4月8日(日)
久しぶりのお休み。お布団に包まっているのもいいけれど、さっくり起きて、新しい気持ちで一日を過ごすにはちょうど良い。勉強しようにも、またうまくいかないので、また掃除した。
この頃、春のせいか掃除ばかりしている。そうそう。桜のころって、何か判断が鈍りますね。やたらとくしゃみも出るし。陽気のせいだと思って、元気に生きるばかりです。
4月7日(土)
絶好の花見日和だと思ったら雨。
稽古のあとのお花見はそれでも諦めきれず。周囲の人の優しい手助けもあって、なんとか歩きながらの花見はできた。だから思う。来年は晴れてほしいなお花見の頃。
4月6日(金)
一月半ほど前にもらったバレンタインデーのお礼をするのがいまごろになった。あれはたしか、2月14日のその日にきちんともらったものだったと思う(なぜか知らないが、こどものころから、よく貰う)。
たいてい日本の場合、一月後の3月14日にお礼(お返し)するもののようだが、ことしはすっかり忘れていた。4月14日の二ヵ月後にならなくて、まだよかった。しかし、渡された方にしてみれば、いったい何のことかもう忘れているかもしれない。と思ったが、意外に人は、自分自身が誰かにあげたものは、覚えているようである。もし忘れていたとしても、「これ、あの、前の、もらった、やつの、お返しの、日が遅くなって。なかなか会えなくて。ごめんね。今頃になって。よかったら…」というような細切れ肉のような口調で、ぷつぷつと途切れながら言うと、たいていの人はこちらの様子からそれが何を意図するのか読み取ってくれる。このとき、肉の色同様、頬を赤らめるなどしながら白さも残し、やや目線を反らせながら言うとさらに効果的(ってほんまか!?)
そういやそれで思い出したが、韓国では4月14日を「ブラックデー」と呼んでいるそうだ。2月のバレンタインデーにも、3月のホワイトデーにも縁がなかった寂しい?人たちのための日らしい。こんな日が設定されるのは、却って大きなお世話ではないのかと思うが。
4月5日(木)
クラブ紹介があるというので山を登る。
こうして山を登るようになって、何年目の春になるだろうか。
感慨深く空を眺めると空よりも先に緑が目に映る。緑よりも先に桃色が目立つ山が見える。空を眺めるまでの時間が少なからずかかる。なぜなら、空よりも先に、ふと眺めて立ち止まってしまうものがさまざまにあるからだ。美しさに気をとられ、訪れた春の色についつい手を差し伸べてしまいそうだ。そして静かに身を寄せてしまいそうだ。いつの間にか身も心も桃色になりそうだ。春はそういう季節でもある。
本番までの時間には、内田先生に特訓していただく。稽古の合間に恒例の「えぐちさん」にも会う。去年もその前も、さらにその前も会っていたはずだ。毎年同じ場所で、同じころに出会う人々がいる。こうやって感じる時間もある。
それにしても何年やっても難しい、杖というのは。ほんとうに。ほんとうに。心の底から難しいと思う。「似たようなもの」をやってもあまりに無意味だ。きちんとした「形」をしなければ。反省と稽古の際の意識を高める。
夜は試写会。
ゑぴす屋さん(「ゑびす屋」さんから「ゑぴす屋さん」に名称変更)のお招きによるもの。
お題は『300』。
話のわかりやすい映画だった。アメコミチックな映画でもあった。スパルタ軍の話です。わりに首がすかすか飛ぶので、そのあたりがR-15指定なんでしょうか。まあ、それ以上は言わないことにしましょう。公開は初夏頃らしいので、ぜひ観に行ってみてください。
4月4日(水)
新年度体制で道場での稽古開始。
創設二年目にして、水曜日一本化してみた。
充実した稽古ができるように、ことしも取り組んでいきたいと思う。
4月3日(火)
昨日に引き続き、実家にて過ごす。スケジュールはほぼ変わらず。
4月2日(月)
終日実家にて蟄居、のはずが、読書、稽古、片付けなどをする。そしていちにち終える。つまり、今回は片付け要員として迎え入れられたわけである。
4月1日(日)
朝から、「今年度もよろしく」というくらいにたくさんの鼻水。
それも花粉か、ほこりかによって巻き起こされた鼻水なので、風邪の傾向はない。が、意識は朦朧とするので、思ったよりも生きた心地がしない。せめて嘘であってほしいね。
夜は実家に戻る。
3月31日(土)年度末
昼は稽古。合気道。
なんとなくわくわくする感じと、そわそわする心地が同居している。無闇にうれしくて、無闇に切ない。これは春のせいだ。
夕方はお能の稽古。
合気道で異常に解された身体は動きがよい。おもしろいし、わりに笑顔なので、何があってもいい感じ。
夜は「浜寇」のみなさまと、うなぎとの再会。
うなぎをご馳走になりにでかけた。
時と共に雷が鳴り、雨が降っている。
3月30日(金)やや年度末
年度末恒例片付けて、使わないものや着ないものを捨てたい病が起こる。
ごみを出したばかりなのに、すでにゴミ袋がいくつか。