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でもいいなぁヘルシンキ

le 22 avril

3回目の『かもめ食堂』を見る。

映画をやるらしい、と知ったときから、
気にはなっていたけど、見に行けずじまいで、
そのまま忘れていたら、友だち3人から、
「絶対オススメ」と言われ、さらにそのちょっと後に、
美容師のお姉さんからも「マスモトさん絶対好きですよ。」
とオススメされたという、不思議な映画でして。

結局、DVDを買ってしまって、今回見るのが
3回目。

小林聡美・片桐はいり・もたいまさこが
出てる時点で、お気に入りになりそうな気配が
漂うわけですが、内容も確かに私好みで。

フィンランドが舞台なんですけど、
雑貨とか服とか家具とかが、かわいらしいんですよね。
色使いがぱっと明るくて目を奪われる感じだし。
こういう映画を見ると、フィンランドに
いつか行こう・・・と密かに誓う女の子は
多い気がする。

この映画、ただ食堂やってるだけの映画ではなくて。

エアギター選手権とかサウナ我慢大会とか
やってる国だけに、のん気で穏やかな人ばっかりが
暮らしてる国なんだろなぁ、と思って
フィンランドに来てみれば、そうではなく、
悩んでる人もいれば悲しみを抱えている人もいるって
ことに、気付いていくんです。
片桐さんともたいさんが。

小林聡美が食堂を営んでるんですけど、
この人は、結構大きな人で。
片桐さんのことももたいさんのことも、
あっさり受け入れていくし、
「やりたいことしかやらない」とか「毎日真面目に
続けていてダメだったら、やめちゃう。でも、
たぶん大丈夫」とか、「人は変わっていくものだ」
とか、いろいろいいこと言ってるんですよ。
ちょっとねじれたところがあるけど、
それ故に、強いところがあるというか、何と言うか。

自分探し的に、ふらりとヘルシンキに来た日本人を、
何気に現実に引き戻すのが、小林さんの役目っぽい。

私も、DVDを見ながら、現実逃避しつつ戻されつつ、
でも、いいなぁヘルシンキ・・・みたいな。

『かもめ食堂』のメインメニューは、おにぎり
なんですけど、ほんと、これ見ると、
おにぎりが食べたくなる。
コンビニおにぎりじゃなく、あったかいご飯を
握った握りたておにぎりを。
映画の中で、おにぎりは、日本人のソウルフードなんです
けど、そうですよねぇ。
やっぱり、白いお米がぴかぴかしてるおにぎりって、
おいしいし、元気が出るし。

おにぎりは、人に握ってもらう方がおいしいそうです。
コーヒーも、人に入れてもらう方がおいしいそうです。

話は変わって。
昨日、新聞で読んだんですが、休みの日の
睡眠は、仕事の日よりも2時間ぐらい長めに
とどめておく方がいいそうです。
そじゃないと、夜に自然な眠気を迎えられないから。

確かに、実際、寝だめなんてできませんもんねぇ。
休みの日にいくら寝ても、次の日、仕事で
早く起きたらまた眠いし。

そうなんですけど、やっぱり長く寝てしまう。

4月もあと10日ほどで終わりですが、
なかなか職場が上手く回らない。
で、毎日へとへとになっているらしく、
最近は、夜お風呂上がった後ぐらいに、
空白の1時間みたいなのが出てくるようになった。
はって気付いたら、ベッドで不自然な格好で
寝てたり、机に突っ伏してたりして。

うたた寝すると、風邪引くかもしれないし、
やだなぁ。
でも、勝手にそうなってるんだから、仕方ない
のかなぁ。

仕事で面倒なことがあっても、休みの日は
すっきり忘れたい。
で、また新たな気持ちで休み明けに、
仕事に取り掛かりたいものだなぁ。
最近そう思う。
休みを本当に家で休んでばかりいたら、
何か違うなぁと思ってきた。

そう思っていたら、あと3日ある4月中の休みが
予定で埋まってきた。
わぁーい。
出かけるのだ。

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2007年4月22日 23:09に投稿されたエントリーのページです。

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