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thes little shop of horors はジャック・ニコルソンの出るオリジナルが面白いです(監督はロジャー・コーマン!)

11月6日

今日は何もすることがないので、1週間分の日記を書いている。
それと、田口ランディさんのエッセイ「馬鹿な男ほど愛おしい」を読む。
最初に「できればムカつかずに生きたい」の引きこもりの兄の死について書かれた文章を読んで激しい衝撃を受けたけれど、でも家族の問題がある程度解決してしまったら徐々に文章から受ける衝撃の度合いが少なくなってしまうものか。。。と思ってしまっていたけれどやっぱりこの方は物凄く才能がある。

11月5日

まりりんたんと一緒に山本耕史主演の「リトル・ショップ・オヴ・ホラーズ」を見に行く。
16:50に渋谷で待ち合わせて、そこからてこてこと青山劇場まで歩いていく。
劇場に入る前に、一応楽屋口と駐車場の入口の位置を確認したけれども、今までのことを考えると楽屋口から出てくることはないだろう、という結論に達したので今回は出待ちなどはしないことにする。
「今回の役はね、花屋で働いている情けない男の人の役なの。そういう役だからずっと冴えない黒縁メガネをかけているの。だから今回のお芝居のパンフレットは買わないわ」と言っていたまりりんたんは、売店で「新選組!」の土方歳三の洋装姿のポスターを発見してしまったらしく、即座に購入していた。

席に座っていろいろ話していると急に劇場の照明が暗くなり、ミラーボールが回り始めてお芝居が始まる。
最近わたくしの視力が急激に落ちてしまったらしくて、まりりんたんから宝塚観劇用高級オペラグラスを借りないと小堺一機と上原多香子の顔が判別できなくてかなり鬱が入ってしまった。
肝心のお芝居は、エンターテイメント性が強くてけっこう楽しめたし、かつて河村隆一プロデュースでソロデビューした時には超絶に下手だった上原多香子の歌もちゃんと聴けるようになっていた。
しかし、ラストが主人公が人食い植物に食べられて終わるという近年稀に見るバッドエンドで少し驚いた。
これと、山本耕史が最初から最後までずっと冴えない黒縁メガネをかけ続けていて綺麗な顔がきちんと見えないことさえ無かったら。。。と思ってしまったけれども、仕方のないことか。

お芝居が終わってから、渋谷の「Bobby's_Cafe」に行って飲んだくれる。
そこで、大学の学園祭でミスコンを開催することの是非や、ミス&ミスター東大コンテスト開催にスーパーフリーのNo.2の人間が関わっていたということや、「ネットワーク・ハイ」というのが存在していてネット上に文章を書き込むことで躁病が誘発される場合があるということや、その他いろいろを話しているうちにいつのまにか12時近くになってしまっていた。
何か物凄く酔っ払ってしまった。


11月2日

上司のおじさんが出産祝いのお返しとして「超絶においしい中華料理」をご馳走してくれるらしいということで千歳烏山までついて行く。
そこで、貴重な黄色いニラを使った炒め物や、フカヒレと豆腐入りの春巻きや、北京ダックや、鮑とホタテの貝柱の出し汁が濃厚に含まれたリゾット風の炒飯などを頂く。
非常においしい。
最近物事が思うように行かなくて、少し落ち込んでしまっていたけれど、おいしいものを食べると少しの間確実に幸せになれる。
これが「小さくとも確実な幸せ」というものなのだろうか。


11月1日

猪口邦子新大臣の、青いお姫様ドレスがちょっと凄い。
「10年前の雅子皇太子妃殿下のご成婚の際に新調したものだ。」ということらしい。
確かに日本に住んでいる限りあのドレスを着る機会というのは滅多にないので、晴れの舞台にあれを引っ張り出して着てみたいという気持ちは分からない訳でもない。
しかし、大臣の認証式にあの青いお姫様ドレスを着てくるというのは、どうなんだろう。
「所詮は、晴れ舞台に嬉々として青いお姫様ドレスを着てくるようなタイプの人間なのだ」ということを世間に知らしめることにはならないのだろうか。
そういえば、猪口邦子新大臣は青いお姫様ドレスだけではなく、同じデザインで色違いのピンクのお姫様ドレスを以前着ていたような記憶があるのだけれど、どうなんだろう。


10月30日

今日は毎年恒例のハロウィンパレードが川崎で開催されるので、それに参加する。
JR川崎駅のホームで待ち合わせをして、会場に向かう途中に「そういえば去年の今頃は『新選組!』に凄まじいはまり方をしていた」「そういえば去年ここで『電車男』は本当に起こったことか作り話か、とか20代後半の女性がツインテールの髪型にするだろうかということを話し合ったな」ということを話した。 
今年のハロウィンパレードは例年よりもそうとう気合を入れて準備しているらしかったので、特設の受付があり更衣所としてテントが設営されている。
駅前をゴスロリの服を着た人や魔女の服を着ている人がいると、何となくハロウィーンっぽいなと思う。
今年は昨年と異なりPRに相当力を入れたせいか、仮装する人もそれを見物する人もものすごく多い。
 
更衣所のテントで、わたくしはメイド服に、まりりんたんはミニスカポリスの服に、まーべらすちゃんはインド人の服に着替える。
着替えてからそこら辺の雑貨屋を見て回って「細木数子キティがかわいくない」とか「リラッくまのポーチがかわいい」とかそんなことを話す。
それから、レストランでオムレツを食べてビールを飲んでいろいろお話などをしていると外から大音量の音楽が流れてくる。ハロウィンパレードの始まる時間になったらしい。
ということで、仮装した人の列の最後尾に並んで川崎の街のアーケードを一回りする。
今年は「スターウォーズ」に登場する帝国軍の兵士の服を着ている人はいなかったけれど、ケンタウルス族のように下半身が馬になっている人や、頭に直径1メートルくらいのお正月の飾り物をつけている人などがいた。頭にかぼちゃを被っている人や、ゴスロリの服を着た人はけっこうたくさんいた。
去年に比べると観客の数が圧倒的に多くて、なんか圧倒されてしまった。
仮装している人々の列や、目立つ仮装をしている人に携帯についているカメラを向けている人もたくさんいた。
パレードの最中には、「ザイン」の黒い服を着たお姉さんと白い服を着たお姉さんの衣装が「プリキュア」の主人公2人に似ているとか、そんな話をした。

パレードが終了して、仮装コンテストの結果発表は興味が無いのでそのまま抜けて着替える。
「さてこれからどうしましょう。」とわたくしが言ったところ、まりりんたんが「去年行った焼肉屋に行って焼肉を食べたい」と行った。わたくしは、去年ハロウィンパレードの後に焼肉を食べに行ったことや、その焼肉屋の場所を完全に失念してしまっていたのでいろいろととやかく言われてしまったが、京急川崎駅の前までいったところで焼肉屋の場所を思い出したので、そこに行って死ぬほどお肉を焼いて飲んだ。

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2005年11月07日 12:05に投稿されたエントリーのページです。

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