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それにつけても合気道な連休

5月8日(月)

 朝起きると、さすがに背中がバリバリしている。
 先日から起きている「胸骨から来る背中の痛さ」が戻ってしまったようだ。来週の接骨院通院の際、診ていただこうと思う。

 『紅葉狩』が相変わらずうまくいかない。難しい。音が難しい。まったくもって。初心からしっかりやらねば。
 『羽衣』は、その気分になるのが難しい。難しい。何なのだ、この動き。まったくもって。初心からしっかりやらねば。
 そしてきょうは非常に暑い。異常だ。もう夏なのか?


5月6日(土)・7日(日)

 連休最後に出かけた広島の講習会は、実におもしろかった。
ある意味、不思議なことが起きたのに、不思議と思うこともまるでなく、不思議と慌てることもなく、「まあ、そういうこともあるわなあ」と、ぼんやり思った次第。
きっと、どこかで何かの最悪を救ってくれたのでしょう。
無事に新幹線(!)に乗れたし、広島焼も食べることができたし、怪我もなかった。だから、そんなふうに思うのです。


 6日(土)、いつものように夕方も過ぎた広島に到着。
なんだか激しく雨が降ってきたなあと、哀しげな空をゆっくり眺める。
傘を忘れてきたので、駅で購入してから、市電に乗る。
乗ってすぐ、恐ろしく不安げなメールが後輩から届く。その後立て続けに電話がかかる。

 「先輩、会場の体育館まで来たんですけど、誰もいないんです。誰もいる気配がないんです。ほんとうに、ここで合っているんでしょうか」。

私が所属するこの合気道の団体は、現地集合現地解散団体である。
よって、いつ、誰が、どこで、どのように、どこから、何を使って、誰と来ようが、ひとりで行こうが、寄り道しようが、遊びに行っていようが、集合時間に現地に辿り着いていればそれでOKである。

現地集合場所に5時過ぎに着いた後輩によれば、すでに開始時間近くになのに、そこに誰もいる様子がないということだった。
後輩たちは、昨年に一度来ただけなので、不安になるのも無理はない。
そういうことなので、「誰もいなくても大丈夫。あそこはいつも武道館が開くのが遅いからだよ」と、適当かつ的確な返事をし、こちらは広島駅に一緒に到着したみなさまとコーヒーなどをすすりながら、しばし歓談。

 ほどなく会場の広島県立総合体育館の武道場に移動。
だが、言われてみれば、なるほど、入口付近からして誰もいる気配がない。
いつもほどの賑わいもない。
これまで見たこともないような空手の集団はちらほらいたが、合気道の姿をした人たちは、どこにも見受けられないのである。
更衣室にも誰もいない。誰も着替えに来る様子もない。

 武道場近くの広島市民球場のデイゲームを見てきた(これぞ現地集合ならではの醍醐味!)K会員をはじめとする人物による情報が、これまた不安げに披露される。

・ 入口の電光掲示板を見ると、合気道講習会の終了予定時刻は、「6日は16:00」とある。
・ 柔道場のホワイトボードには、見覚えのある筆跡(多田先生のものと思われる)が残されている。
・ 昼ごろ球場近くにいたので、毎年この講習会に出ている近隣の大学の合気道部学生らしき姿を何人も見た。
・ 弁当の食べたあとらしきごみを見た。

柔道場の扉を開ける。
当然のように誰もいない。静まり返っている。
6時に現地到着し、なははははと笑いながら、集まった多田塾甲南合気会のメンバーは、既に空調の効かなくなった柔道場をお借りして、1時間ほど暑い稽古を続けた。

そんな稽古の途中、泣きの半べそ、とても困ったのふりをして、電話。

「すみませーん。お願いですからなんとかなりませんかー。予約時間を早めてもらえませんかぁ(泣)」

本日の諸般の事情により、予約していた夜ご飯タイムが大幅に変更する。そのため、予約時間変更を願い出たのである。
とはいえ世間は連休最後の土曜の夜。
基本的には、急に何を言っても無理なのはわかっていた。
だが、どうしようもない。
数回に渡り、哀しげな声で電話してお願いした結果、何とか1時間ほど、繰り上げてもらうことができた。広島万歳。
無事にビールの前に座ることができたのは、8時も少し過ぎた頃であった。


 明けて7日(日)。
昨日の「気の毒なご一行様」は、多田先生に無事にお会いする。
来てよかったとやっと思えた。最後までいられなかったのは、すこし残念だったが、今月は多田先生にたくさんお会いできる。

「研究も、仕事も自分と対立しない」。
「何でも技は丁寧やること」。
「針の穴くらいの小さなことでも、丁寧にじっくり続けていくこと。針の穴のような小さな穴が、ぱあっと広がって、光が見えることがある」。
 「合気道は芸術だ。芸術といっても、今の概念と芸術とは違う。合気道は芸術だ」。

今回、多田先生にうかがった言葉のなかで印象的だったものである。
多田先生は、大先生がおっしゃられたのだと言われていた。


5月5日(金)

 こどもの日。
この年になって初めて知った。
「こどもの日」は、「国民の祝日に関する法律」(祝日法)で定められたところによると、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日だということを。
こどもの日に、なぜ、このような制定があるのだろう。なぜ「母」なのだろうと早速気になっている。
 祝日ではないが、母の日は、すごく近くにあるというのに。


5月4日(木)

 久しぶりの実家に帰る。
ここ数年、GWくらいは実家に帰るようにしている。
年によっては、日程的に動きづらい、「飛び石連休」になることもあるので、帰らないこともある。
 その点、今年は帰りやすかった。
だが、仕事が溜まっていたので、片付けてからゴー。ということで、今日出発。なんだか人が多いぞ。

父が駅まで迎えに来てくれている。
なんだかいつもより親切で、どうも愛想がいいと思ったら、昨日パソコンを新しくしたため、父は、何気なくわたしを待ち受けていたのである。
そんなことは、まるで知らないわたしは、着くなり早速に捕まり、パソコンに関する質問をされる羽目になった。
あとは、簡単な設定をし終わる。
さらには、今度は、困ったときにいろいろ呼ばれる。

 「残念ながら1975年以降の生まれの人間はパソコンが苦手では許されません」

かのIT氏の話が、ふと思い出される。別に苦手ではないし、嫌いでもなし。
やっぱり新しいものはうらやましい。きれいな画面はいいなあと思う。


5月3日(水)

 仕事と共に暑い一日。


5月2日(火)

 大学院ゼミで、芦屋合気会を宣伝させていただく。
 今日に限って、夜の時間が空いていたので、講義から全部参加した。何とも運がいいものだ。
 顔合わせ宴会にて、幹事を引き受けた。
いろいろな方と交流を深めることができた。何ともいろいろな世界があって、楽しき時間かな。


5月1日(月)

 ちょっとだけ世間も休みモードっぽくなっている。少し喉が痛い。風邪かな。


4月30日(日)

 終日仕事。なかなか終わらない。あと少しだ。
がんばれ!ウッキー。
フレーフレー!ウッキー。

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2006年5月10日 11:08に投稿されたエントリーのページです。

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