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お台場の人たち対太目の人

3月8日

「ブログ時評」(←http://dando.exblog.jp/2198849/)というけっこう有名どころのブログに「公論を貧しくするネット右翼の病理」という突っ込みどころ満載のエントリーが掲載されたのでいろいろ言いたいことがあるのだけれども、お仕事がちょっと火を噴いてしまっているので短い時間だと火災が起きないようにうまくまとめることができないだろうなあ、なんて思うのでここに「建設予定地」の看板だけ立てて時間ができたときに書こうと思う。
でも、今週末もブログ用の文章を書く時間なんて微塵も無いだろうからいつかちゃんと書けるだろうか。。。
あと、トラックバックを打つのは全部書けてからで大丈夫かな。。。

3月6日

昨日「ネットはほどほどにする」と決意したにも関わらず、それでもネットを見続けてしまった2つの理由のうちの1つは宗教学専攻を中退した太目の人が週末にいろんな事を起こしてしまったからだ。
今回の争いの一番最初に太目の人がニッポン放送株を時間外に取得した時には「時間外取引で大量の株を取得したが、その株を誰から買ったかはわからない」というのが建前だったのに、外国人記者クラブの前で萩本欽一に似てるファンドマネージャーの人と事前に相談していたことをうっかり喋ってしまったり、ニッポン放送の大株主50社に「フジテレビが行っているTOBには応じないように」という書面を送っていたりしたことが発覚したりしたので、「ああ、これは太目の人が自殺点を2発打ってこれでおしまいということなのか。太目の人もこれから叩かれまくって大変なことになるなあ」と思っていた。
しかし太目の人に対する世論の後押しが何かの閾値を越えてしまったらしく、もう「株式取引上で反則をしたから、あなた退場!」ということで引導を渡したところで一度火がついてしまったお祭り騒ぎが止まらなくなってしまっているので、今回のお台場の人々の陰でニッポン放送株の買収に暗躍した汐留の変な形のビルの会社の中の人が、太目の人を経済的だけではなく社会的にも抹殺するべく迫撃砲を大量に仕込んでいるらしいということで、もう傍目から見ている人間には何がなんだかもうわからなくて大変というところまできている。

で、わたくしの個人的な推測としては事態は何らかの形でお互いに妥協点を見つけて収束に向かうのではないかと思っている。しかし、例えお台場の人々が完全勝利を収めて太目の人が手酷い制裁を加えられたとしても、今までの日本経済の発展を支えてきた「一応名目上は資本主義ということにはなっているけれども、その実態は社会主義というか会社主義というか、とりあえず諸外国が『資本主義』と呼んでいるものとは全く別物のもの」は否応無く対応を迫られるだろうし、もう少し上品で不必要に年長の人を逆撫でしない太目の人のフォロアーが登場することも止めることができないんだろうな、なんてことを考えた。

今の現状は、権力のあるところにお金や情報が集まってきたという状態からお金や情報のあるところに権力が発生する状態への移行期間であり、太目の人というのはそういう時代に必然的に現れたトリックスターなんでしょうなあ。と最後に付け加えてみる。

3月5日

今週の初めには生理痛がひどくて倒れそうだった。
その後に急にやらなくてはいけない業務が振って湧いてきてしまったので過労で死にそうになった。
でも、「過労で死にそうで幻覚が見えてます。キーボードの上に妖精さんが座ってるのが見えます。」となんて上司のおじさんには言えなかったので、そのまま業務をこなしていたけれども本当にこのままでは倒れる、と思った。
それで水曜日に同僚のお兄さんから風邪のウィルスをもらってしまうと、それまでがあまりにも不摂生な生活だったために速攻で扁桃腺が腫れた。
でも、「過労で幻聴が聞こえてます、というよりは風邪で熱があって喉が痛いですという方が他の人に理解されやすいからいいなあ」と思ってその日は残業せずにとっとと帰ってそのまま倒れこんで寝た。
その後2日間様子を見ながら騙し騙し仕事をしていたけれども、今日は遂に動けなくなってしまったので一歩も外に出ることなく「新選組!」のDVDを見たり「太阿記」の冊子を読み返して最近の自分の行いを反省しながら一日を過ごしている。

何事もやり過ぎというのはよくないけれど、特にネットのやり過ぎというのは良くない。
この事が多くの人に指摘されたり、実際にネット依存症になってしまっている人々が多いというのは何となく分かる気がする。(だからといって「ゲーム脳」を提唱している人に賛同するわけではないけれども。)
ネットを本当に長時間(←休憩なしで4、5時間以上くらい)やり続けていると、脳の一部だけが活性化されてそこだけを電気信号がぐるぐると回りつづけているような感覚がすることがある。
人がアルコールに嗜癖したりパチンコ等のギャンブルに嗜癖したりするのと同じように、情報が自分の脳内にオーバーロードされている状態に嗜癖するような感じだ。
そうなると正常な判断力とか思考力が鈍ってきてしまい、ずっとコンピューターの画面を見続けてしまったりだとか、大量の情報が脳内に入力されている状態に酔ってしまったりだとか、ネット上で遭遇した不快な現象に対して脊髄反射で対応したりだとか、そういうことをしてしまうようになる。
そういう状態になるのはやはりまずいと思うので、ネットのやり過ぎかもと思った時にはできるだけ外に出て歩く時間を取るようにしたり歌を歌ったりするようにしている。このようなことをすることによって脳の一部ではなく全体が活性化するのではないのかなあ、とわたくしは一応思っているからだ。

こんなことを書いてはいても、体具合が非常によろしくないというのについついネットを見続けてしまう。
いい加減にやめておきたい、とは思っているのだけれども。

コメント (3)

H. T.:

Q-chan, gogaku no class de issho datta H. T. desu. Saigo ni atta no wa 5, 6 nen mae no koto nanode, mou wasure rare chatta kamo shirenai ne. "Backy" to ieba, omoidashite moraeru de shou ka. (Jibun to shite wa, mukashi no haji wo moyoosu namae dakedo.)
Roma ji shika utenakute gomen ne. Daigaku toshokan no PC ni, nihongo nyuuryoku kinou ga haitte naino desu. Ima, America de benkyou shiterun dayo.
Nikki wo mitsukete, natsukashisa no amari kakikon jatta yo. Jitsu wa zuibun mae kara Uchida-sensei no blog wo haidoku shite ru no dakedo, ukastu na koto ni, kyou no kyou made, Q-chan no blog no sonzai ni kidsuka nakattanda. Q-chan no kaita bunshou wo yomu no wa hajimete nanode, yomi fukecchatta yo. Kore kara mo nozokasete morau ne. Ja!

kyuden:

うおおおおおおおおお!

バッキーさまお久しぶりです!
まあ、あまりここに身元がわかるような情報を書いてしまうといろいろまずい状況下にあるのですが、そうですか、アメリカの大学から書き込んでいるのですか。

この日記は鬱の病状がだいぶ落ち着いてきた1年半前から連載させて頂いてます。遅筆な物で、一週間に一回とか10日に一回とかしか更新できていませんが、とりあえず今のところ途切れることなく書いております。
内田先生は私の合気道の兄弟子にあたるので、その縁でお願いしてこの場所に置いて貰っています。

情報を公開しても差し支えない範囲で、近況を教えて頂ければ幸いです☆

H. T.:

Yaa Q-chan, ohenji arigatou. Uchida-sensei to chokusetsu no oshiriai nante, urayamashii kagiri desu yo. Kono blog wo miteru

hito wa minna sou omotteru nja nai kana.//

Tokorode "Backy" wa yamete kure. Omoidasu to hazukashi kute

shinisou ni narunda.//
Saigo ni atta toki mo utsu de nayanderu tte itte ta kedo, ima mo mada burikaeshi tari suru

ndane. Ano toki wa mada otagai 20 wo chotto sugita dake datta kara, "Aa, Q-chan wa kokoro no

naka ni mada shishunki no shippo ga kuttsuite run dana," gurai ni omotte tanda. Demo, ima mo

mada nayami no ooi Q-chan nandane. ("Naya-Q" to yobou, Watashi no naka de.) Taihen kamo

shire nai kedo, souiu notte bunshou wo kaku riyuu ya gendou-ryoku ni naru koto demo aru

yone. Nikki yomasete moratta kedo, Q-chan omoshiroi bunshou wo kaku yo nee. O misore

shimashita.//
... Nanka uchuujin mitai na shaberi kata de nai, watashi? Aikawarazu nihongo utenakute

gomenyo. Jitaku ni aru PC dewa nihongo uterun dakedo, Internet ni tsunagara nai you ni shite

arunda. Gotabun ni morezu, watashi mo ichiji net ni hamacchatta kara ne. Osekkai wo shouchi

de iu kedo, Q-chan mo 2-chan wa hodo-hodo ni shitoita hou ga iiyo. Are wa hito no

TAMASHII wo mushibamu mon da yo. Iyaya maji de.//

Saigo ni kinkyou houkoku wo. Saikin no watashi

no ariyou wo hitokoto de arawasu to, "hera-hera," moshiku wa "hyahhou!" desu. Kocchi no

daigaku ni wa 9 kagetsu mae ni kitanda. Tanoshiku yatteru yo. Aikawarazu mae to onaji bunya no benkyou wo shite

ori masu. Zutto nihon ni kaette nai mon dakara, atashya ano "Matsuken Samba" toiu yatsu datte

mita koto nain da kara.
Ko~shin tanoshimi ni shiteru kedo, shigoto de tsukareteru mitai dakara, anmari muri shinai

de ne. Ja!

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2005年03月10日 10:42に投稿されたエントリーのページです。

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