サクラサク

4月10日(日)

clip_image002.jpg校庭の桜が満開を迎えている。

本校には、グランド東側に昭和18年度の卒業生たちが植えたと言われている桜の木々があり、毎年この時節に見事な花を咲かせてくれる。

手前がこの学校に転勤してきた時、まず真っ先に目に入ったのは、職員室の窓から見える見事な桜だった。

clip_image004.jpg本校のすぐ東側は、天竜川の支流である安間川が流れており、その堤防道路は遊歩道になっていて、今日も多くの近所の人たちが満開の桜を一目見ようと歩道を歩きながら写真を撮ったりしていた。

これだけ見事な桜が見られると、わざわざどこかへ花見に出かけようなどという必要がない。

clip_image006.jpgその満開の桜の下で、今日も我が女子ソフトテニス部の諸君は、練習に励んでいた。

浜松市の場合、教職員は3年から最長でも6年で転勤しなければならない。手前は、本校勤務6年目である。「この桜も今年で見納めかなあ」とやや感傷に浸りつつ、ふだんは手にしたことのないデジカメとやらを持ち出して、テニスコートの隣にある見事な桜をせっせとカメラに収めておくことにしたのである。

残念ながら、入学式の時(4/6)には桜はまだ三分咲きくらいであった。逆に、昨年の入学式の時には、桜はほとんど散った後であった。うまくいかないものである。

入学式と言えば、211名の入学生が来るかどうかかなり気を揉んでいたが、おかげさまで予定どおり211名が入学してくれた。まずは、ほっと一息である(実は、とんでもないハプニングがあって、詳細はプライバシーにかかわることなので書けないが、最悪の場合210名になってしまうところであった)。

これで、予定どおり1年生は7学級でスタートすることができたのである(よかったよかった)。

clip_image008.jpg例によって、今月は行政機関への提出書類が山積である。しかし、昨年度の苦い経験があるため、だいぶん精神的には余裕を持って取り組めている。何でもそうだが、経験を積むというのは重要なことなのである。

だから、桜花を愛でる余裕もあるということなのである(そんなこと言っていいのであろうか)。