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わたしはシルビアです。フェローラに住んでます。でも仕事はボローニャなんです。

11月1日(月)
 11月になる。朝起きて、あとカレンダーがふた月で終わるのだと実感する。
 なんだかまた切なくなる。ことしは、いつもより速いペースではまるドラマ。

10月31日(日)
 一夜明けて、朝から下川正謡会、秋の練習会。
 初っ端は朝一の『吉野天人』のワキ(そして地謡)。
その後、『吉野天人』の地謡、『船弁慶』のワキツレ、仕舞『熊野』、
『安達原』の地謡に出させていただく。

 なにがどうなのだとは、どうもよくわからないのですが、
おもしろく、心地よく、気持ちいい。

いまここにある、すべてのことに感謝。ありがとうございました。

 そして10月が終わるのである。

10月30日(土)
 大学祭二日目。演武会。
 昨日よりも、どどどどーと賑やかになり、わたしの緊張もどこへやら。
(結局祭り好きということか?人数が多ければ多いほど盛り上がる)。

 ところで、昨日のわたしは、いつもより小さくみえたらしい。(伝聞)。
サイズは「リトルうっきー」というところであろうか。
しかし一日経てば、ちゃんとサイズがもとのとおりに大きくなるばかりか、
いつも以上に膨張し、態度まででかくなっていたらしい。(さらに伝聞)。

激しく暑い演武会後は、そそくさと撤収し、そのまま打ち上げ。
熱い先輩、厚い後輩、暑い仲間に深く感謝。
どどどんがどん。あー楽しかった。

10月29日(金)
 大学祭。一日目。
いつになく緊張する。
緊張することもある。しかし、これまでのとは、どこか質の違うものだった。

10月28日(木)
 切羽詰まる。
「切羽」。それがあるのは太刀。
ああ、ほら。太刀取りの時間だよ。

10月27日(水)
 しんしんと一日が過ぎてゆく。

10月26日(火)
 だめだなあ、このままでは。
なんとかしなくっちゃ、なんとかなるように。

10月25日(月)
 うっかり観た『ラストクリスマス』。
でも、挿入歌が懐かしいものばかりなので、耳にたいへん心地よい。
結局芝居のうまい人のドラマは安心して見ることができるので、
また来週もチャンネルを合わせてしまいそうである。
ところで、昔の歌はよかったなと思う。

10月24日(日)
 ここのところ、毎週誰かが消えていく(死んでいく・殺される)『新選組!』。
 たまたま偶然のことなのだろうけど、画面に映るのは、本業が役者のひとばかりでは
ないので、ほかの仕事が忙しいのだろうか?と筋違いな想像をしてしまう。

来週もまた誰かが表舞台から消える。
しかしまあ、顔が余り好きではない役者なので、
そのひとたちが消えても個人的には何の問題もない。
とまた、筋違いな納得をしてしまう。

それにしても最後まで耳障りなアクセントで、かなりぎこちない土佐弁を話し、
最後まで清潔感のかけらもなかったよなあ。今回の坂本龍馬の人は。

10月23日(土)
 地震、雷、火事、親父。
 やっぱり昔のひとは正しいのだろう。
ただただ、これ以上被害が大きくならないことを祈ることしかできなくても。

10月22日(金)
 わたしはシルビアです。フェローラに住んでます。でも仕事はボローニャなんです。
 毎朝、月曜日から金曜日まで自転車に乗ってフェローラ駅まで行きます。
 そして、3番ホームから出発するボローニャ行き、7時53分の電車に乗るんです。

10月21日(木)
 夕刊を見たら、いつ沈むともいえないボートの上で、
昨日の台風の被害から助けられた数十人のひとたちが、
 救助隊の助けを待っている姿が掲載されていた。

 誰が撮ったのかは知らないけれど、泥水のうえを行くボート。
しかし、それは浸水してきた水から逃れるために、
バスの屋根の上にあがり、乗客が避難している姿だった。

偶然にも乗客には年配の方が多かった。
 なぜか戦後の日本はこんな風ではなかったのかと思ってしまう。
もう一度考え直せということなのだろうか。

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2004年11月 2日 08:55に投稿されたエントリーのページです。

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