2015年の十大ニュース

12月28日(月)

うなとろ日記も、最近は一年間を振り返っての日記のみになってしまった。
退職したら書く時間もできると思うが、さてどうなることやら。
というわけで、毎年恒例の10大ニュースを。今年もいろいろありました。

1.旅行
①北海道
今年の旅行でいちばんの思い出は、夏の終わりの家内の誕生日小旅行で北海道へ行ったことである。
きっかけは、家内が北海道へ行ったことがないということで、職場へよく顔を出してくれる「赤い風船」旅行社のオオダケさんに頼んで、航空券とホテルとレンタカー、さらにはおみやげクーポンと小樽運河クルーズ券までセットになったプランをお願いし、事前には北海道に詳しい浜松支部のオノちゃんやヨッシーにあれこれ情報提供してもらって、だいたいのプランを立ててセントレアへと向かったのであった。
新千歳空港到着後、レンタカーをかっ飛ばして向かったのは神威岬。大学時代に行こうと思って果たせなかった場所である。かなり遠かったが、何とか辿り着くことができ、すばらしい夕日を見ることができた。
夜は札幌の街へと繰り出して、ジンギスカンを食べ、時計台を見て、大通り公園を歩いた。
翌日は、桂沢湖を経由して富良野へ。ラベンダーは終わっていたが、きれいなお花畑を見ることができた。さらに足を伸ばして美瑛へ。有名な「青い池」は神秘的な美しさであった。美瑛から札幌へと取って返し、夕方からは小樽の運河クルーズ。
夜は、ナカノ先生おススメの金寿司へ。ここのウニには絶句。札幌に行ったら、ぜひまた訪れたい。
レンタカーで二日間に走った距離は700キロ超。持参したレーダー探知機のありがたさも実感させられた。
②京都
今年は、京都へ都合5回赴いた。3月に観桜、6月は紫陽花を愛で、7月は「京都賞」のシンポジウム、8月は五山の送り火、そして年末の修学旅行の下見で。
6月は、大阪で山本浩二画伯の個展を見たあと、京都の先生たち主催の「ハモの会」に参加。その翌日、宇治の三室戸寺や海住山寺、浄瑠璃寺を巡った。
7月のシンポジウムでは、京大の構内に初めて入った。レストランでビールが飲めるのには驚いた。夜はナガミツくんの生存確認の小宴。ナガミツくんとの会話はほんとうに楽しい。
8月の五山の送り火は、京都へ着く前に彦根城へ寄り、さらには琵琶湖を回ってびわスポ大へ。ユニフォーム姿の凛々しいけいぞうさんとお会いした。京都到着後は、マスヤマ先生のご厚意で勤務先の校舎の屋上で送り火を見た。間近に舟形や妙法が見ることができた。感動した。
それにしても、行く度に京都の魅力はいや増すばかりである。そこが京都の懐の深さなのであろう。
翌日は、近江八幡へ移動して、いつものフレンチをいただいたあと、クラブハリエへ。ウトさんのおかげで、ヴォーリズの特別室にておいしいケーキとコーヒーをいただいた。至福のひとときであった。
秋には、例年アメフトの応援とセットで京都の紅葉を愛でに行っていたが、今年は奈良へ。長谷寺と室生寺を回ったが、紅葉よりも古寺のたたずまいに心打たれた。
③伊豆
伊豆には、3月に学年の親睦旅行で、10月には家内と湯ヶ島のペンションへと二度訪れた。やはり、伊豆は少なくとも年に一度は訪れないと何となく落ち着かない気がする。

2.購入したもの
①プリメインアンプ
オーディオ機器の中心であるプリメインアンプのスイッチが入らなくなってしまったので、浜松に唯一あるオーディオ機器の専門店にて、今まで使用していたものと同じメーカーのアンプに買い換え。このアンプは、光ケーブルでテレビと直接接続できたり、オプション機器を付けてiPhoneの音楽をBluetoothで聴くことができたりして、なかなかなのである。
②リビングのエアコン
今までのよりも強力なパワーのものに買い換えた。スイッチを入れると同時に部屋が涼しくなる。すべからく、エアコンはこうでなくてはならない。
③携帯ウォッシュレット
水(温水)を入れて乾電池で動作する優れモノである。これさえあれば、どんなトイレでもどんと来いなのである。
④hontoの電子書籍
hontoのクーポン攻撃の前に、つい「おお、これは安い!」とポチってしまうのであった。よく利用しているのは50%オフのクーポン。何冊ダウンロードしても、トータルで半額になるのは大きい。専用のアプリもあるので、タブレットにどんどんDLしてしまった。
⑤「NO WAR」の「九条タグ」
安倍政権の安保法案に反対する意味も込めて購入。多くの反対者の声も無視して、法案は強行採決された。次の選挙でその「おとしまえ」をつけてもらおうと思う。
⑥中近眼鏡
ふだん掛けている眼鏡は、もちろん遠近両用なのだが、どうも近くの字が見づらくなってきたため、「遠近」ならぬ「中近」眼鏡を購入した。今までの「遠近」眼鏡は戸外用、「中近」眼鏡は室内用と使い分けている。不便は不便なのだが、これも年相応に致し方のないことなのであろう。
⑦VANのスウィングトップ
学年職員の旅行のための積み立て金から返金があったので、「ええい!」と思い切って購入。着るのがもったいなくて、なかなか着る機会がない。
⑧マルちゃん生麺冷やし中華
インスタントと侮ることなかれ。これでインスタント?と思えるほどのできばえである。まだの方はぜひ来夏ご賞味を。

3.読書
今年読んだ本は58冊であった。ベスト3は以下の三冊。
①『137億年の物語』(クリストファー・ロイド、野中香方子訳、文藝春秋)
こんな歴史書を読んだのは初めてである。時間という大きな流れの中で自分たちの立ち位置を確認することができる稀有の書。文句なしのベストワンである。
②『イェルサレムのアイヒマン』(ハンナ・アーレント、大久保和郎訳、みすず書房)
ナチスによるショアーという組織的犯罪の素因として、アーレントは「無思想性」を挙げている。わかりやすいプロパガンダに流されず、自らの思想を鍛え上げることが大切だと教えられた。
③『わたしを離さないで』(カズオ・イシグロ、土屋政雄訳、ハヤカワepi文庫)
なんとも切ない物語だった。小説の持つ力をあらためて実感させられた。

4.映画
今年見た映画のベストワンは、つい最近見た「スター・ウォーズ フォースの覚醒」。
冒頭の「エピソードⅦ」というオープニングを見ただけでうるうるしてしまった。新しい主人公レイの今後の活躍がめっちゃ楽しみである。早く続きが見たい。

5.合気道と韓氏意拳
5月、合気道浜名湖道場初めての合宿が行われた。場所は愛知県の明治村内の武道場。北総合気会からも多くの人たちが来てくださり、たいへんに盛り上がった合宿となった。
韓氏意拳は、静岡分館で中級の講習が始まった。初級とはまた違って、動きがいろいろと新鮮である。特に、最後の講習での「ひもトレ」にはびっくりさせられた。みんな100均に手芸用のひもを買いに走った。

6.ホリノさん来浜
暑い盛りの7月の終わり、本部のホリノ社長が来浜された。ももクロのコンサートのチケットが手に入ったが泊まるところがないので、どこかへ泊めてほしいとのことであった。ちょうど、家内の実家が空いていたので、そこへ泊まってもらうことにした。
コンサート帰りのホリノさんと駅前の居酒屋で合流したが、ビールを水のように立て続けに何杯も飲んだのにはみんなびっくり。二日目の夜には、浜松支部ホームの雀荘にて囲卓。いやはや、パワフルなホリノ社長であった。

7.フライデーでびう
江さんからの「スーさん、FRIDAYされてまっせ」というツイートで、フライデーに自分の写真が載っていることを知る。「ま、まさか。何もスクープされるようなことしてないし!」と半ば狼狽しつつ、すぐに書店へ。
件のフライデーを確認すると、内田先生の紹介記事で、夏に本部にて麻雀しているところの写真であった。何を隠そう、江さん本人が撮られた写真である。ああ、びっくりした。

8.同期会
昨年、大学時代のクラブ同級生と35年ぶりに再会、これから毎年同期会をやろうということになって、今年はオカモトくんが主催する香川へ。みんなでうどんの昼食を食べ、同級生のお墓参りをして、夜は小宴。
今回は家内も一緒だったのだが、かつての女子部員たちから、「なんで結婚したん?」とか「家ではどんな感じなの?」とか質問されていた。ほっといてほしい。
翌日は金比羅さんへ。がんばって階段を登り、記念のお守りを購入。象頭山も見れたし、いい思い出になった。来年は福岡にて開催ということが決まった。

9.訃報
昨年に引き続いて、また同級生が現職で亡くなった。熱い指導をするいい先生だった。人間、寿命というものがあるのは仕方がないにしても、現職で亡くなるのは悲しすぎる。
12月には、内田先生のご母堂の葬儀へ、家内・浜松支部オノちゃん・KC教え子のエビちゃんとともに参列。
そういう年回りになったということもあろうが、今年は例年になく喪中はがきが多かったように思う。

10.K.G.ファイターズ
今年も母校アメリカンフットボール部の応援に駆けつけた。11月の関西学生リーグ最終戦では、立命大パンサーズに惜敗。なかなか進まないオフェンスと、大事なところでゲインを許してしまうディフェンスという印象だった。
来季は、西日本代表校決定戦に関西から2校出場するようになるそうだ。さて、どうなることやら。いずれにしても、ファイターズの奮起に期待したい。

それでは、みなさまよいお年をお迎えください。
僕は、退職まであと一年となりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。