4月27日(水)
火曜日。朝から外来の処置係になっていたので、早起きして8時に大学へ行った。9時になっても呼ばれないので外来に電話してみると、僕の当番は午後であることが判明。
一日が終わった夜、『橋弁慶』のおさらいをしながら車までの道を歩く。すると、我が愛車は直上の桜の木の樹液攻撃をまともに受けて、全車体がべたべた状態になっていた。鳥の糞とちいさな虫までたっぷりとこびりついている。
夜の間に靴屋の小人たちが僕の車をきれいに洗ってくれているということはもちろんなく、水曜日の朝に、大学の近くのガソリンスタンドで洗車を頼んだ。考えてみれば洗車なんてほぼ一年ぶりである。
夕方に車を取りに行くと、樹液コートは完全除去されていた。初めて頼んだ車内清掃なるものの効果を確認しようと後部座席のドアをあけてみると、なんとそこには見るも懐かしい2つの財布が鎮座していた。
一個は間違いなく去年の9月、合気道の合宿の帰りに紛失したマイウオレット。もう一個は、ここ一月ほど実は無くしていたマイウオレットJr.(恥ずかしくてだれにも言えなかったが僕はまた財布をなくしていたのだ)。
スタンドのお兄さんの話によると、2つの財布は床のマットの下に隠れていたのだそうだ。
桜の木が僕のお財布を二つも見つけてくれたのである。樹液で受益(ってノーゲインだけど)。
4月25日(月)
外来を終えた後、舞鶴道を通りながらカーラジオをつけると列車事故の報道。
4月23日(土)
木曜日から2泊3日のシンポジウムに出席した。
今回はN先生が当番幹事をされていたこともあり、以前から出席するのを楽しみにしていた。
このシンポジウムは東京と大阪で交互に開催されており、大阪で開かれる際は千里中央のビルで行うのが慣例だった。しかし、今年はN先生の英断によって淡路島のウェスティンホテルで泊りがけで行われることになったのである。
興味深い口演や特別講演、ポスタープレゼンテーションが多く、質疑応答も非常に活発な会だった。何人かの畑が異なる研究者と知り合いになれた。