2016年も残すところ数日ということで、恒例の10大ニュースで今年一年を振り返ってみたい。
1.イタリア再訪と北海道小旅行
10月、甲南麻雀連盟の山本浩二画伯のミラノでの個展開催に合わせ、2年ぶりにイタリアを再訪。ローマから入り、フィレンツェ、ヴェネチアを回ってミラノへ。
特に印象深かったのはヴェネチア。まだまだ行ってみたいところがたくさんあるので、いつの日かまた再訪を果たしたい。
8月、家内の誕生日小旅行は今年も北海道へ。ニセコの神仙沼、羊蹄山と大沼公園・駒ケ岳の絶景、函館の夜景と朝市、どれも忘れられない思い出である。
2.娘の結婚と義父の葬儀
7月、娘が入籍した。お相手は、川崎市出身でN社に勤務するエンジニア。披露宴は来年の1月、東京にて開催予定である。よき伴侶を得て、これから幸せな家庭を築いていってほしい。
12月、家内の父親が亡くなった。7回にも及ぶ手術を乗り越えての強靭な生命力は、眠りながら安らかに最後の時を迎えたとのことであった。できうれば、あと1ヶ月待って娘の晴れ姿を見てほしかった。
3.部活動最後のベンチ
9月の新人大会をもって、34年間に及んだ部活動監督も現役最後のベンチとなった。昨今は、小学校からのジュニア選手の活躍ばかりが目立つ中体連大会である。中学校から競技を始めた選手を育てる楽しみも魅力も、なくなりつつあるように感じる。そういう意味では、ひとつの時代が終わる時期のタイムリーな引退ということなのであろう。
4.甲南麻雀連盟川床宴会
8月、京都先斗町の歌舞練場近くにオープンした「百練先斗町店」に、甲南麻雀連盟の面々が集合して川床宴会を開催。直前に内田総長が令兄を亡くされたとのことで、一時は開催を見合わせることになったのだが、内田総長から「兄の供養のために愉快な席にしたいと思います」とのご連絡をいただき、当日は鷲田先生もご参加くださって、何とも盛り上がった会になった。今年の忘れられない大切な思い出の一日であった。
5.寿荘閉店
6月、われらが甲南麻雀連盟浜松支部のホームグラウンドであった寿荘が閉店した。格安、禁煙、飲み物・食べ物持ち込み自由という、まことに快適な雀荘であった。通い始めて四半世紀。街の雀荘がなくなっていくのは、まことに寂しいかぎりである。
6.アップルウォッチとiPhone7
4月、SoftBankの「3月中なら20Kオフ」という惹句に誘われてアップルウォッチを購入。最初はどんな使い方ができるか半信半疑であったが、毎日のウォーキングの計測や、バス・電車の時間確認、メールの確認等で、今ではなくてはならない必需品である。何より、いちいちiPhoneを持ち出さなくてもあれこれ確認できるところが便利なのである。
11月、それまで絶好調だったiPhone6の電源が、残り30%くらいからいきなりダウンするようになってしまった。原因は不明。ちょうどそんなときに、SoftBankから「11月中なら15Kオフ」のDMが来たので、思い切ってiPhone7に機種変。どうやら僕は、「今月中なら◯◯オフ」という文句に弱いらしい。
12月、甲子園ボウルに行った際、iPhone7にSuicaを入れて阪神電車の改札を通ってみた。すんなり通れた(当然です!)ので感動した。
7.KGUSB同期会
5月、学生時代のクラブの同期会を今年は福岡にて開催。九州でのKGの集いに合わせての開催だったので、同期ばかりでなく、先輩や後輩など懐かしい顔ぶれに会うことができた。みんなで大宰府を回ったり、夜は博多のとんこつラーメンを食べたりして、まことに楽しいひとときを過ごすことができた。来年は北海道で開催とか。楽しみである。
8.K.G.ファイターズの応援
11月、関西学生アメリカンフットボールリーグ最終戦、対パンサーズ戦の応援で大阪万博記念競技場へ。万博公園の駐車場は当日のイベントの関係でかなり混み合うとのことだったのだが、阪大ナカノ先生のご厚意で阪大構内に駐車させてもらうことができた。早めに着いたので、万博公園内を散策。国立民族学博物館も見学することができた。
試合はファイターズが気迫のこもった試合運びでパンサーズを圧倒。西日本代表決定戦では、パンサーズを再び破って、甲子園ボウルへと駒を進めた。
12月の甲子園ボウルでは、東日本代表の早稲田大学ビッグ・ベアーズを撃破して、2年ぶりに王座奪還を果たした。来年1月のライスボウルが楽しみである。
9.ひもトレ・バランスボード講習会
4月、小関先生による浜松で初の「ひもトレ講習会」が開かれた。小関先生は、物静かで淡々とヒモの効果をあれこれ実践して見せてくださった。驚きだった。
11月には、バランスボードを中心とした講習会も開いてくださった。人の身体の持つ不思議さをあらためて実感させられた。
10.本と映画
今年読んだ本のベストワンは、小坂井敏晶『社会心理学講義』(筑摩選書)。久しぶりに知的興奮を掻き立てられた。
次点は、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ『チェルノブイリの祈り』(岩波現代文庫)。原発稼働を支持する人には、ぜひ読んでほしい著作である。
見た映画のベストワンは、マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール監督『軌跡の教室』。教育に携わるすべての人に見てほしい映画である。
次点は、エディ・ホニグマン監督『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』。ベルリン・フィルと並ぶ世界最高のオーケストラの演奏旅行を中心としたドキュメンタリー映画である。ロシアの老人がマーラーの『復活』を聴いて涙するラストシーンが印象的だった。
定年退職まで、残すところあと3ヶ月となった。最後まできちんと勤めて、37年間の教職生活を締めくくりたい。
では、どちらさまもよいお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。