2月10日(水)Happy Birthday to me again.
ここんとこ毎回同じ話で申し訳ないが、一昨日年を重ねた。
きょうはそのパーティの日。誕生日月間は、いろいろあるぞい。
合気道の稽古が終わってからソッコーで山を駆け下りて、うちに荷物をほうっぽりだしてから5分で仕度し、すぐさま出かける。
なんとか待ち合わせ集合時間1分前に到着。ぎりぎりセーフでこんばんは。
店内はガラス張りのきれいなお店。
おいしいワインとパスタなどの料理をたらふくご馳走になる。そのうえプレゼントまでいただいた。しっかし、これがかわいいのだ。いーひっひっ、いいだろう。見たい人には、こんど見せて差し上げます。
ろうそくの火を吹き消すころには、にっこり笑ってハイチーズ。
ろうそくの火って思ったよりも簡単には消えないものですね、とはいまさらながらの認識。
それにしても、おいしかったです。
ごちそうさまでした。どうもありがとうございました。
誕生日っていいものです。
2月9日(水)
昨日の誕生日にいろいろなお花をいただいた。
勢い花の数の多さに喜んでいたら、「湯船に浮かべて花湯にすれば?」というひとがいたので、それもいいなあなどと思っていた。
うちに帰ると、郵便受けに入浴剤が届いていた。
「え?あれ?誰が入れたのかしら?」と思えば、届け人はEさん。その場にいなかったはずなのに、この見事な勘のよさ。やはりその道の師と仰ぐだけの方である。大事に使わせていただくことにする。
またしばらくどこに追いやったか忘れていた自転車を見つけた。
大学の駐輪場を探しても、下宿先の駐輪場を見ても、西宮北口(通称:西北)の駅付近を探しても、どこにもなかったので、今度こそすっきりそれを諦めようかと思った。だが、ひとつだけ探していないところを思い出した。同じ西北でも、正反対のところを探していなかったのである。おそるおそる自転車のありそうなところを歩いてみた。するとすっかり忘れ去られてふてくされたかに見える自転車が一台、眼に飛び込んできた。
「おお、ごめんよ。こんなところに置き去りにして」と心の中でつぶやきながら、久しぶりのサドルとペダルに足を置いて漕ぎ出す。
ご機嫌斜めなのか、ライトがうまくつかなかったので、自転車屋さんに持って行ってしばらくすると、ちゃんと直って心地よく走り続けた。
2月8日(火)
Happy Birthday to me.
なにはともあれ、きょうは誕生日だ。朝から天気は生憎の雨。だから、こんな名前がついたんです。というのは大ウソですが、思えば雨みたいな名前ですねえ、これって。ああ、レイニーシーズン。
生まれた日には積もるほどの雪が降ったと聞きました。滅多に雪など降らないようなわりと暖かな東海地方で生まれましたが、どうもお天気が優れていない日ではあったようです。真っ白な雪が辺り一面にあったとか、なかったとか。だからって名前が「雪」でなくってよかったです。まあ「雨」よりはいいでしょうが。「雨」っていう名前だったら「ちゃん」をつけた途端、食べ物みたいになってしまいますからね。(関西人にしかわからない話になってしまいました、これ)。
ところで、その昔、「誕生日は産んでもらった親に感謝するのだ」と教えられた覚えがあります。どういう教えかは知りませんが、身内の事情を話せば、わたしは母親とも同じ誕生日なので、この教えに則れば、めでたいのやらなにやら母は複雑だろうなあとこども心に思ったものです。ああなんと難儀なことかと。誰かを祝うのと誰かに祝ってもらうのとが、あるときから同時になった母は、かなり面倒だろうなあと思ったわけなんです。しかしよくよく考えるといっぺんに済んで楽だったりもしますね。
それで毎年この日は、互いに「おめでとう、おめでとう」のことばを交わします。あ、これもよくよく見ればこれ、正月の挨拶のようですね。なるほど毎月同じようなことをやっているわけですか。わたしのところは。きょうもそうでした。いえ、これは作り話しじゃありません。ほんとの話しです。
さて、さらにほんとの話しをすれば、きょうのわたしはすこし志向を変えて、ちょっと知り合いと思っているパティシエさんにお願いし、ケーキを焼いてもらうことにしました。久々にセルフ・プロデュースの誕生会を開いたわけです。題して「勝手にケーキを食べる会」。発作的とも言えるくらい急な計画を立てるうち、小学生の頃、自ら開いた誕生会があったことを思い出しました。
自らの会を開くというのは、「何月何日の何時にどこそこに来てください」というのを事前にお知らせし、来てもらうようお願いするわけですが、これが結構スリルがあって楽しいものでした。だって、「来てね」と声を掛ける相手はわたしの知り合いではあっても、声を掛けて来てくれる側は、互いに顔も名前も知らない人たちもいる場合があるわけですから。事実なかには初対面のひとたちもいました。
ある日のある場所に同時刻に呼ばれて来てくれたひとたちは、いったいぜんたいそれぞれをどういう感じに受け止め、どういう反応を示すのかしらん?と思って、その様子を見ているのがわりと好きな小学生でした。きょうは、そのときに感じたのと同じような気分をすこし味わったわけです。
とはいえ今回は偶然がそうなったところもあります。別に知り合い同志をごちゃまぜにして、化学反応を楽しもうって気があったわけでもないですが(すこしはありましたが)、結構おもしろい場となりました。みなさん素敵なひとたちだったので、互いに愉快にお話しされていました。すごい。さすがは大人だなあ。感動です。
さて、メインに出てきたケーキは想像以上においしかったです。それはとてもとてもとてもうまかったのです。
「うっひゃー!」という叫びも惜しいくらいまろやかな甘さ。極端に甘いのが苦手なわたしも大満足です。舌触り滑らか、色も鮮やかで、大好きないちごもたっぷりとありました。こりゃあいいです。
そして本日は、貴重な時間を割いて現地に赴いてくださった方々から、いろいろな種類のお花をいただきました。おかげでいま、家中がひと足早く春の兆しに溢れています。ああ、いい匂いだ。ありがとうございます。
ほかにも、さまざまな方から、メッセージや贈り物をいただきました。どうもありがとうございます。
過去と未来とこれからの日々への感謝を忘れず、出会いと時間を大切に生きていきたいと思います。まだまだ先のわからない未熟者ですが、これまでの出会いとこれからの出会いと時間に心から感謝して、生きていこうと思います。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
ここで、わたしにとっての新年の決意。感謝の気持ちと相手を思う心を感じること、である。
もちろんそれは、ニヤニヤと笑いながら、でありますね。
↑はい、この意味のわかった方には、もれなく2005年版極上スマイルを差し上げます。