うなとろ軍団in芦屋

1月10日(月)

新年明けましておめでとうございます。この日記も、おかげさまで1周年を迎えることになりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末には「越後屋」さんから、「年明けの稽古は8日からです。稽古終了後は宴会です。ぜひぜひお越しください。」とのメールをいただいていた。

8日はソフトテニスの大会が入っていたのだが、「稽古終了後は内田先生宅にて宴会」と聞き、これは何としても参加せねばとの思いやまず、ソフトテニスの大会の方はコーチと副顧問の先生にお願いすることにして、とにかく芦屋へと足を運ぶことにしたのである。

せっかく内田先生のお稽古を受けられるのに一人で行くのはもったいないと思い、5日の「浜名湖道場」新年初稽古の際、いつも一緒に稽古しているサトウくん、シンムラさん、タカバさんらに声を掛けると、みなさんからは「いいですねえ、ぜひ行きましょう!当日仕事あるけど、有給取っちゃいます!」との力強いお言葉をいただき、手前も含め計4名で芦屋へと向かうことになったのである。

4人ならば、新幹線で行くより車で行った方が圧倒的に交通費が安価で済む。しかし、まさかサトウくんの「ジャンク品満載座席浸水セルボ」で行くわけにはいかない。「名神は関ヶ原あたりの雪が心配ですよねえ」などと話していたところ、タカバさんが「ボクの車は4駆だよ」と申し出てくれたので、「じゃあ決まり!」ということで、当日はX-TRAILタカバ号で東名・名神を芦屋へと疾駆することになったのであった。

東名浜松西インターに入ったのが朝の7時過ぎ。タカバ号は、何とETC装備なのである。料金所で停車している車を横目にしつつ、「ふっふっふ、下がりおろう」などと言いながら、すいすいと豊川検察所などを通り過ぎていったのである。

滋賀県に入ると、やはり雪であった。関ヶ原から竜王までの区間は、そこだけ雪国の景色である。しかし、4WDタカバ号ならば、多少の雪など何ともない。ひたすら芦屋を目指すのみなのである。

かくて、名神西宮インターから阪神高速3号神戸線へと入り、芦屋のインターで降りて目指す芦屋市の体育館に無事到着したのが11時過ぎ。体育館地下駐車場へと車を入れ、阪神芦屋駅近くのお鮨屋さんでランチをとって再び体育館へと戻り、ロッカールームで着替えて、稽古場へと向かう。

稽古場で、手前が先月お邪魔したとき稽古に来ていた中学生のミウラくんと再会。イワモトさんとも1ヶ月ぶりの再会。イワモトさんには、稽古に参加する旨連絡を入れてなかったので、「誰だろうと思っちゃいましたよお」と言われる。すみませぬ。

そうこうするうちに、内田先生がお見えになる。4人で「よろしくお願いします」とご挨拶。内田先生とお会いするのは1年ぶりである。であるのだが、いつも御著書や日記を拝読させていただいているので、1年ぶりにお会いしたというような感じはなかった。

さて、稽古が始まった。あっという間の3時間であった。途中、技がよくわからずに先生から再三指導を受けた。やはり、ふだんからもっとしっかり稽古していなければ、と実感させられる。

他の3人に稽古の感想を聞いてみたところ、みなさん「よかった!」の一言。特に感動していたのは、内田先生から「実力は初段」と認定されたサトウくん。「いやあ、ホントによかったです。感動しました。」と、稽古終了後もずっとにこやかに笑みを浮かべながら、なかなか興奮さめやらぬ様子であった。シンムラさんも、「先生の説明がすごくわかりやすいですよね」と感動した面持ち。タカバさんは、手前と同様で「もっとしっかり稽古してから、もう一度来たい」と反省しきり。

稽古の後は、内田先生宅にて「鏡開き宴会」が待っている。手前たちは三宮に宿をとっていたので、まずはそちらにチェックインした後で、先生宅へと向かうことにした。

内田先生宅にお邪魔するのは、昨年の大学院ゼミ打ち上げ宴会以来である。もうすでに30人近くが参集して開宴している。

まずは「ぜんざい」をいただいて、乾杯。もう何ともいい雰囲気なのである。まるで、自分の家で飲んでいるような錯覚を覚える。パルマから贈られてきたという生ハムや特製のパスタなどに舌鼓を打ちつつ、先生からいろいろとお話をうかがう。まさに、至福の時間である。

楽しい時間が過ぎるのは早い。11時を過ぎたので、名残は尽きなかったが、先生のお宅を辞去させていただく。

浜名湖道場から参加した3名は、いっぺんに内田先生のファンになってしまった。特にサトウくんは深甚なる影響を受けたらしく、二言目には「いや、自分は内田先生のような武道家として…」などと宣うようになってしまった。

内田先生、それから芦屋道場のみなさん、お世話になりました。懲りずに3月の合宿にもぜひ参加させていただこうと思っておりますので、またその節にはよろしくお願いいたします。いろいろとありがとうございました。