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春らしい日々

4月21日(月)

 いもむしのごとく前に進む。前に進んでいるだけまだましかと思う。
朝から気になる掃除をしまくり、勉強しまくり、気がつくと、夕方も4時半過ぎ。慌てて荷物を担いで、坂を駆け上る(坂の上から転がり落ちるのではない)。
 夜は、大量の筍の灰汁を取るべく煮込み作業に勤しむ。

4月20日(日)

 洗濯物日和である。
神戸大倉流祖先祭があるので湊川神社へと向かう。ここへの道のりも慣れたものである。下川先生の『松虫』があるとうかがったので、それを拝見しにいく。そそくさと最前列に座る。すさまじい動きを目の中に刻み付けて、身体全体で見聞きする。
いつものように、おみくじを引き、神社を参拝する。
せっかくなので、普段は来ない三宮という街に出てみる。だが、歩いてすぐに落胆する。なぜなら、この日が日曜日で、しかも午後で、春のひとときの心地よさもあって、そのなかでのひとの多さをすっかり忘れていたからである。ひとがひとを呼び、ひとが彷徨う。歩くだけで疲れ果ててしまう。
 目的を持って出かけないと、休みの日の午後の街は、ただただ疲労するばかりの場所へと化けてしまうのだろうか。

4月19日(土)

 芦屋にて稽古。前代未聞の参加者である。おおっ。

4月18日(金)

 18金のネックレス。18禁の映画。どっちが好きかな。

4月17日(木)

 先週集まった30人を超す登録希望者と36畳の広さで、いったいどうやって関わっていけばよいものだろうか。そう思うと、やや暗い気持ちになりもした先週だが、先週の「五月蝿いくらいに初回の諸注意」が功を奏したのか、本日の講義は、先週から10名ほど減って20名ほどになっていた。定員ぎりぎりの人数である。これなら、なんとかなりそうである。
ほっとして、初回の講義の続き。いきなり技に入る前に、あれこれと基本的な動きがあるので、まずは準備体操から。それさえも珍しいのか、果てまた難しいのか、異様に身体が堅いひとがいるからおもしろい。順次段階を経て講義を進めていくつもりだ。
基本的な動きのひとつである「受身」と「転換」からの技をいくつか始めていく。
最初の動きを見る彼女たちの姿勢、それを見るだけで、講義に対する意識や姿勢がおもしろいほどに伝わってくる。どれをとってもたいへんに素直である。その素直さは、ほんとうにすばらしくて、こちらも楽しくなるばかりだ。教えてもらっているのだなあと思う。
今日もまた、笑ってにこやかに帰っていった。

4月16日(水)

 道場の日。来週もがんばってくださいね、と言うと、がちがちに凝り固まるひとが続出した。そんなに緊張されなくとも大丈夫です。どうぞ気楽に。

4月15日(火)

 新年度初顔合わせ。と言っても、さほど知らない顔ばかりでもない。

4月14日(月)

 必要書類を提出し、図書館に埋没する。
 まずは、あれこれと資料探し。資料といえば聞こえはいいが、簡単に見つかるとばかりは限らない。探しているはずの資料よりも先に、春休みの間に新しく棚に並んだ本や読みたかった本がごろごろ出てくる。今後書くために必要であろう本を見てまわる。こんなふうに過ごす時間が至福のときなのである。

4月13日(日)

 夕刻から雨。

4月12日(土)

 夕刻から宴会。

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2008年4月23日 08:22に投稿されたエントリーのページです。

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