
 稽古が終わるころには治るだろうと思ったが、そういうこともなくただただ頭がぼんやりしてくるだけ。身体は大丈夫なのだが、鼻近辺がゆるゆるする。
暖かいラーメンをすすって、暖かい風呂にでも入ろう。

12月6日(土)

 今崎正敏先生の主宰される桜台合気道クラブ創立十五周年記念演武会に出かける。
 今日は内田先生ご都合が合わなかったので、その代参である。
 朝早く、新大阪駅で、同行のヒロスエ&サキちゃんと待ち合わせて、いざ横浜へゴー。
 昼前に現地横浜市内に到着し、早速受付を済ませる。気の早い同門の方々は、すでに受付し、更衣などを済ませて静かに座っておられる。こちらは遠方からなので、時間に余裕を持たせて到着したのが奏功したのか、まだ参加者の少ない場所でゆったりと着替えることができた。先に関東入りしていたノハンナとも合流。

 着替えると使い捨てのスリッパが用意されており、更衣室にはマットが敷かれていた。演武会場は、まるで舞台かなにかのようなつくりであった。
正面向かって右側に来賓の方々の席、向かって左側に司会と桜台合気道クラブの今崎先生の席が設置されている。その双方に挟まれる形で畳が敷かれている。つまり、部屋の中央ど真ん中で演武させていただくといったつくりだ。われわれもまたそこで演武をした。
会場は、団体各自の席が決められており、椅子が置かれていた。誰もがそこに座って、首や身体をよじりながら、各団体の演武を拝見している。われわれもまた同じように身体の向きを変えて舞台を見る。

 少年部は、すごくたくさんの稽古を、おそらくこの日のために積み重ねてきた感じがしてとても新鮮でよかったし、桜台合気道クラブの一般の方も、たいそう心地よく迎えてくださった。受付の方も、案内の方も、そのほか細かいところの気配りいただき、心地よくすごさせてもらえたことはとてもうれしかった。ありがたいことだなあと感謝する。

 座席が招待演武者の一番後ろだったので、隙間から身をよじりながら、多田先生の総合演武を拝見した。10分ほどの時間だったので短くもあったが、それゆえに端的におっしゃっていたことが、「わかる」方向で感じられた気がする。

 演武会終了後は、崎陽軒に場所を変えて祝賀会へ。
 崎陽軒は今年で創業100年らしい。100年も前から、日本人はシュウマイを食べていたのか、と今更ながら驚く。
 主宰者の挨拶、ご列席の方々の挨拶を伺い、乾杯。
ぱくぱく、もぐもぐと食事をいただく。おいしい。来る前は、全面シュウマイに埋め尽くされるのかと思っていたら、そんなことはなく、おいしいイタリアンや豚肉、杏仁豆腐、果物など、これでもか!というくらいに豊富な食材が並べられていた。立食形式で、お開き後にも食べ物がまだ残っているというのは、たいへん珍しい光景である。

 次から次へと運ばれてくる食事を皿に盛り付けながら、そろそろ出番かと静かに落ち着かせて祝辞を代読する。大過なくすごすことができてなによりだった。

 お開き後、今崎先生や桜台合気道クラブの方々にお礼を申し上げ、関西へと向かう。

 どうもありがとうございました。たいへん楽しかったですし、たいへんおもしろかったです。おいしかったです。また次の機会を楽しみにしております。次回は20周年でしょうか。そのときは、師範の内田先生とお供で参りたいと思います。

12月5日(金)

 夜は、近所の芸術文化センターへメサイアを聴きにいく。
 大学の音楽学部の定期演奏会だそうで、この演奏会で4年に一度はメサイアを歌うらしい。斉藤言子先生の声が聞き惚れるほど、すばらしかった。
 演奏が終わるころには、表は頬をさすような冷たい風になっていた。

12月4日(木)

 静かに過ごす。稽古する。

12月3日(水)

 深く呼吸をして、しっかりと生きていきたい。それが生きるということなのだろう。

12月2日(火)

 実際には昨日から大学のクリスマスシーズンに向けた電飾がきれいである。アドベントになると飾られるのだ。

12月1日(月)

 12月になった。ついにことしも最後の月間を迎えたわけだ。
2008年の次は2009年なので、2000年の一ケタ台も来年が最後ということになる。2000年というのは、それはもう前世紀のことになるのだね。2000年になったころは、「2008年のわたし」なんて想像すらしなかった。ましてや「2009年」なんて。ああ、早いのか、遅いのか。あっという間に感じるほどの充実した月日を送っているように感じられる。

 12月になった途端恒例の断水。午前中に2時間ほど水が止まる。
予めポットや鍋や洗面器に水を用意するように促されていたので、そうしていたようだが、運良く使うことなく時が過ぎた。
 


11月30日(日)

 夜半、原因不明の胃痛に襲われる。鈍痛。

11月29日(土)

 大根鍋を囲む。
大根を大量に要するので、大根の甘い冬がいい。夏の大根は辛い。まあ、夏には、あまり鍋はしないものなので、時期を指定することもないのかもしれないが。
 すりおろした大根を土鍋に入れる。油などは必要がない。豚をしゃぶしゃぶとして赤味が消えた頃合を見計い、鍋から取り上げる。このとき、さりげなくおろした大根と共に豚肉を取るのがポイント。今回はポン酢ではなく、旭ポン酢でいただく。器にもった豚肉には葱も忘れずに。うまい!
 適度におなかもふくれてきたら、白菜、白ねぎ、春菊、えのき、マイタケなどの野菜も投入する。豆腐や糸こんにゃくも入れる(今回は「マロニー」を使用)。ざくざくとお魚類も投入。
 締めはうどん。こりゃあいけます。お試しあれ。

11月28日(金)

 先日オープンした西宮ガーデンズの一角にあるイズミヤに行ってみる。どんな感じで、ものが売られているのだろうかと視察してくる。
 想像通り、生活雑貨の大半は、オープンセールで売っている。
セルフサービスのレジがあった。おもしろそうなので、どんなのか試してみたくなったが、多くの人が列をつくって順番を待っていたので、普通に店員さんがいるレジに向かう。そのほうがやっぱり確実に早い。洗剤類を買う。

 夜、静かな部屋で集中して譜面をめくっていると、やや「千秋くん」のような気分になる。気分だけだが。

11月27日(木)

 肩取りはおもしろい。

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2008年12月10日 09:10に投稿されたエントリーのページです。

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