スーさん、新学期のプチ憂鬱

4月14日(月)

長い1週間であった。週の後半は、時間割との格闘。基本的には、コンピュータで入れていくのだけれど、教科によってTTとかを組んだりする関係から、なかなか最後の1駒が嵌らなかったりして、最終的には手作業で入れていくことになる。幸い、数学を担当する2年学年主任のK先生が、まるでパズルを解くように駒を嵌めてくださったので、何とか今週から教科の授業を始めることができるようになった。

と思いきや、今週火曜日から3年生は修学旅行だ。本校では、基本的に自習の教科をつくらないことにしている。出張したりする先生がいる場合は、予め教科の入れ替えをする。一人二人なら、互いに了解して該当クラスに連絡をすればいいのだけれど、3年担当の職員が全員いないとなると、全校体制で授業変更をしなくはならない。というわけで、教務がエクセルと睨めっこすることになる。ちなみに、今週の駒の入れ替えは33箇所。「今週の授業」と題して、エクセルで作成した表を先週末に配布したばかりだ。ふう。

何とか時間割が一段落したということもあり、土曜日は部活動の練習マッチで三重県鈴鹿市まで遠征。実は、鈴鹿市K中のM先生が、昨年秋頃から何度か熱心に練習マッチにお誘いくださり、その度ごと都合がつかず、丁重にお断りをしていたのだが、今回は何とか都合がついたことと、「団体レギュラー以外の選手も連れてきてほしいんですけど」と言われ、「それならば」と保護者も同行してくださることになって、今回の参加と相成った。

参加校は全部で6校。地元鈴鹿市の2校に加え、近畿インドアの団体を制した奈良O中や、実力は岐阜県No.1と評判のT中、愛知県大会団体戦上位のA中など、実力校も顔を揃えている。到着すると、いきなりその岐阜T中との対戦であった。試合は、全部で5対戦。それぞれ1時間半ずつで区切られていて、団体戦形式で一通りの対戦が終わったら、相手を換えて時間いっぱいまで対戦することになっていた。

岐阜T中は、都道府県対抗戦の県代表選手を抱えているだけあって、手強い相手であった。こちらが車から降りたばかりということを差し引きしても、そう簡単に勝てる相手ではないと感じた。先月末に行われたY社主催の全国選抜大会にも参加して、その時は予選リーグで下位に沈んだらしいのだが、十分に上位に食い込める実力を有していると思われた。何とか3番勝負にはなったが、相手3番にはストレート負けであった。

地元鈴鹿市の学校は、マナーが良く気持ちがいいチームであった。その地元校との対戦を挟んで、午後は近畿インドアを制した奈良O中との対戦。これがおもしろい試合になった。トップはタイブレークの末に敗れてしまったが、十分に勝てるチャンスもあると感じられた試合であった。続く本校の大将ペアは、何と近畿インドア個人戦でも上位入賞した相手大将ペアに、これもタイブレークの末に勝ってしまった。トップが勝っていれば、ストレート勝ちの可能性もあったということである。残念ながら3番は1ゲームを取るのが精一杯で敗れてしまったが、ブロック上位校との対戦でも十分試合になるということ手応えは感じることができた。

再度地元校との対戦を挟んで、最後は愛知のA中。トップは勝ったが、大将ペアはタイブレークの末に敗れてしまった。いろいろな相手がいるのだから、やはり得手不得手というのがあるのは仕方がないとも言えるのだが、トップに立つには如何様な相手にも勝てなければならない。もちろん、これはベンチワークも加わってのことになるのだが、今のところは、何とか持てる技で勝てるに如くはない。そういう意味では、まだ課題は多いということである。3番にしても然り。この試合でも勝てなかった。カップリングのことも含め、最後の夏の大会に向けての選手起用法を模索していかなければならない。

そんなことを思いつつ、お世話になったM先生にお礼を言って鈴鹿を後にする。浜松では、いつもの「まこと」で、オノちゃん、ヨッシー、オーツボくん、ヤイリくんが待っていた。ひとしきり飲み且つ飯した後は、これもいつもの雀荘へと移動して、東回しを5回ほど。今年も麻雀は調子がいい。その日はマイナスで終わったのは、ここ3ヶ月間ない。トータルのプラスも600を超えた。この日も、仰けからトップで気をよくしていたが、それから和了に見離されて、結局1月13日以来のマイナスに沈んでしまった。ま、そういうこともあるってことだ。

日々が多忙だと、休みには何もする気がなくなってしまう。何より、本を全く読まなく(読めなく)なってしまった。この日曜日も、午後はその気になれば読書する時間はあったのだけれど、何となくTUTAYAへと出掛け、B級のSF映画とかを見たり、昼寝をしたりして過ぎてしまった。とにかく、ゴールデンウィークが過ぎるころまでは、提出書類等に忙殺される。本が読めるのは、それ以降になるであろう。早くそうなってほしい。