スーさんの、ようやく来ました夏休み

8月25日(土)

ようやく夏休みだ。
うれしい。

私たちには、夏期休暇が5日間与えられている。それ以外にも、「家族休暇」なる休みもある(年間で3日間)のだが、それらしい事由(子どもの入学式とか)がないと、なかなか取得しようという気にはならない。つまりは、堂々と「休暇です」と言って取得できるのは、(年休を別にして)夏休み中に5日間しかないってことなのだ。

「え?だって、学校が休みなんだから、先生たちも休みなんじゃないの?」などという、広く世間一般に流通していると思われる風説にはどうか惑わされないでいただきたい。授業はなくとも平日は出勤するし、研修や出張も組まれている。尤も、教員の仕事の主たるものは授業であると考えれば、長期休業中はお気楽であると言えば言える。平日も、ほとんどは部活動の指導と、学期中に積み残した仕事を片付けたり、備品の点検をしたり、次学期に備えて教材研究したりというようなことで経過していくからだ。

手前は、5日間の夏期休暇のうち、既に3日間を消化している。前回の日記に書いたソフトテニスの研修大会のためである。正式な大会であれば出張扱いになるのであろうが、この大会はそうではない。部活動の指導も、顧問が自らの休みを取って行うということもあるのだ(まあ、基本的に私の場合には、部活の指導は趣味のようなものであるから、別段そのために休暇を取っても、どってことはないのだが)。

で、残りの2日を、週明けの月曜日から取らせていただくことにしている。これぞ今夏の文字通り「夏期休暇」である。予定は以下のとおりである。

明日の日曜日から神戸へ。ちょうど昼くらいに着く予定なので、ホテルにチェックインする前に、元町にて中華の昼食。「神戸でおいしいものを」と言えば、「鉄火場」アオヤマさんに紹介してもらうのがいちばんである。アオヤマさんからは、さっそく詳細なメールをいただいた。お店には事前に予約の電話も入れてくださった。アオヤマさ〜ん、お礼にうなぎを持参しま〜す。

その日は内田先生が夕方まで能のお稽古ということで、先生の新居には夕方お伺いすることになっている。持参したうなぎで小宴(先生のお引っ越し祝いも兼ねて)後に、本部連盟との対戦となるはずである。

明けて月曜日は、先生とともに城崎へ。途中、出石にて名物「皿そば」の昼食。城崎到着後は、外湯で温泉を満喫後、「極楽温泉麻雀」に突入、深更までというところであろうか。
翌、火曜日は、のんびり起床して遅めの朝食後にチェックアウト。先生は、お忙しいのでたぶん早めにお帰りである。われわれは、豊岡でコウノトリでも見ながらと、途中下車もしながらゆるゆると帰途に就く。

とまあ、こんな予定である。

参加予定者は、オノちゃん、ヨッシー、オーツボくん、シンムラくんである。「あれ?ヤイリさんは?」とすかさずカンキくんは思われたことであろうが、残念ながら今春入籍したヤイリくんは、新妻を伴い、故郷の下野国に帰省中である。地元では弱いのだが、本部連盟との対戦では、無類の強さを発揮するヤイリくんではある。その代わり(にはならないだろうが)は、東京で友人の結婚披露宴に参加するため月曜日の朝から参加のシンムラくんである。カンキくんは、さぞかし喜んでいることであろう。

などということをこうして書いているだけで、今すぐにも行きたい気持ちになってくる。あああ、一刻も早く行きたい!明日になるのが待ち遠しい。あああ。