« 橋のたもとで涙がほろり カエルの乳首はどこにある | メイン | 「アフターダーク」未読の人は読んじゃダメ(って言うてもみんな、読むんでしょ) »

双子の母は幸せも2倍なのです

9月9日(木)

予防接種を受ける生後3ヶ月の乳児の予診をする。3人で300人くらい診察した。

こんなに多くの赤ん坊を診察するのは生まれて初めてだった。基本的にみんな予防接
種を受ける元気がある子供達なので、大きな問題なく仕事を終えることが出来た。

それでも一つだけ困ったことがあった。普段、僕が診察しているのは大人の人たちな
ので、診察を受ける親子が僕の前に座ると、反射的にお母さんを診察しそうになって
しまうのだ。

赤ん坊というのは本当に一人ひとり違うもので、聴診器をあてるだけで泣き出す子も
いれば、目をきらきらさせてほほえんでくる子もいる。

双子も二組診察した。一組はお母さんが自分の妹と二人で子供を連れてきていたが、
もう一組はお母さん一人で双子を連れてきた。一人でも大変なのに、双子を育てるの
はなかなか大変そうだった。大変そうだったが、二組の双子の母親はどちらも幸せそ
うに見えた。

帰りに桜橋の『ちく満』で鴨なんを食べてから大学に行った。

暑い日だったが、ちく満ではベージュのブラウスがよく似合う女の人が、涼しげに鴨
なんといなり寿司を食べていた。

About

2004年9月10日 23:47に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「橋のたもとで涙がほろり カエルの乳首はどこにある」です。

次の投稿は「「アフターダーク」未読の人は読んじゃダメ(って言うてもみんな、読むんでしょ)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。