6月14日(木)
関東方面は入梅したようである。梅雨の季節はたしかに鬱陶しいものであるが、日本全国猛暑になるよりは、断然いい。関西もそのうち。今日はよく降る雨の日。
6月13日(水)
朝カル@大阪にて、一年ぶりの名越先生と内田先生の対談を拝聴。満員御礼のようである。場所も変わって、新しくなった会場には、折り目正しく座った観衆が、息を飲むようにして、二人の先生の話に耳を傾けていた。その動きやざわめきや笑いやどよめきなど、音のあるなしにかかわらず、周囲の反応が空気のなかから伝わってくる。
映画の話は、最高におもしろかった。見たいもの、読みたいものがいっぱいある。
6月12日(火)
内田先生の『街場の中国論』(ミシマ社、2007)が、爆発的に売れているそうです。全国各地書店で発売中だそうです。ああ、こりゃあ早く読まなきゃあー。
6月11日(月)
月曜日は平日だと思うけれど。
6月9日(土)・10日(日)奥州道場に行く。
昨今のパソコン変換が呼び起こすギャグのひとつに、「奥州は欧州?」がある。「いや、日本国内です」「じゃあ、近いんですね」「ええ、欧州よりは」。
内心、奥州は、さぞや遠いのだろうと思っていた。もちろん関西から遠いのは事実。とはいえ移動時間は数時間。飛んでいけば、あっという間だ。遠いのは心理的なことである。
週末、菅原美喜子先生の主宰される奥州道場で、多田先生特別講習会に参加するため、内田先生とご一緒に岩手県へと出かける。涼やかな山の風を抜け、ばしばしと身体に響く多田先生の言葉と刺激を受けながら、もくもく稽古する。
当たりというか、ぞろ目というか、多田先生フィーバーというくらい、この4月末から5月、6月にかけて、多田先生の講習会でお稽古できる機会が多い。すごく幸運で、すごく幸せなことである。身体が激しく動く。細胞レヴェルで穏やかになる。内田先生もいらっしゃるので、さらに悦び倍増である(悦ぶ師匠の姿を拝見するのは、弟子にとってもまた悦びであるものです)。宇宙の知恵と力をお借りし、身体も借りて、さまざまなものを発信、発揮できるよう英気を養う。充実のときだ。
とくに、二日目のお昼にいただいた平泉式わんこそばは、今回、食したなかでも最高においしかった。わんこそばを食するのは、これが初めてのことで、わんこそば文化も北部と南部では、多少食し方が違うらしいことを知る。おいしく、タラフク二十四皿(一人前)いただく。多田先生がお召し上がりにならなかった分(二皿)もいただく。合計二十六皿。別の意味でも満腹。ぐふ。
その後、多田先生、東京方面へお戻りになる方々とお見送りし、一路、奥州平泉へ。
内田先生の自由が丘時代の先輩小野寺さんのエスコートにより、内田先生、自由が丘道場の大田ご夫妻と共に中尊寺を拝観。はじめてみる金色堂は、まことに光っていた(教科書で見るのなんて、曇ってますからねー)。能楽堂にも立ち寄り、肌身で神仏習合を体験。ちょうど仕舞がなされていたので静かに拝観。声がとてもよく響く厳かなところである。
中尊寺とその付近の建物が、山のなかに守られるようにそっと建っている。とても静かである。キツツキの突っつく音が、きれいに鳴り響く。風と水と空気のいいところだなあと思う。義経が逃げてきたのも、この静けさに惹かれたからなのだろうか?
奥州時間は、とてもゆっくり流れ、充実したときであった。深い緑と大きな川を見た。行ってよかったと思う。
この四月から、とくに行く先々でご縁ができたことに深く感謝。いつもお声かけくださる菅原先生に深い感謝と感激を覚えた。奥州道場のみなさまの温かい接し方にも感激した。小野寺さんにもたいへんお世話いただいた。ありがとうございます。みなさまに心から感謝いたします。また寄らせてください。
内田先生、またもや楽しい奇跡と軌跡をありがとうございます。来年からのわたしの予定に、またひとつ行く先が増えました。ということで、また行きたいです。
6月8日(金)
あれこれと、雑事が多いのは気のせいです。
6月7日(木)
すこしずつ、調子が出てきました。講義にも。
6月6日(水)
だんだんと、暑くなって来ました。道場も。
6月5日(火)
よろよろと、部屋が汚くなってきました。この頃は。