10月25日(水)
水曜の午後は比較的気分がよろしい。
10月24日(火)
午後は、頭の中身を整えて美しい学舎に足を運んだ。そのまま同じ学内で身体を動かした。夜風が目に沁みる。
10月23日(月)
講義は四回目を迎えた。だんだんと形になってきた(と毎週思う)。
今日はその一部に、合気道の一の杖、一の杖の組杖などを行ってみたが、何も考えないで楽にやる方が結局うまくいっているように見える。
10月22日(日)
久しぶりにゆったりした休日。考えてみれば6週間ぶりの「普通の日曜日」だ。
何も予定がないのは実に愉快である。
どんなふうに愉快かといえば、自分で自分の好きなように一日を使うことができる点、そこが愉快である。
まずは掃除機をかけ、洗濯物を干し、部屋を片付けた。いらないものを捨て、必要なものを買いに表に出た。途中立ち寄った書店で本を読みふけった。実際は、読みふけるほど長く立ち読みする気なんてほとんどなかったのだけれど、手に取るとすぐさま吸い込まれるように読んでしまったのだ(本屋さんごめんなさい)。
それにしても「ヤンキー先生」と呼ばれたあの方って、以前よりもちょっぴり迫力がなくなったなあと思うこの頃。
10月21日(土)
稽古をした。膝を抜くってどういうことだろうか。そしてまた新たな発見がありそうなこの頃。うまく言葉にできないな。
10月20日(金)
がきんちょの相手も結構疲れる。
10月19日(木)
夕方にあった稽古のあと、フト先生に言われた。「先輩が(技を)教えてあげてね」と。来週末に迫った演武会のことを指してそう言われると、自身も「先輩」だったような気がしてきた。「だったような気がしてきた」というのは、実際は言われても、「先輩」という言葉にピンと来なかったからだ。それは、未だ自分が「先輩」であることを実感として、伴いにくいからだ。先輩とは後輩がいるから呼ばれるものであるわけで、逆に後輩とは先輩がいるから呼ばれるものだ。互いの呼称は両者が関わりあって、存在している。わたしは自分が先輩か何かよくわからないし、ピンと来ない。だが、かつて先輩に、そしていまでも先生に教わっていることがある。それのいくらかでもあとから入ってきた人たちに伝えることができるならば、また必要ならば、どのような立場であれ、わたしはそれをすべきであるのだろう。
10月18日(水)
お洗濯ものがよく乾く日が続くのはいいですが、暑いですね。10月には思えないような暑さですね。着るものに少し困ります。半袖ではもう寒いですし、コートやジャケットを羽織るほども寒くもない。うっすら長袖程度です。この中途半端な時期は、たいへん過ごしやすくもあるのですが、一年を通して瞬間的というか短い期間なので、この時期に対応できる服をたくさん持っていません。だからといって、秋仕様な服を買って、そのままぼんやりしていると、いっぺんに冬が来て、寒くなってしまいます。そういや去年も買った服を忘れてましたっけ。また秋のために買った薄っぺらな服を着ていると、だんだんと冷えてきて、それこそ時代が遅れてしまうというか、風邪をひいてしまいそうです。買った服が着たいのに着られない。お天気って結構皮肉なものですよね。
10月17日(火)
この前買った新しい服。早く袖を通したいなー。いつ着ようかなー。
10月16日(月)
講義三週目。いろんな意味で少しずつ、形になって来たかなあ。
10月15日(日)
白い子犬の背中をそっとなでた。ほんのり暖かい。生きている。おなかもそっとなでてみた。骨がある。ついでに鼻の上の部分もなでる。うれしいのか表情を変える。そのうち調子に乗って、わたしにくっついてくる。ついてきたので顔を見た。イヌには眉毛がない。人間だと眉毛がないと恐ろしい気配を漂わせる。だが、イヌはそういうことがあまりないようだ。いわゆるホリが深いのだろう。ちょっとこちらがいい顔をすると、なつこうとしてひっついてくる。わたしは、いぢわるな人間だ。ナツイタッてアンタ、痛い目見るぜ。そんなこと言ったところでわかりやしないのだろうけど。これだからめんどうだ。生き物ってやつは。だから痛い目を見るんだってば。しっし。
10月14日(土)
夕方から、久しぶりの実家に帰る。
久しぶりの実家には、家族がひとり増えていた。イヌである。白い色をした、まだ小さな子犬である。これから大きくなるのだろう。そう思ってどれくらい大きくなるのかを尋ねてみる。しかし、どうやら、余り大きくならない種類のイヌらしい。小さいので、まだ表に出してもいないようだ。だから、うちに住んでいる。かわいらしいふりをして。
イヌの声はおとなしいのか、うるさいのか、数時間ほどしか一緒にいないので、まだよくわからない。わからぬが、朝は早起きらしい。それはいやというほどよくわかった。鶏の声よりもわかりやすい。ときどきは、起きているときも、何かにおびえて、わんわん吠えるようだった。夜も吠える。わたしの顔を見たことがないからか、わたしに向かっても吠える。ときには、飛びつこうとする。敵視しているのか、あるいは自己防衛、それとも仲間意識なのか。しかし飛びつこうとしても、いつも数十センチのところで、遠慮してすごすごと戻っていく。怖いのか?それとも足が短いのか、ジャンプ力がないだけなのか。
なにはともあれ、イヌの悪行を叱るのに、イヌにわたしの名前を呼び間違える母の声を何度か聞いた。そんなとき、わたしはなんとなく心中複雑な思いにさせられるのだ。
10月13日(金)
ようやく週末だね。
10月12日(木)
創立記念日という名の休日。休日にはやっぱり休みらしく稽古だよね。
10月11日(水)
越後屋試写会『父親たちの星条旗』に参る。さすがはクリント・イーストウッド。完全に映画の中の映画である。久しぶりに映画を見た感じがする。主には、アメリカ側から見た硫黄島での日本との戦いを描いている。二部作の初編。次は『硫黄島からの手紙』。こちらは日本側から見た硫黄島でのアメリカとの戦い(のようである)。どちらも必見です。
10月10日(火)
元体育の日。
昨日までの心地よい気分が身体の芯にまだ残っているのです。
多田塾合宿のあとはいつも感じが良くなりますね。心も身も軽やかです。さわやかに朝を迎えますね。
10月7日(土)~10月9日(月)
多田塾合宿に行ってきました。年々参加人数が増えていると聞くこの合宿は、ことしはなんと190名を超す参加者だったそうです。この人数だと合宿のすべてを計画してくださる本部=坪井先生が掌握しきれないとのことで、今回初めて各団体で人数確認および食事数を把握しておくことが義務付けられました。
合気道、ご飯、風呂、宴会、睡眠、合気道、ご飯、風呂、宴会、睡眠…(以下続く)の三日間。稽古はすべて多田先生によるご指導。多田先生の声を聞き、お姿を拝見して稽古に励む。何と愉快なことでしょうか。
これまた三日間は、ほとんど文字という文字を読まずでした。携帯電話は目覚まし時計代わりに使うだけのものとなり、現世との往来はしばし断たれたようであります。生きて現世に戻るのが難しいほど身体が柔らかく溶けてくる感じです。ああ、稽古三昧。
多田先生の笑顔に吸収されている力をもらって、また前に進んでいこうと思います。ありがとうございます。すべてのご縁に感謝。
10月6日(金)
明日からの合宿に備えて早めに寝よう。早めに寝ようと思った矢先、どきどきして眠れなくなる。遠足の前の日のこどもみたいよ。
10月5日(木)
充実した稽古だったな、今日は。とてつもなく雨が降ったけども。