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魔の差す日々

11月13日

 寝坊した。(のでお稽古に行けなかった。)
 ちょっといろいろと思うところがあるのでそれについて書こうと思う。
 最近あちこちのサイトを読んでいて凹んだりだとか鬱になっていたりしていたのだけど、人としての「歪み」とかそういうものがいろいろと人の行動や物事の判断に影響を及ぼしているのだな。ということを改めて思い知らされた。
 人としての歪みが少なければ物事はクリアーに判断できる。
 しかし、普通ならしないような選択、普通ならしないような判断が行われる時そこには過去のトラウマだったりその他いろいろの「人としての歪み」が存在している。
 簡単な例を挙げれば、元巨人オーナーの某ナベツネ氏などは「人としての歪み」がかなり大きくなっているのではないかと思う。巨人軍の成績が自分自身の自我を直接に支える基盤になっているからこそ、金で他チームの選手を買い漁るような球団経営を行って「常勝の大巨人軍」という幻想に縋っていたように思える。
 その他、他人から見ればつまらないことに固執しているような場合は多くの場合「人としての歪み」が影響している、らしい。そして人が投資だったり会社経営だったりに失敗する場合、多くのケースではその「人としての歪み」が物事の「機」を適切に判断するのを阻害している、らしい。
 こういうことを書いていても、わたくし自身も十分に「人としての歪み」が大きい人間であるので、様々な局面で適切な判断を行えるように細心の注意を払っている。大学を卒業してかなりの年月が経過してから合気道にのめり込むようになったのも「人としての歪み」を少しでも是正しようという試みでもあった。
 最近わたくしの近辺にいろいろなことが発生しているのだけれども、それでも自分自身に内在する「人としての歪み」を少しでも是正しようとする試みを止めてはいけないということと、他人の持つ強大な「歪み」の発する力に巻き込まれてそれに影響されてむやみに怒ったり不安になったりしてはいけないということの2点は極力気をつけていこうと思った。
 それにしても、非常に眠い。

11月12日

 この1週間くらい絶不調で魔が差しっぱなしの状態が続いていたので、日記を書く気になれなかった。よくよく思い出したら、おうちのマシンが起動しなくなったのも魔が差してCドライブ直下の明らかに危なそうなファイルを移動させてしまったのが原因だし、その前にも職場のマシンの共有フォルダに置いてあるWordファイルを誰かが開いている兆候が明らかにあったのに、魔が差してそのファイルを私が思い切り上書きしたせいで上司のおじさんの半日分の作業を消去してしまったとか、その類のことを連続して発生させていて非常に危険な状態だった。
 しかしこう「魔が差している」状態ではどうしてこんなに注意力散漫になって普段なら絶対気づくはずのことを見落としてしまうのだろう。
 良くないなあ、と思いつつそれでも一日に十数回くらい思い出し怒りというものをやってしまい「あの女むかつくむかつくむかつくむかつく(以下略)」というようなことが頭に浮かんでしまった。
 でも、睡眠を良くとったり入念に呼吸法を行ったり甲野先生のホームページにあったように葉っぱものの野菜を15秒ほどさっと湯がいておひたしにした物を食べたりしているうちに少しずつは回復してきた。
 はあ。 

11月7日

一応昨日の夜にいろいろと悪戦苦闘していたらとりあえずマシンのリカバリには成功した。
(マシンを初期化してしまったので過去の日記のアーカイブやその他貴重なファイルは消えてしまったけれど。)
でもOSがWindows98無印になってしまったため、ネットワークにつなぐことができない・手持ちのソフトをインストールできないなどの他いろいろの困ったことが生じている。
最近しばらくネットにつなぎっぱなしの状態が続いていたためしばらくは自粛するか、それとも新たにOSを買い換えるかちょっと悩むところではある。
ネットへの接続方法は調べればいろいろとあるかもしれないけど。
 秋葉原へOSの値段を調べにいったけれど、やっぱりちょっと高いなあ。
OSを入れ替えるか、それともネットの接続方法を変えようか。。。 

11月6日

 おうちのマシンをメンテナンスしていたら、うっかりして消してはいけないファイルを思いっきり消してしまったので起動することができなくなり鬱。○| ̄|_
 現実逃避のためにインターネットカフェに逃げてまりりんたんから借りた堺さんの出演している「ハニカミ」と「婚外恋愛」を見る。
 それにしてもマシンを何とかしなくてはなあ。
  
11月3日

 ケリーとブッシュでは、ブッシュの勝ち。
 日経の社説でも書かれていたけれど、東海岸の上のほうと西海岸と湖のまわりの州だけがケリーを支持していて残りの大半の州がブッシュを支持している、という形でものの見事に2つにきれいに分かれている。
 こんなに構造がシンプルに2分化されていていいのかという感じ。

ちょっと前にMSNのコラムで「すし食う人々」という題名のものがあって、そこでは民主党支持者は寿司を好んで食べて共和党支持者は生魚を食べないという趣旨のことが書かれていた。(そしてジョージ・W・ブッシュは親日家という触れ込みなのにお寿司が食べられないらしい。)
 日本でも徐々に社会の成員の二極化は進んでいるけれど(2ちゃんねる的に言えば「DQN」と「DQN」じゃないという感じで)アメリカはさらにもっと二極化が進んでいるということなのか。

11月2日

 ミキティーとほりえもんでは、ミキティーの勝ち。
 でも、ほりえもんが最初に近鉄買収に名乗りを挙げてから一気に球界再編が進んだのだから、また大規模な祭りを引き起こして日本社会の新陳代謝を促してほしいと思う。 

11月1日

 もう11月。
 そして今日は新札発行の日。
 ATMからお金を引き出したら野口英世に遭遇した。
 まだ見慣れていないせいなのか、どうしても有り難みを感じないなあと。 

10月31日

 今日はハロウィンの日。
 「新選組!」で土方歳三を演じている山本耕史と藤堂平助役を演じている中村勘太郎の誕生日でもある。
 ハロウィンなので川崎まで行ってハロウィンパレードに参加する。
 まーべらすちゃんはアメリカの仮装用お洋服サイトで買ってきたルネサンスの人のお洋服を。
 まりりんたんは会津に行ったときと同じく新選組のだんだらを。
 そしてわたくしは手持ちの銀のスパンコールドレスを着てキラキラした髪飾りとキラキラしたロッドを持つことにする。
 着替えるまでの間に、最近話題になっている「電車男」が実話かそれとも作り話なのかという話と「ツインテール」の髪型を普通20代半ば過ぎの女子がするかどうかについての話などをする。
 (しかしわたくしはスパンコールのドレスに合わせるために、思いっきり髪型をツインテールにしていた。困った。)
 諸般の事情により荷物を置くことができなかったので仮装しているのに荷物は持って歩くことにする。ちょっとやる気ないかも。
 他の人は、4人の集団で「スターウォーズ」に登場する帝国軍の兵士の服を着ていたりだとか、「ゲゲゲの鬼太郎」のぬりかべの扮装をしていたりだとか、お姫様のかぶりものをして女装していたりだとかして、けっこう気合が入っている。
 で、ハロウィンパレードの最後方で他の2人から「他人に使われるのは嫌だ。何とかして起業したい」とか「大学時代に語学クラスが一緒だった人で、真っ当に働いている人があまりにも少ないのでどうしよう」とかいう話を聞きながらたらたらと川崎駅前の商店街を一周する。
 このハロウィンパレードは仮装して参加しているのはほぼ素人の皆様なのだけど、それでも見物人の人が大勢いて携帯についているカメラで写真を撮ったりしている。
 そんな感じなのでわたくしたちも沿道の皆様に向かってつられて手を振ったりしてみた。
 川崎の街を一回りするとさすがに体力を消耗してきたので、パレード終了後に着替えて京急川崎駅のガード下にある焼肉屋に行って飲む。
 最近ずっと焼肉を食べていなかったので、焼肉の存在が非常にありがたく感じる。
 焼肉屋で会津に行ったときのお土産を配ったりだとか手持ちの「新選組!」の資料を回し読みしたりする。
 まーべらすちゃんは全く「新選組!」を見ていないので、熱心に「新選組!」の資料を読みつづけるわたくしたちを怪訝な目で見ていた。すみませぬ。
 2時間ほどお肉を食べた後、今日は「新選組!」で絶対に見逃すことのできない回だったので8時におうちに到着するように帰ることにする。
 今回の「決戦、油小路」は物凄く素晴らしい出来だった。
 「新選組!」を見ていない人は多いだろうと思うけれど、これは歴史に残るドラマなので今からでも是非とも見てほしいと思う。
   
10月30日

 切込隊長のサイン会に行ってきた。
 隊長のおとといのブログを読んだ感じではお客が少なそうな感じだったけれど、行ってみたらけっこう込んでいた。
 山形浩生氏が「オタクだらけだった」とコメントしていたけれど、わたくしが見た感じでは普通の人の方が多めで女子も何人かいたと思う。
 切込隊長に「脚本と演出がものすごくて、『なんでんかんでん』で働いていた人が抜擢されて出ていて、2ちゃんねるでも叩かれていた某月9ドラマ」の話をしたら思いっきりひかれた。当たり前か。
「何て書けばいいのかな???」と聞かれたときにとっさによいフレーズが出てこなかったのが鬱。
今思い返せば「全ては光ファイバーのために!」と書いてもらえば良かったかも。

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2004年11月14日 22:53に投稿されたエントリーのページです。

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