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麻生・F・太郎

7月24日

この2週間くらいずっと「身体と心の具合がよろしくないなあ」と思っていたら、身体に大量の老廃物が溜まっていた。
3時間ほどぬるま湯のお湯につかっていたら、どえらい量の老廃物が出てくる。
おそらく身体が再生しようと欲しているのだろう。
作業の効率がいまいち上がらないのもそのせいか。

7月23日

家でぼーっとしていると、少し大きめの地震が発生した。
「ん?この揺れ方はいつもの地震よりも大きいなあ」と思っていたら、震度5でけっこう大きかったらしい。テレビをつけてみたらJRや地下鉄がことごとく止まってしまっていたのでかなりびっくりした。
今年に入ってから、首都圏で起きた震度4以上の地震は既に3回。
これは都市機能を完全に麻痺させるような首都直下型地震の前触れ?なのか。

7月21日

中国人民元が通貨バスケット制に移行。(実質的には人民元の切り上げ。)
そしてロンドンで再び地下鉄の同時多発爆破テロ。
これらの出来事が何をもたらすのかは、わたくしには正確には予測することが出来ない。
しかし、これからわたくし達が安穏として何も考えることなく生活できる訳ではないということは確かなようだ。
既に近所のコンビニや吉野家などでは多くの中国人留学生がアルバイトとして働いており、池袋や上野の近辺には多くのパキスタン人が居住している。もはや日本は世界から隔絶した極東の島国ではない。中国経済が減速すること、ムスリムの人々の抱えている憎悪が増大することはそのまま直接私たちの生活に影響する。
そしてこのような不穏な時代に生きる私達は、どのように行動すればよいのだろう。

7月20日

眠い。
最近は特に何も特筆すべきすることをする訳でもなく、日記も特にきちんと書いているわけでもないのに何となく一日が過ぎてしまっているように思える。
最初のうちはただ単に疲れているだけだと思っていた。
しかしどうもそうではないらしい。
自分の考えを他人にも理解できるようにまとめて、それをテキスト上に文章化するだけの熱量をわたくしが有していないようなのだ。
何とか直らないかなあ。

7月18日

ようやく梅雨が明けたという。
でも、暑くて何もやる気がしない。

7月17日

最近ネット上で「モヒカン族」という言葉をよく目にする。
でも、「北アメリカ大陸北東部、ニューヨーク州のハドソン川上流に住んでいたネイティブ・アメリカンの部族の生き残りがブログをやっている訳でもないし、いったいどういう趣旨の団体なのだろう」と思っていた。
で、モヒカン族の人が書いた「モヒカン宣言」に目を通してみたりその他いろいろな人のブログを読んだりしているうちに、はてなで「モヒカン族」なるグループを結成しているブロガーの一団が存在していることを知る。
それで、モヒカン族の行動パターンなるものは以下の点に収束されるようだ(「モヒカン宣言」やその他はてなやWikipediaの用語の解説を読んで勝手に考えてみた)。

・何かIT技術をものすごく重視しているらしい。
・日本古来からの伝統の、いわゆる「ムラ社会」をものすごく敵視しているらしい。
・人々のネットの下の平等を強く信じているらしい。
・なので、一般社会で地位があるとされている人が間抜けなエントリーを書いていると思わず炎上させてしまいたくなるらしい。
・「情報の共有」ということに強いこだわりがあるらしい。
・身内同士の馴れ合い、ということがあまり好きではなくて殺伐な議論を繰り返して物の考え方をブラッシュアップすることを好むらしい。
・D・カーネギーがその著書「人を動かす」で説いたような、他人を説得したり喜ばせたり人間関係上発生する不要な軋轢を回避するような方法については断固として無視!の立場をとるらしい。

で、モヒカン族を名乗る人々がムラ社会の住人と争い、その後どうなるとかそのあたりのことはわたくしは良く分からない。分かるはずもない。
しかしネット社会も人が構成していると言う点では普通の社会と変わらないのだから、多くの人々がネット社会に参入するに従って徐々に普通の社会に似た感じになっていくだろうという流れと、インターネットがもたらす情報の流れの変化が伝統的な「ムラ社会」を構成しているアーキテクチャに変化することを促すという流れの2つが加速することは間違いないだろう、と個人的には思っている。

7月14日

こんにちは、USBメモリ。
そして今までありがとうフロッピーディスク。
フロッピーディスクと言えば、ちょっと前に麻生太郎総務大臣が電子政府構想についてとある記者の人に聞かれた際に、「電子政府が実現すれば、ペーパーレス化して紙の書類によって情報をやり取りする必要が無くなり、フロッピーディスクによって情報がやり取りされたり保存されたりするようになる」という恐ろしいことを言っていたので、ネットの住民の皆様が「この程度のIT知識しか持ち合わせていないやつに住基ネットの運用を任せられるか」という皮肉を込めて麻生総務相のことを「フロッピー」「麻生フロッピー太郎」「麻生・F・太郎」などの二つ名で呼んでいたことをふと思い出した。
しかし、現在のコンピューターを取り巻く状況下では、フロッピーディスクの1.4MBというのはちょっと足りなすぎる。ドクター中松の偉大な発明も過去のものになろうとしている。


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2005年07月28日 10:03に投稿されたエントリーのページです。

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