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とんでもなこと地獄

4月3日

3月21日の日記の文章の中でも「最近とんでもないことに巻き込まれているので、自分のブログの文章を書くことをうっかり忘れてしまっていた。」とあったけれど、今週はさらにとんでもないことが発生したので自分のブログの文章を書けるような状態に持っていけなかった。
わたくしの場合、何かが発生した場合それに対してすぐに脊髄反射的に文章が出てくるわけではなく、どうしても何も予定の入っていないまとまった時間がないと文章を書けない。だからいろいろな事が発生していると「ああ、またブログに書かなくてはいけないことが増えてしまった」と思うけれどもそれを文章化することができないのだ。
あまりブログ向きではないのかもしれませんね。
なかなか1週間に1回以上には更新頻度を上げることができない。

ところで、内田先生の最近のエントリーの「『希望格差社会』とオルテガ」シリーズがけっこうさくさくと読めてしまう。
でもこれはわたくしが読解力があることを自慢したいわけではなくて、わたくし自身が典型的な「大衆的人物」に甚大な被害を受けてきたというのと、内田先生がこのようなこのような文章を書いて発表せざるを得ない事情というのを想像するとどうしても居たたまれない気持ちになってしまう、ということがあるからだ。

4月2日

今年の初めくらいから「最近焼き肉を食べてないので、そろそろ焼き肉にでも行きたいなー。」とずっと思っていたけれども、なかなか実際に行く機会に恵まれなかった。
そんな感じなので、「わたくしの人生に焼き肉が足りません」ということをまりりんたんとまーべらすちゃんに常日頃から言っていたところ、本日ついに「わたくしの人生に焼き肉を補充する会」の開催に至ったのである。
13:00に下北沢の駅前で、まずまりりんたんと待ち合わせをする。
そして、わたくしが喉の調子がいまいち良くなかったので、モスバーガーで2時間ほどお話をする。
まりりんたんがオランダに旅行してきた話や、最近腹筋にはまっているという話などを聞く。
3時ちょっと過ぎにモスバーガーを出てカラオケに行く。
その途中に、「あいのり」に出演していた「歯医者」という人が開業した歯科医院を見に行った。
カラオケボックスに入って5、6曲くらい歌ったところでまーべらすちゃんがやってくる。
「新選組!のテーマ」や「日本印度化計画」など、いろいろ歌う。
16:30を少し過ぎたところで、「牛鉄」に移動。
ビールと焼き肉を一通り頼んだところで、まーべらすちゃんに電話がかかってくる。
まーべらすちゃんがお付き合いをしているM氏とそのお友達のN氏が、いろいろと情報交換をしたいとのこと。
4人掛けの席から、6人掛けの席に場所移動して、お肉を焼く。
暫しの間お肉を焼いていると、M氏とそのお友達のN氏がやってくる。
「情報交換」という話だったけれども、なぜか自衛隊の話と、自衛隊のものすごくえらい人であるM氏のお父様の話と、身近にいる変な人の話になってしまった。
その後、2時間半飲み放題で980円の沖縄料理のお店に移動して、かぱかぱ飲む。
まりりんたんに長時間説教されてしまったけれども、ちゃんと反省してるので許してください。。。

3月30日

この1か月くらいずっと咳が止まらなくて体力を著しく消耗している状態だった。
最初のうちは「風邪が治りきっていないのかもしれない」と思って1週間ほど放置して、その次には「もしかしたら花粉症にでもなっているのかもしれない。今年は特に花粉の量が多いという話しだし」と思ってさらに2週間ほど放置していたら、あまりにも職場で繰り返しげほげほとやっていたせいで、上司のおじさんから「そろそろ病院に行って診察してもらいなさい。今ホームページで近所の病院の診察時間を見ているところだけれども、明日のの午前中が呼吸器科ということになっているから、行ってきなさい」とまで言われてしまったので、休みをとって病院に行くことにした。
病院の受付に行って保険証と昨年診察してもらった時に作った診察券を渡す。
そして待合室で暫しの間待つ。
思っていたよりも早く名前を呼ばれて、診察を受ける。
お医者さまから開口一番、「ところで、先週から何か変わったことはありましたか???」と聞かれたので、「えっ???診察を前に受けたのは、ものすごい前のことなのですけど。」と思わず口に出してしまった。
すると、「……ああ、よく見てみたらちょうど一年前くらいですね。この時期に咳の症状が出るのであれば、花粉症でしょう。前回と同様に咳止めの薬を出しておきます。目のかゆみの症状もあるのであれば、その薬も出しておきます」とお医者さまが仰られたので、「目のかゆみの症状も無い事は無いですが、言われればそうかなと思うくらいなので咳止めだけでお願いします。」と言って診療を終えた。
それから少しの間待って会計を済ませて処方箋をもらい、その後に薬局で薬をもらってきた。
けっこう時間がかかるかもしれないと思って午前中休みをもらってきたけれども、思ったよりも早く終わってしまった。
かなりの空き時間が出来てしまったけれど、すぐに職場に戻る気分にもなれなかったので、病院の近くの喫茶店で本を読んで時間潰しをした。

咳のせいなのか、それともいろいろなことがあったせいなのか根本的な部分の疲労が抜けない。

3月26日

まーべらすちゃんからものすごく凄まじい話を聞いてしまったので、彼女の許可を取ってここに載せておく事にします。


私の上司に「ふくよかな体型で40過ぎになのに一見すると20代後半に見えて、いい人そうな感じだけれども実はそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」という人がいて、かわいそうなAさんという人がその「ふくよかな体型で一見いい人そうな感じだけれどもそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」の部署にいたのだが、この人は最初から嫌われていて、いつも理不尽に扱われていた。普通に仕事ができるし、技術系もかなり詳しいし、「ふくよかな体型で一見いい人そうな感じだけれどもそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」お気に入りのEさんなんかより、ずっと会社に貢献しているのに、いつも「君なんか全然だめだ」「何やってんだ」とばかり言われていた。このような上司から逃れたくて異動を画策していたが、「ふくよかな体型で一見いい人そうな感じだけれどもそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」に阻止されたため、叶わなかった。
その上、顧客のクレーム対応なんかも数多くこなさなければならなかったため、内からも外からもいじめられ続け、重大な病気で入退院を繰り返すような体になってしまった。そしてついに、治療に専念するため退職せざるをえなくなった。そのときは私は既に別の部署に異動していたので、詳しいことは知らなかったが、その頃にはもう本当に体調が最悪だったらしい。

その半年後くらいに、かわいそうなAさんが亡くなったという知らせがあった。
どう考えても、「ふくよかな体型で一見いい人そうな感じだけれどもそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」が遠因である。
一応在職時の上司だということで、かわいそうなAさんの父上から「ふくよかな体型で一見いい人そうな感じだけれどもそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」に電話があったそうだ。このあとが、またひどい。「ふくよかな体型で一見いい人そうな感じだけれどもそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」は、一応このことを自分の部署の人間には伝えたのだが、そのときに口止めしたのだった。「もう退職した人のことだから、あまりほかの部署の人に知らせないように。」と言ったらしい。違うだろう!周りに広く知られると「『「ふくよかな体型で一見いい人そうな感じだけれどもそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」』は人殺しだ」とみんなに言われるから知られたくないんだろうが!「退職した人だから」亡くなったことを知らせてはいけない、なんていう変な論理があるかい!

なお、私自身は、このことは、口止めを破った人から聞いて知った。「ほかの部署の人には言うなと言われてるが、まーべらすさんは元同じ部署だったから知らせたほうがいいと思った。それから今、部署内だけでかわいそうなAさんへのお花代を集めてるんだけど、よかったら参加してほしい」とのことだった。

気前のいい上司も昔かわいそうなAさんと同じ部署だったこともあったので、私が上司のところに行き、「かわいそうなAさんのお花代を今から出しに行くのですが、Sさん(上司)も、もし参加されるのなら、合わせて届けに行こうと思うのですが・・・」と言うと、「それじゃあ、これ、うちの部署みんなからということで出してきて」と、1万円を手渡された。自分の名前を出さずに、しかもそんな高額を。なんて奥ゆかしくて気前のいい!(さすがに、届けに行くときには「うちの部署からという名目ですが、実質はSさんからです」と伝えたが・・・。)ちなみに、このとき「ふくよかな体型で一見いい人そうな感じだけれどもそばに近づくと深刻に精神が蝕まれてしまう人」は、最も責任のある者であったにもかかわらず、2000円しか出していなかった。

わたくしも大学院にいた時にはほぼ同じような経験をしたけれども、「パワーハラスメントの結果人が死ぬような事態というのもあるのか!!!!!」ということに相当の衝撃を受けてしまったのでここに載せて「このようなことがありうるのだ」ということを少しでも多くの人に知ってほしいと思ったのです。


3月23日

今日から3日間、内田先生が上京して非常に過密な日程の中で講演活動と雑誌の取材を行う、いわゆる「死のロード」に突入する。わたしはその中の、内田先生と釈徹宗先生の対談を聴きにいくことにする。
お仕事を定時で強引に抜けてから、走って池袋のジュンク堂まで向かう。
ものすごく急いだけれども、わたしが対談の会場の4階の喫茶店に到着した時にはもう既に対談が始まってしまっていた。
「いきなりはじめる浄土真宗」と「はじめたばかりの浄土真宗」の両方を購入し、オレンジジュースを注文して会場の片隅にひっそりと座る。
釈先生は、「いきなりはじめる浄土真宗」の冒頭で"若年の頃はひんぱんに「あ、どっかで見た顔!」と言われました。初めて会った人に、「知っている人にそっくり」と何度言われたことか。"と書かれていたのですが、わたくしも「大学時代の知り合いのH磨くんにものすごく似てる人だなあ」と思ってしまった。
関西人には良くある顔なのでしょうか。

対談の内容はそれこそ縦横無尽にいろいろなことが話題に上ったけれども、わたくしが覚えている限りでは

・最近の人は「どうして?」と思うほど宗教情報に影響されやすい。
・「無宗教のお葬式」というのが最近流行しているんですけど、どうかって思うんです。
・内田先生が甲野先生と初対面の時に、甲野先生はものすごく具合が悪そうだったけれども、その原因は宇佐八幡宮の奥社でブッシュとビン=ラディンを呪い殺そうとする大量の呪術者の群れの邪気に当たってしまったから。
・釈先生が、古い日本家屋を改装してお年寄りのグループホームを始めたそうです。
・瘴気とか邪気に鈍感だと、どうしても人の輪から外されてしまうと思う。
・名酪のコーヒーに入れる「スジャータ」の名前は、お釈迦様が菩提樹の下で瞑想している時に乳粥を持ってきてくれたスジャータさんに由来しているが、でも名酪の社長は天理教を信仰している。どうしてこんな名前にしたのだろう。

というのがあった。

内田先生と釈先生にサインを頂き、わたくしがなぜかお土産に持ってきた「トイレットペーパーの形状をした書籍」をお二人に渡す。
その後は新宿のロフトプラスワンへ。
以下は文章が長くなってしまって10キロバイトを超えたので省略。

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2005年04月06日 14:31に投稿されたエントリーのページです。

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