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2005年12月 アーカイブ

2005年12月13日

さっちゃん、結婚について考える

le 12 decembre

9月に発売されたキリンジの弟さんの方のソロアルバムを
まだ買ってないにもかかわらず、11月に発売されたと知って
るんるん気分でキリンジのお兄さんの方のソロアルバムを
買いに出掛けてしまった私。

私はお兄さんの方が好きなんだな、きっと。

まぁ、薄々気付いてはいたんですけど。
メインに歌っている弟さんの声を聞いているふりをしながら、
実は、バックコーラスとして歌っているお兄さんの声を
ひたすら追いかける傾向があったんで。

以前、キリンジの曲を聞いて、嫌いな梅雨も嫌いじゃなくなるかも
しれないって思ったことがあって、だから雨の時期にはよく
キリンジの雨の歌を聞くんですけど、キリンジのお兄さんの方の
ソロアルバムは、寒くて好きじゃない冬を、もしかしたら
好きになれるかもしれないと思える雰囲気でした。
部屋にいるときは、エンドレスで再生。


さて、土曜日に、高校の頃からお世話になっている人に
会いに行きました。
何だかんだ言って、かれこれ長い付き合いをさせていただいていて、
いろいろと私のことも心配してくれている、とってもやさしい
思いやりのある人です。

実は(かどうかよくわからないですけど)、大学の頃二年半
アルバイトをしていたパン屋さんを、「今、バイト募集してるよ。」
って教えてくれたのも彼女でした。

で、この度彼女は、めでたく結婚をすることになりました。
いやぁ、これで来年私は結婚式に3件出席することになりましたよ。
なんと!
今まで一度もそういう機会がなくて、早く誰か結婚しないかなぁって
思っていたら、いっきに3件ですかぁ。
わぁーい。楽しみ。

余談ですが、結婚式に呼ばれた場合、お祝いっていくらぐらいする
ものなの?ってこないだ友だちに聞いたんですけど、したら
指を3本示したので、「3000円?」と言ってしまった・・・。
またまたー冗談言ってって言われたけど、確実に本気で3000円
だと思った。
きゃははは。

ところで、結婚するってとき、私はみんなわくわくしてるもんだと
思ってたんですよ。彼女以外の二人もそんな感じがしたし。
でも、彼女はあんまりわくわくしてないんです。
去年ぐらいから、結婚が決まる前から、結婚式には
さっちゃんも来てねって言っていたのに、そのわりに
全然わくわくしてない。
むしろ、心配事でつぶれてしまいそうな感じでさえある。
どうしてだろう?

そんな、根掘り葉掘り聞くのはおかしいですし、
詳しくわからないんですけど。
とりあえず、親のこととかが絡んでるみたいで。

内田先生が、『健全な肉体に狂気は宿る』で、結婚すると
もう一組の親ができて、今まで自分の親とは築けなかった
関係を相手の親と築く事だってできるよみたいなことを
おっしゃっていたじゃないですか。
私はそれを読んで、なるほどなぁ、いいなぁそれって思ったんで、
「・・・だそうですよ。」って話してはみたんですが、
そもそも相手のご両親は、自分の息子にさえ無関心な感じで、
彼女にもほとんど関心がないとしか思えないような空気を
かもし出しているそうなんですね。
先生、どうなんでしょうか、これ?

まぁ、自分の家族以外の家族ってのは、予想つかない部分が
ありますからねぇ。
つい先日も、友だちと3人でそれぞれの家族の話を
してたら、3家族とも驚きの連続でしかもおかしくって、
笑い転げましたけども。
うちら3人が中身だけ入れ替わって、それぞれ違う家に
帰ったらすごいことになるだろうねって。
そういう話から、もし自分の好きな人に自分の家族が
受容れてもらえなかったらどうしよう、自分が好きな人の家族を
どうしても受容れられなかったらどうしよう、ってちょっと
思ったんですけど。
無駄な心配かなぁ。

無関心な家族もいれば、関心ありすぎる家族もいますしねぇ。
私の知ってる人は旦那さんのご両親と同居してて、
自分の娘のように思ってくれるのはわかるけど、ちょっと
過剰で嫌だってことになって、結局離れて暮らすことになったんですよ。

そういうエピソードも話してみたので、
彼女的には余計に頭の中が混乱してしまったかもしれない。

なんか、いろいろ考えれば不安も出てきてしまう気がするので、
結局あんま深く考えすぎない方がいいのかなぁなんて思います。


てか、この日はお昼ご飯も入れて6時間ぐらい一緒にいて、
久々にしゃべり倒した感がありましたねぇ。

そういえば、彼女の妹さんが、彼女の発した
「これ全然おいしくないなぁ。」に対して、お姉ちゃん
使い方間違ってる!って指摘したそうで・・・。
その場にいたお母さんと彼女は、「全然おいしくない」
で正しいのだと主張したものの、妹さんは「全然おいしい」と
使うのが正しいと言い張り・・・。
間違ってないよね?って聞かれたので、私は、
「間違ってないですけど、残念ながら、今は“全然”は
肯定でも使えてしまうんですよ。」
と、答えました。
あとになって、とか言っといて間違ってたりしてって思ったんで、
広辞苑を引いてみたんですが、(俗な用法で、肯定的にも使う)と
書いてありました。
俗なんだ。

それから、ほんとにすごい提案だなぁと思いましたけれども、
彼女が私に弟さんとの結婚を勧めたという・・・。
ちなみに、お会いしたことはありません。
たぶん結婚式で、会うとしたら初めて会うことに
なるでしょうねぇ。
考えといてって言われても、何とお答えしていいのかわかりません、
って笑ってたんですけど。
しかも、弟さんもそんなことを急にお姉さんから告げられても、
おいおいおいってなるに決まってますから。
それが実現するかどうかは別として、彼女の気持ちみたいな
ものは、なんとなくですけどわかる・・・って言うと
偉そうだし変ですけど、何と言うか、わかる気がする。
いろいろ心配事があるんだなぁ。

途中で、ジュンクに行って本を物色。
彼女は、私がオススメする本を本当に読んでくれたりする
んですが、この日は内田先生の『知に働けば蔵が建つ』を
購入されました。
私が、買って帰ろうと思ってるんですって、その売り場に
一緒に行ったんですけど、したら私も買おうかなぁってことで。
二人して同じ本を同時に買ったという。
感想を聞くのが楽しみだなぁ。
内田ゼミ卒業生の一人としては、「はじめに」の出だしで
とりあえず爆笑なんですけど。
「豆知識」って書いてる人いたなぁ、みたいな。


うわぁ、雪が舞ってる。
寒いわけだ。

2005年12月16日

ハローワーク再訪・さわがしい卒業生たち

le 15 decembre

ハローワークの日。
2度目の認定日。

この認定日にハローワークへ行って手続きすると、
4,5日後に失業保険が振り込まれる。

認定日ってのは、それぞれ決められてて、行く時間も
ある程度決められているんですけど、すっごい簡単なこと
なんですよねぇ。
まぁ、認定日から認定日の間に、2回以上求職活動を
しなきゃいけないわけですが、それもビデオ講習とかに
参加すれば1回に数えられてしまうという。

最近、求職活動の定義みたいなのが変わって、
ハローワークにあるパソコンで求人情報を閲覧するだけ、
というのは1回に数えられないことになったんです。
私の場合だと、今日以降がその規則に当てはまるんですけどね。
最低でも半年間、働いているときに保険料を払っているとは言え、
決められた期間に求人情報を2度見るだけで
失業保険がいただけてしまうって、すごくないですか?
そりゃ、変えるべきだよ、と私は思ったんですけども。

でも、今日説明を受けると、パソコン閲覧の後に
職員さんに職業相談をすると1回に数えられるし、
ビデオ講習に参加しても1回・・・それを、ひと月ぐらいの
間に最低2回やるだけという。
パソコン見るだけじゃダメなのか!って怒る人もいるかも
しれないですけど、ほんと、すっごく簡単なことでお金が
もらえてしまう。
恐ろしい。

しかも、「急に変更になって最初はお困りだと思うので、
今回だけに限っては、今日のこの説明を1回に数えさせて
いただきます。」
って言われたんですよ。
私は、へ?と一瞬意味がわからなくて、思わず眉間にしわを
寄せて首を傾げてしまったんで、その説明をしていた人も、
何か、はっとした感じになって、「あっわかりますか?」
と、なぜか焦っていらした・・・というか、私がその人を変に
焦らせてしまったんですけど。
だって、自分の順番が来るまでの待ち時間は結構、と言っても
まぁ30分ぐらい?あるとは言え、説明を受けたのなんて
5分もないと思うんですよねぇ。
なのに、その説明を求職活動の1回に数えてしまうという
ことが、驚きで、彼の言っていることはわかってるんですけど、
えぇぇぇぇ!!みたいな、それでいいのか??みたいな。
ね。
今回に限っては、前回よりも楽になっているではないか!
ってことが、衝撃だったんですよ、私にとっては。
だいたい、パソコンの求人情報見るだけとか、あんまり
おもしろくなかったんで、ビデオ講習の方がいいなぁと思って、
前からビデオ講習に参加してるし、私。
今月はこんなことやりますよっていう紙をもらえるので、
それ見て、興味ある日に出かけていくんですけど。
だから、全然困らない。
なのに、5分足らずの説明を求職活動の1回に数えるだなんて・・・。

そりゃ、これだけ多くの人が失業保険の手続きに来るはすだわ。
みたいな。

私は、待ち時間の間に本を読みながら、密かに職員の人と
手続きに来てる人との会話に耳をそばだてたり、密かにときどき
周りの人を観察したりしてるんですけど、(本読んでるのか?)
本当にいろんな人がいますねぇ。
完璧にジャージ姿の人とか、自分が○をつけるべきところに
付けてなかったくせに指摘されてカチンと来てる人とか、
席は充分空いてるのに壁際に立ってる人とか・・・。
壁際にぬぼーっと立って待ってる人が、1人じゃなく5人ぐらい
いるってのが驚き。
結構席空いてて座れるのになぁ、なんで座らないんだろう。

ビデオ講習にしても、私が行った回では、メモを取ってる人ってのが、
確実に私だけでしたからねぇ。
あとの数名の参加者は、寝てるか見てるだけか本読んでるか・・・。
電話がかかってきて、普通にしゃべりだしちゃう人もいたりして。
まぁ、もう知ってる内容だったのかもしれないですけど。

本来、失業保険ってのは、今は失業状態にあるんだけど
これからがんばって求職活動しますって人に、その人が
安心して就職活動ができるように支給されるものなんですよね。
そのー、交通費とか生活費とかがある程度ないと、じっくりと
仕事を探すことができないから。
なんか、そんな説明を最初に受けたはずなんですけど、
そういう前提なだけで、ほとんどの場合がその通りに
なってないでしょうねぇ、たぶん。
探しているふりをしながら、もらえる分だけもらってしまえ的な
考えを抱いている人の方が多いんじゃないでしょうか。

私もそうなのかもしれない。
でも、なんか申し訳ないなぁって気持ちがあって、
だからいいような解釈で、次の仕事が始まるまでの時間を
無駄にしないようにやりたいことやって、しかるべき時間に
しかるべき家事(まぁ、家にいる限りは自分の役割
みたいなものがあるわけですので。洗濯関係とか洗い物とか
ご飯を炊くとかチロの散歩とか・・・)をやって過ごそうって
思ってここ2ヵ月半やってきてるんですけどねぇ。
一応。


さて、昨日は友だち2人に会うために三ノ宮に出かけたので、
ついでに本屋さんにも寄りました。
なんか最近、また冬眠の準備みたいだなぁと思うんですけど、
本とCDを買い溜めしてる・・・。
まだ読んでない本が1冊あるし読んでる最中のものもあるのに、
新たに小川洋子2冊、村上春樹1冊、メガネの本を1冊買ってしまった。
ちなみに、こないだ買ったけどまだ封を開けてもいないCDが
2枚あります。
まぁ、これからゆっくりじっくり聞いたり読んだりするんですけどね。

えっと、2人に会うのは1ヶ月ぶりぐらいかな。
前会ってからしばらくした頃に、内1人から、
今の仕事と本当にやりたいこととが違うんだけど、
どうしたもんかねぇという感じのメールが来たんですね。
だから、話聞きたいなぁと思って、それが今回のメインな
目的で、再び集まったんですけど、残業で遅れてきたその主人公
(になるはずだった人)が、「何やったっけ?・・・忘れた。」
と言ってしまったという・・・。
今日は解散やねっとひと笑いしてから、
結局いつものようにいろんな話が飛び交い、
11時前まで盛り上がりました。

これ以上遅くなると、電車がなくなっちゃう
(というか、この時点で最寄り駅まで電車ない人が1名)んで、
だいたい10時半から11時には切り上げるんですけど、
もし制限がなかったら、もうずーっとしゃべり続けられる
かもしれないってぐらい、毎回おもしろい。
今回は、一応やりたいことと仕事の兼ね合いみたいなのが
大きなテーマだったんですけど、それ以外にも、
暴れん坊将軍についてとか黒柳徹子さんについてとか、
クリスマスの憂鬱についてとか過去に密かに作っていたものに
ついてとか・・・あとゼミの思い出についてとか先生の
すごさについてとか。
何かもういろんなところに急に話が飛んだりもするんですよ。
まぁゼミと先生についての話は、うちらが内田ゼミの卒業生
だから、当たり前のように毎回出てくるんですけども。

ほんとにおかしいんですけど、うちら的には、自分たちが
なぜ内田ゼミに入れたのかってのが、今になっても謎なんですよ。
何がおかしいかって、実際、内田ゼミだったにもかかわらず、
その事実を疑ってるみたいな節があるからなんですけど。
少し前に、先生がブログにゼミ生を選ぶときの基準を書かれてて、
「3つの内どれもあてはまってない!」って話になりましたからね、
昨日。
まぁ、私はとりあえずよく笑うと自分で思いますが、
面接で笑ったかなぁってなって、
結局、基準が変わったのかも♪ってとこに落ち着きまして・・・。
どう変わったのかについては、全く誰も意見を述べず、
勝手に、まぁ変わったんじゃないかなぁみたいな終わり方。
あと、爆笑。

てか、会う度にめっちゃしゃべってるのに、その都度発見が
あるんですよ。
例えば、昔密かに作っていたものがあったってのは、今回の
発見の中の一つ。
それは、格言集であったり小説であったり歌であったりする
のですが、それについては今まで話さなかったし聞かなかった。
でも、3人が3人ともある程度密かにやってたってのが
おもしろいですよねぇ。

いやぁ、よく食べて飲んでしゃべって笑った。
で、興奮しすぎて油断しすぎてケータイ忘れた・・・。
お店を出てすぐのとき、1人が手荷物を忘れてて、
気付いたお店の人が追っかけてきてくれたんですけど、
そのときもわははーって言ってて、電車に乗って
ちょっと落ち着いたとき、はっっとして。
その時点では何にはっとしたのかわかってないんですけど、
何となく鞄を見たら、ケータイがなかった。
やばい、ケータイ忘れた!ってなって、
姫路まで一緒の友だちが、とりあえずお店に電話してくれて、
今日、彼女は仕事の休憩時間とかに、お店まで取りに
行ってくれてるという。
すっかり彼女のやさしさに甘えて、
明日の朝、彼女が仕事に向かう途中姫路駅で乗り換えする
数分の間に、私は自分のケータイを受け取ることに
なってます。
だー、なんてこった。
本当に申し訳ない。
ケータイに用がなくなった時点で、鞄にしまうべきだったなぁ。
私自身、そんなにケータイを使う人ではないので、
明日取りに行けばいいやっと楽観的だったものの、
そのケータイにはいろんなデータが詰まってますものね。
皆さまの。
それを想って深く反省。
ごめんなさい。

にしても、3人中2人が忘れ物をして行くという客も
めずらしいでしょうねぇ。
どれだけくつろぐねん、みたいな。
なはははは・・・。はぁ。
って、楽しいんだか楽しくないんだかよくわかんなく
なっちゃいましたね。

2005年12月24日

さっちゃん、書について考える

le 22 decembre

雪、積もりましたねぇ。
私が住んでる辺りで、12月に雪が積もるってのは
めずらしい。
しかも、屋根とか日陰とかの雪が溶けずに残ってる。

眠くなるので好きじゃないエアコンを入れてしまった。
電気ストーブじゃ、もう耐えられないから。

今日は冬至。
ということで、夏に父の畑でできたかぼちゃを食べ、
お風呂にゆずを。
ご近所さんが、庭になるゆずをくださるので、
ここ何年か、冬至にはちゃんとゆず湯に入るようになった。

さて、昨日は母も参加した、大正琴の発表会を
見に行って来ました。
うちの母も、もう5年以上やってると思うんですけど、
発表会を見に行くのは初めて。
何を思ったのか、見に行こうかなぁと言ってしまったので、
本当に行くことになってしまった。

大正琴なんて、おばさん達が気晴らしにやってるんだろう
と、侮るなかれ。
普通のおばさんもいれば普通のおじさんもいるし、
中には音大出身の人までいるのです。
演奏する曲においては、演歌や歌謡曲、はたまた
ジャズやタンゴやクラシックと、これまた多岐にわたる。
意外ですよね。

今回の発表会は、ある程度長い間弾きこなしてきた
人たちのものだったので、師範クラスの人もいっぱい
出ていて聞き応えがありました。
意外に。
母たちにしても、お稽古がちょっと苦痛になってきて
泣き言言ったりしつつも、根詰めて練習してきた甲斐が
あったなぁという感じで。

てか出演者の中に、同級生のお母さんが結構いて、
それは驚きでしたけど。
ま、うちの母の先生も、私の同級生のお母さん
なんですけどね。
昔は一緒にPTAの役員とかやっていたのに、
今は「先生」と呼んでいて、ちょっと変な感じ。


ところで、この時期になるとたいてい同じことを
思い、思い出す。

この時期といえば、年賀状ですよね。
やれやれ。
早く書かねば。

毎年、私は家の分(自営業なので)と父の分と
母の分とおばあちゃんの分とおばさんの分の年賀状を
とりあえず印刷している。
適当にソフトから選んで組み合わせて、何通りか
作ってどれがいいか決めてもらったりするわけです。
今年は、仕事辞めてちょっとだけしか出さないから
自分で書くわってことで、おばさんの分が
私の担当から外れた。

どうも、人の分をやってると、
自分のを書く前にやる気がなくなって来るので、
年々枚数が減ってきた。
しかも元旦に着かない、みたいな。
それでも、ほとんど年賀状でしかあいさつをしない人たち
には出さないとって思う。
一応元気ですよーって。

てかだいたい、ただ印刷してもねぇとか思うと・・・
裏にはメッセージをちょこっと書いて、
表は手書きにしようってがんばって書いてみたり
するんですけど、下手げに筆ペンとか使うと恐ろしい
ことになるんですよねぇ。

筆で字がもっと上手に書けたらなぁ。

そう思って、大学の頃再びお習字を習いに行ってたんですけどねぇ。
1年ぐらいかなぁ・・・で辞めちゃいました。

幼稚園の頃から小学5,6年生頃までお世話になっていた
先生の下へ再び行っていたわけですが、
目的が食い違ってる感じがして、嫌になってしまったんですね。
小学生の頃は、受験勉強が忙しくなってしまったんで、
塾一本に絞ろうってことで塾以外の習い事は全て
辞めちゃったんですけども。
まぁその頃から、お習字の先生にもかわいがってもらって、
いろんな賞をいただきました。
筋が良かったらしいですよ?
ははは。

で、音信不通だった元教え子が、大学生になって再び
わざわざ習いに来たので、なんかたぶん
先生は期待してしまったのかもしれない。
でも、当の私は、その道に進む気なんて全くないわけで。
私は単に、年賀状とかお祝いのときとかに、小筆で
さささっときれいな字が書けるようになりたかっただけ。

小学生の頃は、ほとんど習えなかったのですが、
とりあえず年賀状を書きたいので小筆を習いたいですって、
目的を伝えて再び門をたたいたはずなんですけど、
いつの間にか、大筆もやるようになってて、
昔みたいに級とか段とかもらえるやつに出品する方向に
なってて。
あれ?みたいなね。

今考えると、いろんなことを習ってゆく上で
宛名とかも「きれい」に書けるようになるんだろうなって、
思うんですけど、当時自分の中では、もう年賀状を書き上げる
ことだけが目的みたいになってて。
それで、なんか違うなぁと思って、大学を何より優先に考えてるし、
だから忙しいときはガチガチに練習もできないし
展覧会のお手伝いもできないって何度か話した気は
するんですけど、私が弱かったんでしょうねぇ。
(まぁ先生に強く出るのもおかしな話ですけど。)

で、結局、フランス行くんでとか言って辞めちゃって。
上達せず。
お手本見て、昔のかな文字とかをきれいな和紙に
清書することはできますけど、自分の言葉を葉書や紙に
小筆できれいに書くことはできない。
私が、何枚も何枚も練習して合格をいただけたものは、
書道の入口でしかなかったんですね。

うーん。
素敵な先生なんですけどねぇ。
和に精通してて絵も上手くてピアノも弾けて。
ちなみに男の先生なんですけれども。
この先、他の先生にお習字を習うってことはないだろうなぁ。
てか、その先生の欲・・・って言えばいいのかなぁ、
なんかそんな雰囲気のものが(出ている気がしてた)
私にとっては強すぎて、怖くて、そっちじゃない!って
なって辞めちゃいましたけど、続けていれば、
その内どんな字でもさらさらきれいに書けるように
なっていったのかなぁ。
ま、当分先の話でも、ずっと続けていたらなるでしょうね。

んなことを書きながら、字は上手い下手ではなく、
気持ちだよ、とふと思ってしまったりもする。
気持ちがこもっていれば見栄えは別にいいのだ、みたいな。
そうとも思うんですけど、なんかこうびしっときれいに
書きたいとも・・・。

About 2005年12月

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