スーさんの、今年の3X十大ニュース

12月26日(水)

冬休みに入ったかと思いきや、3連休が終わって気付くと今年も残すところあと5日。

先日の指導者講習会の折り、「よくわからないこととかあれば、これからいつでも練習見学や質問に来ていただいてけっこうです」などと言ったところ、さっそくこの3連休初日には2人の見学者が訪れた。さらには、練習が終わる時間を見計らって、隣のF中男女の顧問の先生が本校を訪れ、質問したいことがあるということから、昼食を共にしながらあれやこれやと話すこと約1時間半に及ぶ。こうやって反響があるのはうれしいものだ。

そうそう、今回のようにいろいろと質問したくなる先生方もいるだろうということで、実はGoogleの「グループ」なる機能を使用して、新たに「ソフトテニス指導者フォーラム」なるグループを立ち上げることにした。最初は限定メンバーだけで運営しようかとも考えたのだが、同じく講習会で指導してくれたK学園高のスガイくんが、「いいじゃないですか、オープンにしましょう」とのひと言で、誰でも参加できるフォーラムにした。Googleのアカウントがあれば、誰でも参加できるはずである。ソフトテニスの指導に携わるみなさまのご参加をお待ちする次第である。

翌日は朝から雨。この日は本校の体育館が空いていたので、インドアならではのラケットワークを中心とした練習プログラムをいくつか試みる。練習終了後は、ソッコーで家に帰って年賀状の宛名印刷。とりあえず、元旦着の分を全て印刷し終える。夜は、小宴と麻雀。河岸を変えてから、オノちゃんがバカづきである。この日もトップ。どうやら、支部年間王者はオノちゃんに決まりそうである。何しろ、シンムラくんとのコンビ麻雀が絶妙なのだ。ったく!

明けてクリスマスイブは、朝から終日練習マッチ。ずいぶん前から、M中顧問の先生にお願いされていたのである。参加したのは6校。終了後は、対戦成績によって、その顧問の先生から「クリスマスプレゼント」が手渡された。本校の2組は全勝だったので、M社製のキャップをいただいた。こういう練習マッチもおもしろいと思う。帰って、昨日宛名印刷を終えた年賀状に、ひと言コメントを記入して投函。

3連休明けは出勤。朝から、年明けの提出書類を仕上げて、教育委員会に送付してしまう。こういうことは、早めにやっておいた方がいいのだ。正月を過ぎると、つい「仕事モード」への切り替えが遅くなるからだ。全て提出し終えると、ずいぶん晴々とした気分になる。

これで、いつもなら年末の「東海・近畿ソフトテニス部顧問忘年会」に参加して大晦を迎えるだけなのであるが、実は明日から選手と共に四日市へと出向かねばならない。M社主催の「東海ジュニア」なる大会に参加するためである。

この大会、どうも昔からあんまり好きになれない大会である。例えば、出場校の選考。どういう基準で選んでいるのかが全く不透明である。実は、この大会を創設する際には、当時県の専門部委員長を務めていた手前も含め、東海四県の専門部委員長が一同にM社から招致せられ、協力を依頼された経緯がある。その時は、もっと選考基準が明確であったと思われる。ところが、久しぶりに今回参加することになって、どうも胡散臭さが増しているという印象が免れなかった(「どこが?」とは、この場に記すのは多少憚られることもあるので略させていただく)。「じゃあ、出なきゃいいじゃん」というところなのだが、選手たちに「どうする?」と尋ねたところ、即座にキャプテンが「出たいっす」と答えので、参加することにしたのだ。まあ、現時点での東海ブロックのレベルを知ることができるというメリットもあるし。しかし、年末まで部活動の試合とは。ったく!

さて、年の瀬も押し迫ったということで、昨年に引き続いて「今年の3×10大ニュース」を。

「できごと編」
①禁煙
三十年も吸い続けたタバコをやめた。特にきっかけとなったことがあったわけではない。最初は苦しかったが、今はもう何ともない。こんなことなら、もっと早くやめればよかったとしみじみ思っている。確かに、多少は太ったが、それよりも喫煙にとらわれない生活スタイルが気に入っている。
②娘の大学進学
おかげで、厚木インター~湘南台周辺の地理に明るくなった。いなくなって気が楽なこともあるのだが、何かと心配することが多いのも事実。
③弟の転院
病院も、儲かることしかやらないという市場原理に晒されているのだろう。それはそれで、病院に同情すべきところはあるのかもしれない。でも、「医は仁術」など、とうの昔の話である。

「グルメ編」
①仙台「利久」の牛タン
「ステーキのような厚さの牛タン」を食べたのは、仙台の牛タンが初めて。感動した。
②神戸「別館牡丹園」の中華
アオヤマ姉御のご紹介で、「中華」の奥深さを知る機会を得た。姉御のお言葉どおり、「何を食べても激ウマ」であった。
③伊豆宇久須「八起」の小鰺寿司
間口一間の小さなお店のご主人が考案されたという小鰺寿司。いくつでも食べられる美味しさだった。

「感動編」
①ファイターズ、6年ぶりに甲子園ボウルを制す
昨年に引き続き、ファイターズが甲子園へ。相手は18年ぶりのフェニックス。今年は長居スタジアムで開催されたが、「甲子園ボウル」の名に相応しい激闘であった。残り6秒からのファイターズの劇的なTDには感動。
②甲野先生の講習会
初めて甲野先生の技を直接目にする機会を得た。まるでマジックを見ているようであった。
③二度目の大沢温泉行
昨年に引き続き、妻と二人で伊豆の大沢温泉へ。独特の温もりの湯は、いつまでも浸かっていたい気分にさせられる。

「部活動編」
①新人戦市内・地区・県大会団体優勝
新人戦は、市内大会から県大会まで、すべて優勝することができた。新人戦の県大会を制したのは、監督として、たぶん初めてのことである。選手たちに感謝したい。
②指導者講習会
これを機会に、熱心にソフトテニスの指導に関わってくれる顧問の先生が増えてくれることを祈るばかりだ。
③テニスコートの環境改善
覆い被さるような広葉樹を剪定してもらったり、排水溝の側壁に穴を穿って排水し易くなるように改修したりしたことで、落ち葉や排水状況がかなり改善された。そのおかげもあっての県大会優勝かもしれない。

「麻雀編」
①支部の「二代目」弱雀小僧
初代はヤイリくんだったが、新たに「二代目」を継承する者が現れた。シンムラくんである。既に、年間のマイナスは1,500近く。前人未踏の記録である。彼には、更なる精進を期待したい。
②本部連盟との交流戦
年に何度か交流戦を行ったが、最近の本部は強い!特に、画伯の強さが尋常ではない。来年のオノちゃんVS画伯の対決が楽しみである。
③二年連続年間王者ならず(か?)
最後の最後に、オノちゃんに逆転されてしまった。たぶん、このままでいくと思われるので、いさぎよく白旗を揚げることにする。

「読んだ本編」
①『断腸亭日常』(永井荷風/岩波文庫)
日記なのに、何故にこんなにおもしろいのか。思わず、未知の言葉用の単語帳を作ってしまった。
②『ロング・グッドバイ』(チャンドラー、村上春樹訳/早川書房)
500頁超の大冊だったが、一気に読んだ。訳がいいと、読ませるということである。
③『ウェブ進化論』(梅田望夫/ちくま新書)
現在のネットの世界がどうなっているのか、その片鱗に触れた思いがした。

「音楽編」
①ヤンソンス/バイエルン放送響のブラームス交響曲第1番
浜松公演を聴いた。第4楽章のフルートのソロに思わず感涙。
②マーラー「大地の歌」(シェーンベルク編曲、ニコル・マット指揮ヨーロピアン・チェンバー・ソロイスツ)
室内オケ版の「大地の歌」CD。こうやって聴いてみると、シェーンベルクが曲のエッセンスをどのようにとらえていたのかということがよくわかる(聴ける)。
③映画「ベルリンフィルと子どもたち」
音楽映画と言えようか。すばらしい映画であった。あれから、サイモン・ラトル指揮の「春の祭典」を繰り返し聴いた。

「教育編」
①大学院内田ゼミでの発表
久しぶりに岡田山に登り、懐かしい大学院内田ゼミで、教育について発表させていただいた。内田先生のコメントにノートが追いつかなかった。ああ、また女学院まで通いたい。
②教育改革三法成立
必ずや、教育界に禍根を残す悪法となること必定であろう。その暁、誰が責任を取るのだろう。
③教職員評価の試行
わが県も試行で始めた。このまま試行で終わらせるべき。管理職のなり手はなくなるであろう。愚かだ。

「モノ編」
①家のMacOSをLeopardに。
コンピュータそのものを新調した気分になった。やはり、Macはいいっす。
②居間と寝室のカーテンを取り替えた
さすがに家を建ててからそのままであったカーテンはくたびれてきた。妻の「換えよっか」の一言で決定。
③iPod touchを購入(予定)
オンラインストアだと、名前とかの無料刻印サービスが付いている。どうせ買うのなら、その方がいいのではと思案中。たぶん購入すると思う。

「番外編」
①内田先生の小林秀雄賞受賞記念パーティーに参加
支部の面々と神戸まで出かけ、マイムマイムを踊った。顰蹙を買った(たぶん)。ほっこりした、よい会であった。
②合気道1級に昇級
「居着かない」ことをテーマに、審査に臨んだ。自分で自分を褒めたいほどよく体が動いた。受けを取ってくれたシンシンに感謝です。
③20年近く通った雀荘がなくなった
残念である。でも、おばちゃんも高齢だし、無理も言えない。いろいろわがままも聞いてもらった。ありがとう。

と、こんな具合である。では、四日市に行ってきます。