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エンジンに火を入れて 街うっきー、活動再開

9月10日(金)
 時間喪失記憶忘却。マリアさまに助けられたような気分だ。

9月9日(木)
 『華氏911』を観る。

 あの日が来るのに、このままぼんやりしていてはいけないと、思ったからだ。

 ひとことで言えば、ブッシュは頭が悪い。悪すぎる。わかってはいたが、だいたいあの顔には
深みがない。
しかし個人の印象はどうあれ、あの国には彼のやり方を支持するひとたちが国民の半分はいるん
だから、いったいどうなってるんかなと思う。アメリカって、やっぱり、ほんと変な国だなとい
う思いがさらに強くなってくる。

9月8日(水)
 今日は何曜日だったんだろうか。

 そんな質問を何度もしてしまう日だ。

 リハビリがてら、朝から表に出る。何とか食糧を手に入れなければならなかった。

しばらく留守にすることがわかっていたから、帰ってくるなりそうそう「うちに食べ物が何もな
い」という自体が発生したからである。

 数週間の習慣が身体に刻まれたのか、早起きには何の苦もない。

 それにしても習慣づけとはおそろしいものだ。

起きるなり「あ、きょうの実技は何限目だろう。はやく朝ごはんに行かないと・・・」と思いなが
ら眼が覚めた。

 はっと気づくと、自分の部屋の自分の寝床にいたので、現実を感じた。

ようやく引き戻される感じ。

 いったいどれがほんとうの時間なんだろう。

留守中、積もりに積もっていた郵便物を片付け、延滞していた(ことになっていた)図書館の本
を返却することにする。

ついでに朝食を食べるのもよかろうと思った。

朝の早い時間は、駅の周辺でも空気が澄んでいるようにみえる。

昨日大阪に辿り着いたときは、ビルの高さに、人の多さに、街の明るさに、駅の騒々しさに(こ
れは台風のせいもあるが)触れ、涙が出そうになった。

大阪の街を見て泣けてきたのはこれが初めてだ。

それくらい山奥に籠もっていた。街の騒々しさも喜びに変わるくらいの。

どこか安心があった。やっぱり街がいい。

昼前には大学へ。

おそらく、いろいろな用事が積み重ねられていることだろう。久しぶりの山を登りながら、そう
思った。

案の定、あれこれ用事が積まれている。ちゃんと時間が流れている。

時間が止まっているのは、自身の机と周辺だけにみえる。なんだか取り残された気分だ。

とはいえ、頭の回転がいまひとつなので(あ、いつもですね)、必要な資料を集めて、コピーを
取り、図書館を駆けまわり、といったことに徹した。

長らく会ってなかった友人にも挨拶するなどして、次第に状況を判断していく。

そのうち、だんだんと目が覚めてきた。

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2004年9月10日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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