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氷の季節はまだですか

6月14日(水)

 最近忙しいです。ええ、まだ仕事が上がってません。すみません!(平身低頭)。近畿地方北方面の方!
 あ、遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございまーす。


6月13日(火)

 「先生、何歳?」としつこく聴かれる。
とっさに、「95歳」と言ったら、それは違うとすぐにばれた。なぜわかるのだ。
「だって、髪の毛が黒いじゃない」
「真っ白なのをいつも黒に染めてるの。結構たいへんよ」。
髪の毛の色意外なら、95歳でもいいのだろうか。
今度聞かれたら、思い切って「63歳」にまで若返ってみよう。


6月12日(月)

師がいることの強さ。師がいるからこその知の重み。何より師がいることのありがたさ。


賢くなりたい。頭がよくなりたい。ああ、生きるってなんだろうなあと思うのだけど、肝心なとき、君はいつも僕の隣にいない。


 夜中に書いた日記なんて、きっと思い上がって書いたラブレターのようなものだ。朝になって読めば、気落ちするほど強烈な羞恥心を醸し出す。のみならず、異様な熱気を帯びている。熱い。触るとやけどしそうだ。でも、もしかしたら、「気落ちする」を通り越して、面を上げて歩けないほど恥ずかしいものかもしれない。「熱い」と過ぎて、結構冷え冷えになっているかもしれない。それでも、ねえ。恋をするのは、ちっとも悪いことじゃない。だって、そうじゃない。ねえ?


6月11日(日)

 山下達郎が話すのを聴くと、落語を聞いているかのように感じるのだが。


6月10日(土)

 昼から合気道の稽古に行く。
 稽古で夏の汗をかいたので、シャワーを浴びた。いつもの工程にひとつ増えると、それだけでもう夏が近づいているんだなと思う。なかには、「シャンプーが欲しい」「ドライヤーがあれば」「石鹸もいる」という声がする。しまいには、「ロッカーに置いておけないのか」なんてものまである。(でも、実際にそんなことをしたら、きっとカビが生えると思う)。隣接する更衣室に石鹸を放り込んだら、妙な『神田川』だ。

 稽古後は、いつものように近所の店に移動した。
まだ氷は出ていない。もうしばらく時間が経たなければ出てこないのだろうか。梅雨が明けないと氷はないのだろうか。

仕事があったので、残念ながら途中で失礼し、すぐさま仕事に移動する。
7時過ぎまで真面目な顔をして過ごす。解放後すぐまた移動。吉例、不定期開催「ゴルゴンゾーラの会」の開催地に赴く。その頃にはまた別の顔をしている。

本日の会場は、言わずと知れた「トラットリア グロリア」(阪急武庫之荘北出口改札徒歩2分)。あの源ちゃんの夏に連れていただいたところである。
とてもおいしいのだが、いかんせん機会がなくて、申し訳ないことに、あれ以来、初めてである。(でも、ほんとうにおいしいので、ぜひおでかけください)。
記憶に従い、現地に向かう。迷わずに到着(当たり前か)。
今日もうまそうなゴルゴンゾーラのニョッキが慎ましやかに、テーブルに乗る。静かなワイングラスは透明度を増す。おいしいし、お値段もリーズナブル。
 かのY画伯に遭遇しないことは最初から確信していたけど(芦屋にて例会参加途中)、それでもなぜか遭えそうな気がして、すこしくるくる首を回してしまった。首をくるくる回して探していたら、テーブルの前に座ったひとは、「どうしたの?」と優しい声でわたしに尋ねた。ほんのりとライトの明かりに照らされたわたしの顔は、すでに高揚している。口にしたワインのほろ酔い気分のせいもある。でも、きっともっと別の理由で、顔の色が何色かに変わっていたことだろう。

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2006年6月15日 08:50に投稿されたエントリーのページです。

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