2月19日
今日もお稽古に行ってきた。
しかし、今週もまたブログ上には公開できないけどちょっと嫌なことがあった。
お稽古が終わった後は人生に疲れていたので、大戸屋でごはんを食べたり「ダ・ヴィンチ・コード」の続きを読んだりして時間をつぶした後、シネマライズの裏側にあるライズエックスで「JACKASS」を見ることにする。
この映画?はダウンタウンも大絶賛していたらしいのだけれども、単純に内容を説明すれば、スーパーマーケットのカートに乗って遊んだりだとか、家の中にトカゲを入れて両親を驚かせて遊んだりだとか、爆竹を鳴らして遊んだりとかするお子様の悪戯を凶悪にパワーアップさせたもので、家の中に本物のワニがいて両親が驚愕していたりだとか、真夜中に寝室の中で大量の爆竹が鳴らされたりだとか、ローラースケートに大量のロケット花火を装着して、ロケット噴射で前に進んでみるとかという、そういうマイク・マイヤーズもびっくりの激しく下らない映像が2時間続くというものである。
当初はMTVで5分間のミニ番組としてスタートしたものが、体を張った下ネタが好評で30分番組に格上げになり、さらにはTVでは過激すぎて放映できなかったものが映画版として劇場公開されることになった、らしい。
このようなものを激しく推奨すると明らかに人格が疑われそうな気がするけれども、いまわたくしは人生に疲れているのでとりあえず激しく笑えるものが必要なのだ。そういうことにしておこう。
2月17日
お仕事が終わってから切込隊長のイベントに行くために「物体」の一部を持って新宿ロフトプラスワンへ行く。
しかし、終了時刻の10:00になっても隊長は遂に現れなかった。
後でエントリーされた文章の内容によると、「山手線で新宿まで移動中に偏頭痛の発作を起こして意識を失い、そのまま山手線を4周したところで駅員に起こされた。」とのこと。
うーん。やはり人間ドックの際にお医者様に言われたことの全てを励行できなくとも、せめて質の高い睡眠と水分を多めに取って、脳を最大限に働かせることの出来る期間をできるだけ長くするような処置を取ってもらいたいと思うところなのです。
2月16日
スーパーでお買い物をしていたら「壬生菜」を発見したので買う。
この壬生菜は、司馬遼太郎の「燃えよ剣」の中では山南さんの大好物であり、「燃えよ剣」の設定では山南さんをものすごく嫌っていた土方歳三が壬生菜を決して口に入れようとはしなかったというエピソードがある。
この話はおそらく司馬遼太郎の創作であり、史実がどうだったとかはわからない。でも壬生菜がどんなものであったか試しに食べてみようと思って、家に帰ってから壬生菜を沸騰したお湯に20秒間つけて水を切ってから醤油をかけておひたしにして食べてみる。
茎のところの食感がシャキシャキとしていて、なかなかおいしい。
しかしこれを食べていると、どうしても堺さんがものすごく貧乏だった時代にそこら辺に生えていたタンポポを摘んできて湯がいておひたしにして食べていた、という話を思い出してしまう。
それともう一つ「新選組!」関連で、久しぶりに2ちゃんねるの大河ドラマ板を見ていたら、新徴組に女性隊士がいたという話が出ていた。
名前は「中澤琴」という人で、当時で身長170cmを超える非常に大柄な女性だったらしい。
「新選組!」の中で土方歳三の許婚であった「お琴さん」はこの人をモデルにしており、当初の三谷幸喜の台本では土方歳三を追って浪士組に入り、そのまま京都まで行ってしまったという話になっていたらしい。でも、時代考証の人から「ドラマ上に中澤琴を登場させるのはどうか」という話になって、結局このあたりのエピソードが全部カットになってしまったらしい。
2ちゃんねるの書き込み以外にまだ裏が取れていないのでこの話が真実であるとは断言できないけれども、これが本当であれば、登場人物紹介でお琴さんが「土方歳三を追って京都まで行く」と言われていたのに結局そのエピソードが出てこなかったことや、お琴さん役に「身長が高すぎて山本耕史と抱き合っていても全く色気というものが感じられない」と言われていた田丸麻紀がキャスティングされたことなど、今まで疑問だったことの辻褄があう。
浪士組が京都に向かう際に、近藤勇や土方歳三や山南さんや内田先生のご先祖様に加えて、男装したお姉さんもその隊列に交じっていたのだ、と想像してみるとけっこう楽しくなってきた。
追記:史実では、土方歳三の許婚を名乗っていた「お琴さん」と新徴組隊士の「中澤琴」は別人だということをまりりんたんにご指摘頂きました。すみませぬ。
2月13日
今日は「物体」を溶かして型にいれて固める作業をする。
この作業の詳細は去年の2月11日に既に書いていて、大体こんな感じであるけれども↓
というわけで今日は物体の仕込みを行う。
物体の仕込みといっても原料から作るわけではなく、ただ単に材料を買ってきて溶かして型に流して固めるだけである。
でも、これだけの作業なのにうっかりしていると結構失敗する。
物体は極端に水を嫌うので、使用する道具は丁寧に洗った後に完全に乾かさないといけない。少しでも水分が混ざってしまうと表面に粉が吹いてしまう。
それに、物体は熱を加えすぎてもいけないので、繊細な温度管理も必要とされる。よく言われることとしては、最初に33℃まで温めて液体状にした後、よく外気と混ぜ合わせ、その後に一度物体が凝固する寸前の28℃まで物体の温度を下げ、最後に再び30℃まで温めて入念に練りこむと物体は金属状の光沢を放つようになる。
そして、30℃まで温めて入念に練りこんだ物体を型に流し込んで冷やして固めれば一応出来上がり、ということになる。
今回は作業中に温度計が割れていて使えないことに気づいて、大変なことになった。
「今からスーパーに行って新しい温度計を買ってこようか」とも思ったけれど、溶かしている最中の「物体」が無駄になってしまうので、そのまま作業を続行することにした。
「物体」の作成には温度管理が不可欠なので無謀な試みではあるけれども、粒子のキメの細かさを逐一チェックしながらやってみたら、そこそこの出来になった。
来年はもう少し高度な作業をしてみることにしようかな。