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身毒丸誕生

8月22日(月)

 雨が降ったり止んだり。台風来てんだな。


8月21日(日)

 突然、実家に戻る。
ちょっとだけ夏休みっぽく過ごすつもりで。


8月20日(土)

 稽古に行くのに、いつもと同じ時間の電車に乗る。
 いつもと同じ時間なので、いつもと同じように電車は行ってしまったあとである。
次にやってくる電車を駅のホームで待つ、というのがお決まりである。
というのもここは、私鉄の阪神電車と阪急電車の連絡駅で、どう考えてもうまく乗り継ぐことができない仕掛けになっているからである。
だから、駅のホームでそれとなく見知らぬひとに話しかけられたりもする。
いつだったかは、随分な大分訛りのある女性に話しかけられた。アクセントが強い上に早口なので(あまり口を動かさずに話すので)、想像しながら受け答えするしかない。
また、いつだったかは、疲れ果てた老女に話しかけられた。年寄り受けは昔からする方なので、大概の話しはできる苦もなくできる。却って同世代の方が話すには難しいことがある。

さて、話は戻って、今日に限って、いつもならすでに駅を発車して、後姿さえ見ない電車が見えた。
それも扉が閉まるまでにも1分ほどの時間があった。
別に飛び乗ったわけでもない。
普通に階段を登ると、扉が開いたままの電車が止まっていたのだ。
考えるより先に、すかさず乗る。
高校野球の決勝戦で、臨時列車でも出たのだろうか。そんなことを思う。
結果的に、ひとつ早い電車乗れたので、いつもより早く芦屋に着いた。
 着替えて道場に行くと、いつもより涼しい。
 
どこかから心地よい風が吹いてくる。
どこかから心地よく吹いてくる風は、とてもいい予感を運んでくるようで、とても心地よかった。


8月19日(金)

 靴が欲しくて靴屋に行ったのに、なぜか今日に限って休みだった。哀しい。


8月18日(木)

 出勤し、溜まった仕事をごりごりと片付ける。


8月17日(水)

 研修会があるというので久しぶりの大学に行く。
 昨日までの盛夏休業のため、大学全体が閉まっていたのである。
 しばらく(といっても数日だが)見ないうちに、遠いところのように感じられる。
 事務方の部署が混在する建物の床が新しくなり、カウンターは、どこかの銀行の窓口融資カウンターのように椅子と机が間仕切りで並べられている。
 工事が完了していないせいか、全館クーラーが効かない。
 わかっていたことだが、デスクについて30秒と経たないうちに汗が滴り落ちてくる。
ひどく暑い。ひどく、暑い。

時間になったので、研修会会場の会議室に移動する。
 午前、午後と大学の現状に関する話を、時には睡魔と闘いながらお聞きし、まずは、ひとつ業務を終える。
 その後、懇親会に参加するべく学内のゲストハウスへ。
 ここは創立者であるデフォレスト史などの諸先生方がお住まいになられたところらしい。最近改築したのだとか。
初めて入る建物は、かなり立派な造りで、古きよき時代の、そうだな、1800年代後半のアメリカを思わせた。

こっそり入ったキッチンに立つと、
「ハイ!マーン。モーニング。」
 「ハイ!ボブ、モーニング。朝ご飯食べる?」
「うん、オレンジジュースある?ドーナツを食べるよ」
などといった風景が目に浮かびそうである。

知らないうちに目隠しをして連れて来られたら、ここは日本だとはまず思わないだろう。
 資料や写真で見たことのないような時代の場所や階段や取っ手、暖炉、バルコニーがある。そこいらのホテルに泊まるよりも、断然におもしろいし、格安の宿泊所だろう。(宿泊できるのかどうかは知らないが)。
歴史的資料としても価値があるなあ。
 きょう一番の収穫は、ここが探検できたことである。と言ったら叱られるだろうか。


8月16日(火)

 お休み。とはいえ、それなりにしないといけないこともある。


8月15日(月)

 刀は「しんとく丸」と命名。おめでとう。ぱちぱち。

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2005年8月23日 19:35に投稿されたエントリーのページです。

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