スーさん、2011年の重大ニュース

12月31日(土)

今年も残すところあとわずかということで、いつもの3×10大ニュースを。

<出来事>
①転勤
新任地は佐鳴湖畔の高台にある大規模校である。第1学年の学年主任を拝命した。たぶん、ここが教職最後の勤務先となるはずである。
②台風15号
浜松を直撃した。猛烈な暴風雨だった。テニスコートの被害もひどかった。あらためて自然災害の恐ろしさを実感させられた。
③フィッシング詐欺に遭った
Twitterのスパムメッセージをクリックしたのが原因だと思われるが、iTunesからアプリを不正にダウンロードされてしまった。被害防止のためにAppleがアカウントを停止してくれたのはいいのだが、その後アプリのアップデートができなくて困った。かような詐欺行為は絶対に許されるものではない。

<くわばらくわばら>
①K県警◯◯駅前派出所
進入禁止の標識がない(代わりに「許可車以外は入れません」という立札)ところに進入したということで、家内が違反切符を切られた。
②教員免許更新講習
夏休みに都合5日間、締めて3万円の講習を受けた。コストパフォーマンスはあまりよろしくないという印象だった。
③蜂に刺された
まさか夏の大会のベンチで蜂に刺されるとは。思いもよらないことだった。でもその日の試合は優勝した。

<感動>
①内田先生の最終講義
神戸女学院大学講堂にて行われた感動的な最終講義、緊張してスピーチをした夜のパーティー。生涯忘れ得ぬ一日となった。
②凱風館道場開き
ついに内田先生の凱風館が完成、道場開き当日には多田師範による稽古を受けることができた。引き続いてのパーティーは、そのあまりの心地よさに前後不覚になるほど飲んでしまった。
③甲子園ボウル
4年ぶりに母校のアメフト部が甲子園ボウルに出場、見事大学日本一の栄冠に輝いた。久しぶりに大学時代の雰囲気を思い出した。

<旅行>
①内田ゼミ卒業生全員集合バリ島ツアー
新婚旅行以来となるバリ島へ。ウブドへ初めて行った。宿泊したアヨドヤ・リゾートは、何と今年のASEANの主催会場でもあった。
②セブ島
バリでアジアンリゾートのよさを再発見したということもあり、ちょうどライフプラン休暇が取得できる年でもあったので、銀婚式記念のセブ島ツアーへ。ホテルから一歩も出ず、ビーチとプールとサンミゲルを満喫した。バカンスな5日間だった。
③畑ゼミ合同同窓会
久しぶりに大学を訪れた。先生の奥様にも久しぶりにお会いすることができた。出席者の誰の胸にも、畑先生との特別な思い出が刻まれているのだと実感させられた。

<武道>
①韓氏意拳静岡分館
守さんをお迎えしての講習会も、入門者が会を追うごとに増えてきたことから、ついに静岡分館設立の運びに。めでたいことである。
②甲南合気会春合宿
初めて3日間フルエントリーした。しかし、往復の交通渋滞にはひどく悩まされた。
③けいぞうさん二度目の浜松講習会
前夜祭がたいへんな盛り上がりだった。もしも機会が許せば、大人対象の講習会を計画したいと思う。

<グルメ>
①沼津「丸味屋」
中華料理店なのに、お刺身や干物が食べられる(普通は食べられません)のも、全てはスガイ&ハラ先生のおかげ。もちろん、海老そばが絶品であることは言うまでもない。
②舞阪「てっちゃ」
浜松オープンの前夜祭を開催。ここの魚料理は、舌の肥えた京都人たちにもいたく好評だった。
③大阪なんば「一芳亭」
「大阪人」別冊「ちゃんとした大阪うまいもんの店」に紹介されていた華風料理店。とろけるような焼売が絶品だった。

<読書>
①『アースダイバー』(中沢新一、講談社)
地誌学的にはいろいろな解釈が試みられると思うが、そんな解釈にとらわれない自由な発想の豊かさを感受できる一冊。
②『ウェブ×ソーシャル×アメリカ』(池田純一、講談社現代新書)
扱っている材料はなかなか大きすぎて料理しにくいと思われるのだが、それを力技でなく平易な語り口の中に収めようとした筆致はお見事のひと言。
③『フランス的思考』(石井洋二郎、中公新書)
内田先生の『寝な構』以来、久しぶりに思想関係の本を読んで興奮した。

<音楽>
①ショスタコーヴィチの「24の前奏曲とフーガ」
冬の間、毎日行き帰りの車の中で繰り返し繰り返し聴いた。演奏はニコラーエワの最初の録音。
②ヤナーチェクの「利口な女狐の物語」
吉田秀和氏の著作でこの曲のことを知った。「セリフなどわからなくても、そのすばらしい音楽を聴くだけでよい」というような記述がされていたと思う。確かにそのとおりだった。
③バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」
特にパルティータ第2番をよく聴いた。年齢のせいか、室内楽の静かな音楽を好むようになった。

<エンタテイメント>
①「坂の上の雲」第3部
3年にわたったドラマもついに完結。児玉源太郎と東郷平八郎のキャストだけがイメージと違った。
②「阪急電車」
大学時代のことを思い出した。懐かしい場所をたくさん見ることができた。
③「トラ・トラ・トラ」BD版
日米開戦70年ということでBD版をレンタルして見た。あらためて気づくことも多くて感心させられた。

<モノ>
①iPad2
SBの「アレ・コレ・ソレ」キャンペーンでげとした。噂以上のガジェットだった。Flipboardというアプリに仰天した。
②7Dのドライマンゴー
セブのお土産で買ってきたのだが、一晩プレーンヨーグルトに漬けてから食べると、得も言われぬ美味しさであることを発見した。以来、わが家には欠かせぬ食品である。
③ScanSnap
年末に「密林」でポチリ。すぐに配送されたので、さっそく糊の取れかかった写真集をスキャン。PCからWi-Fi経由でiPhoneやiPadに転送できるスグレもの。「自炊」の楽しみができた。

<おまけ>
今年の後半から読書量が一気に減った。特に理由はないのだが、自分の中で読書することへの考え方が少し変わったからかもしれない。読みたい本はたくさんあるのだけれど。

では、どちらさまもよいお年をお迎えください。