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10月4日(木)

♪小ぬか雨降る御堂筋 心変わりな夜の雨

今宵も仕事を終え、ソッコーでJRを乗り継ぎライブ会場へ。「心変わりな夜の雨」がよく働いたのか、濡れることなく会場まで辿り着いたのは、開演時間ぎりぎりの7時。
昨日のカラーが白ならば、今日のテーマカラーは赤である。
 開演は15分を押しての開始!「アトノマツリ」編が始まる。
歌いながら踊る、MCのカールスモーキー石井に聞きほれながら笑う、思いのたけをエールで送るといったほぼ宗教儀礼のようなムード満載である。ある意味、宝塚にも負けないくらいのド派手な衣装とセット、煌びやかなショーの渦のなかにいつも間にやら、自身も巻き込まれていた。まあ、原因は踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なりゃ踊らにゃそんそん、てなことです。
 実に興味深いコンサートであった。ぜひまた行って見たいものです。


10月3日(水)

 友人がチケットをくれたので、ライブに行ってきました。
行ったのは、米米CLUB再会感激祭「マエノマツリ」編@オオサカジョーホール。米米CLUB(以下「米米」)デビュー20周年(活動11年解散後休会9年)を記念しての再結成コンサートですね。全国的に開催されるのだそうで、福岡に続いて大阪が日本で二番目の会場だそうです。

米米全盛期、わたしはまだ年端もゆかぬ若造だった(今もある意味そう)ので、ライブなどには行くなど考えたこともありませんでした。そのうち、米米についてはバンドが解散。以降、二度と見ることができない幻のバンドとなったわけです。ところが何をどうしたわけか、今回の復活祭が模様されることになり、ほんの少しの興味があって、出かけることになりました。年月を重ねても、白けるどころか、踊って、ハシャいで、歌っての躍動感、実に溢れ、ほとんど誰もが踊っていることに、新参者はまず驚くわけです。そして、ナマの舞台はやっぱりいい!と思うのです。

カールスモーキー石井DXのナマ声で、『浪漫飛行』やら『君がいるだけで』を聞けるなんて、もうサイコーでした。歌うまいですし。しかもアンコールは、カールスモーキー石井とジェームス小野田が歌う『雨の御堂筋』ですぜ(懐かしき欧陽菲菲)。バンドそのものがお祭り騒ぎのような集まりなので、かなりおもしろかったです。二時間半がほんとあっという間のコンサートでした。

ところで、コンサートにはつきものの手拍子や拍手。今日はいったいどれくらい手のひらを叩いたことでしょうか。数えていないけど一万回くらい?などと思います。そして明日は、どれくらい叩くのでしょうか。
え?明日も?ですって。
ええ、明日も行くんです。だって、今日のが「マエノマツリ」編、明日のが「アトノマツリ」編。内容が違うんですって。それに、チケットありますよって言われたときに、なんだかんだで、結局前後があると聞けば、そりゃあ行かない手はないわけです。(チケットもらちゃったし)それに石井竜也は魅力的ですからねえ。米米は、一時代を気づいたバンドということを今さらながら認識したわけでありますよ。ということで、しばしツアーでさあね。


10月2日(月)

 講義第2週目。
 早くも先週とは違った興味深い新人が増えている。
あれやこれやと身体を動かすうち、たっぷり汗をかいている。
登録者のなかには先週よりも随分うまくなったひともいれば、今日が初めてのはずなのに、すぐさま器用に道具を使って身体を動かすことができるひとがいる。
毎回、わからないところやできるところが増えているといいと思う。


10月1日(日)

 下川正謡会の秋の大会@湊川神社神能殿。
 今回も朝8時半から楽屋に詰める。
初っ端から出番。
朝一に謡『紅葉狩』(ワキ)、それからずーっとあとの午後3時ごろ、仕舞『羽衣』で舞台を踏ませていただく。
 謡の『紅葉狩』はとても好きなので、うまく声が出れば特に緊張もなく、楽しんでできた。代わりに仕舞はもうずっと緊張のしっぱなし。
 仕舞『羽衣』は、型である道順を間違えずに行えれば、まずはそれが精一杯。
まだその上を進めていない。どうやったらできるだろうか。方法はひとつ。ひとつしかないのである。このことをまた一段と強く、下川先生から教えていただいた。
舞で失敗して間違えたりなんかした日にゃ、下川先生に叱られるし、叱られると誰も得をしない。わたし自身も気が良くない。暗く哀しい気分になる。それ以上に先生だって、よい気分にはなられないだろう。今回は、少し早まってしまった。それ以外はなんとか無事に済んだ。足らないところを補足しなければならない。
いやあ、しかし全身緊張しましたー。
実際の舞台とは非常に孤独なものである。非常に孤独。ただそれだけのことなのだが。

さてさて、本日は、お足元の悪いなか、お休みのなか、はるばるお越しいただき、ありがとうございました。楽屋見舞もありがとうございました。またがんばります。

会の終了後は、いつものように、中華料理で懇親会。
 下川先生から、謡についても、仕舞についても、そのほかについても、さまざまお言葉をいただくなかで、気づいたことがたくさんあった。気づいたことは、心のメモに書き留めていく。


9月30日(土)

 ジョンです。お久しぶりです。お元気ですか。
最近さっぱり姿が見えてこないのでどうしたのかと、熱烈なファンの皆様からメッセージが殺到しておりました。長らくご不便をおかけしましたがご安心ください。生きています。おかげさまで、ジョンもすくすく大きくなっています。なんてたって、戌年ですから成長が早く、急速に変化するんです。
 そうそう、しばらくお会いしないうちにジョンに新しい友達ができました。ご紹介します。ミルです(ぱちぱち)。誰かが見ていても見ていなくても、ミルです。聞いていても、話していても、ミルです。ミルミルはジュースです。以上、よろしくお願いします。
 ミルはが住んでいるのは、どこなんでしょうかね。えへ、じつは、よく知らないんですよ。イヌの世界では、紹介するときに、人間みたいに、「わたし、神戸に住んでいるの」とか「おいら、奈良からきたんだぜ」とかいうようなことは言わないんです。だから、よくわかりません。でも、どうやら西日本に住んではいるようです。というのも、イヌにも関西的な訛りが生ずることがあって、ミルのをよく聞けば、ちょっと関西っぽいんですよね。「わん」のときのイントネーションというか、音の響きが。
あ、そうだ。そういや今日も会う約束をしていたんでした。じゃあ、ジョンは出かけてきます。ついでに音の響きを研究しに、またすこし遠くに出かけてきます。みなさん次回までごきげんよう。


9月29日(金)

 秋晴れ。絶好の運動会日和である(って別に運動会に出る予定もないが)。
 天気がよいと気分もよい。何の遜色もない青空だとさらに。このまま晴れの日が続くといいなあと思いつつ、洗濯を干す。ぴゅーいと口笛を吹く。
 
このところ、朝には謡の稽古をし、昼には仕舞の稽古。(いえ面目上いつもしていますが)。
秋の大会に向けて、おおよその出演時間を勘定に入れて謡い、舞っている。もちろん家にいるとは限らないので、そのときは目立たないよう、どこかの隅でこっそりと。出番と同じ時間に同じように行うなんて、なんだか受験勉強みたいだねと思いつつ。

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2006年10月 6日 09:39に投稿されたエントリーのページです。

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