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歯医者で敗者

1月26日(金)

「おいら、やっぱり好きだよ」
「へ?」
「だから…その…さ。…なんだね」
「うん」
「だからさ、好きなんだって、ね」
「ふむ」
「ふむ」
「うん」
「うん。好きなんだよ。きみのことをさ」

 んなこと、急に言われたってねえ。ふむ。きらいじゃないけど。


1月25日(木)

 免許証の更新に行く。
 年末に届いたはがきには、「初回者講習2時間」とあった。「2時間」たって、写真撮ったり、視力検査したり、証書買ったりで、それも含むんでしょ。と高をくくっていたが、なんのなんの。実際に諸手続き以外にきっちり2時間組み込まれていたのである。
 内訳は、ビデオが30分、講義が90分。ビデオは、自動車事故を減少しよう、ドライバーのマナーや啓発的な内容を盛り込んだドキュメント。まあまあの出来栄え。人口30万の地方都市を取材した内容が放映である。その後、免許更新センターの方の講義。免許証のICカード化、改正道路交通法について、免許更新制度についてなど、実に、とりとめもなく、要点も掴み所も切れ目もわかりにくく、ポイントの絞りにくい話を聞く。なんとか70分足らずで講義は終了した。ところが、従来の習性か、聞くでもなく聞いていた話ほど、結構覚えていたりする。


1月24日(水)

 めちゃくちゃハードだった。
 午前中にお能の稽古。稽古の前後に、下川先生、奥様とお話。にこやかな春の心地を感じる。
 午後から道場の日。結構あれこれ考えることもある。
 その後三宅接骨院で治療を受ける。湿布をもらう。
 すぐさま、また次の仕事へ。ハード。
 終わるなり、両親に電話。
 タイミング悪く会いそびれる。
 元のとおり、美容院へ。カットしてもらう。近々着物を着るので、それ仕様にしてもらう。いえ、会のではなく、もうちょっとさきの月末用に。


1月23日(火)

 夕方予約していた歯医者に、いやいやながら行った。
いやいやなら、予約するなよと言われそうだが、もちろん予約の電話を入れるだけでも、一念発起しなければならないことは、わざわざここに書くまでもない。予約の電話の受話器を持ち、番号をプッシュするのに、どれだけ時間がかかったことか…。
というのもあるが、実際は前回の治療が終わり、「次は歯を抜きます」と言われたので、忙しさにかまけて、ずっと半年くらい放っておいたのである。実際に時間がなかったのもあったが、無意識にほっぽりだしていたのだ。だが、ほうっておいても、いつかはその日が来るもの。一念どころか、もう一念発起して治療に出かけたのである。
 そして加うるは、ことしに入ったくらいからの原因不明の不定期の鈍痛。それも左側ばかり集中的。またもや何やらの呪縛か!?と縁具でもないことを思う。それも部分的にあるわけでもなく、突発的に起こる。そこで、その事情も相談をする。
歯医者の入念な調べによると、虫歯はないし、どこも治療済である。あれこれとその後の以上を発見すべく、検査したが新たに虫歯になったわけでもない。診断結果は、おそらくストレスから来るもの。過剰のストレスや緊張、重みが加わると、どうしても者を強くかみがちである。就寝中など、それとは気づかぬうちに噛んでいることもあるわけだそうだ。口腔外科とまではいかなかったが、少々顎の歪みの補正してもらい、肩が張る場合の動かし方などを説明してもらう。そうこうするうち、抜く予定だった歯は次回に持ち越しとなった。よかったのか、悪かったのか。


1月22日(月)

 夕刻は、試験を行う。
 試験中に物事がうまくなるということもあるわけで。それを楽しんでいる人物もいるわけで。

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2007年1月28日 12:43に投稿されたエントリーのページです。

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